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【01】4,000円くらい、格安ディスクグラインダーの実力検証!本当に使えるのか?

皆さん、こんにちは!今回は格安ディスクグラインダーについて調査してみました。アマゾン、ヤフーショッピング、楽天などで手軽に入手できる、お値段がお手頃なサンダー。本家マキタ製と比べると、価格差はかなり大きいですよね。果たして、これらの格安ディスクグラインダーは本当に使えるのでしょうか?

まず、本家マキタ製は約12,000円。一方、こちらの格安ディスクグラインダーは約4,000円(充電池と充電器は別売り)。一見すると大きな差がありますが、果たして格安ディスクグラインダーは使えるのでしょうか?

重要なポイントとして、格安ディスクグラインダーは3段階に速度を切り替え可能という利点があります。これに対して、本家マキタ製はたぶん速度切り替えなしのものが約12,000円程度。速度調整が可能な格安ディスクグラインダーは、作業内容に合わせて柔軟に対応できる点で魅力的です。

また、本家マキタ製は多種多様なラインナップがあり、その中から自分のニーズに合ったものを選ぶ楽しみもありそうですね。ただし、その分価格もバラエティ豊か。格安ディスクグラインダーは予算にやさしく、基本的な使い方において十分な機能を提供してくれるかもしれません。

格安ディスクグラインダーにはリーズナブルな価格と多機能性が備わっていますが、一方で本家マキタ製の信頼性や耐久性も考慮しなければなりません。果たして、お手頃価格ながらも本当に使えるのか?それはあなた次第。使い勝手やパフォーマンスについて、じっくり比較検討してみると、理想的なディスクグラインダー選びができることでしょう。お楽しみに!

グリスアップ

先ずはお約束のグリスアップです。一部で「グリスが少なくて音がうるさい」との評判がある中、早速ネジ4本を外してグリスアップを試みてみることにしました。開けてみると、なんと中には青いグリスがたっぷり充填されているではありませんか!

回転部を開けてみたところ

これには正直、驚きと興奮が入り混じります。青いグリスとは一体何なのでしょうか?これが潤滑剤として使用されているのなら、なぜ格安なのにこんなに贅沢に使われているのか、不思議ですね。

しかし、外部からの情報や評判とは裏腹に、見た目通りしっかりとグリスが充填されているように見えました。グリスの少なさが原因で音がうるさいという心配は杞憂だったようです。

結局、グリスの状態が良好だったため、特に手を加える必要がないと判断し、そっと筐体を閉じました。青いグリスの秘密については未だに解明できていませんが、少なくともグリスの不足は問題ではなさそうです。



円盤の内径問題

次は、替え刃・砥石・ディスクの内径と、ディスクグラインダーに付属するフランジ・ロックナットの不一致問題を解決します。

付属のフランジ(左)とロックナット(右)
上の画像の裏がえし

一般的な日本国内で使われている円盤の内径は15㎜。しかし、格安ディスクグラインダーの標準フランジ・ロックナットは内径16㎜用の設計となっています。これでは円盤を取り付けることができないため、さっそく格安フランジを探すことにしました。

市場にはさまざまなサイズや仕様のフランジがある中で、ディスクグラインダーにピッタリ合うものを見つけることは意外と難しいものです。しかし、フランジが合わないという問題は、ディスクグラインダーの本領発揮ができないという大きな障害となります。

付属フランジの突起外径(16㎜用となっている)
付属ロックナットの突起外径(16㎜用となっている)

格安ですませたいので、解決策としてネットを駆使することにしました。

近所のホームセンターでは該当のアイテムを見つけることができず、そこで頼りになったのが「Amazon」。400円程度の手ごろな価格で、寸法もしっかりと記載されていたので、即座にポチることができました。

この特別なフランジ・ロックナットには大きな特徴があります。通常の標準ロックナットではカニ目スパナを使用する必要があるのに対し、今回のアイテムなら17㎜ソケットなどでオペレートできるのです。これにより、作業がスムーズに進行し、手間をかけずにディスクの取り付けや交換が可能になります。

400円のフランジ突起外径(15㎜用となっている)
400円のロックナット六角部の寸法

フランジには、ディスクグラインダー側に合わせた2面幅のキー溝が必要ですが、それもピッタリです。

付属フランジの2面幅
400円の2面幅

400円程度の出費で、15㎜径の対応と大きな利便性を手に入れたことは、まさに救世主の登場ですね。



ハンドル貧弱問題

格安ディスクグラインダーの最新報告です。フランジに必要なキー溝も完璧に解決し、本家と同じように使えるようになりました。しかし、次なるネックは右側または左側に取り付けるハンドルの脆弱な構造でした。

このハンドル、中が空洞で肉厚も薄く、ハードな使用には耐えられない構造となっています。特にヘビーな作業や長時間の使用には不安を感じる部分です。ただし、私のようなちょい使いであれば、これが問題になることはないでしょう。なぜなら、正直言ってハンドルをつけて使うことはほとんどないからです。

実際、ディスクグラインダーの使用シーンや用途によっては、ハンドルを装着せずとも問題なく操作できることもあります。軽い作業や短時間の使用なら、これまでの問題点が影響することは少ないでしょう。

ハンドルの内側は空洞だった

格安ディスクグラインダー、少ない出費でちょい使いに最適!

最後までお付き合いいただきありがとうございます。今回の冒険の結末は、「格安フランジを手に入れれば、格安ディスクグラインダーはちょい使いには使える!」という結論に至りました。

物価の上昇が続く中で、趣味を楽しむためにはどうせなら出費を抑えたいもの。格安ディスクグラインダーは、適切なアクセサリーを手に入れることで、手軽に使い勝手を向上させることができるようです。

これからもさまざまな格安アイテムのレビューを通じて、少しでも節約しながら趣味を楽しむ方法を模索していきたいと思います。人柱になりながら、格安アイテムの実用性や改善点を探求してゆく姿をお楽しみいただければ嬉しいです。

次回は、この格安ディスクグラインダーにベルトサンダーをつけてみる実験を行います。どんな新たな可能性が広がるのか、お楽しみにしてください!それでは、また次回お会いしましょう。

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