昨年11月頃、武漢市から新型コロナウイルスが流行した。それは海を越えて日本、それから世界中で流行しています。

そして現在日本だけでも数百人という感染者が確認されています。

私の学校では、3月頃に修学旅行がありました。それもアメリカ合衆国。身バレが危ないので詳しくは書けないですが、とても有名な都市にとても充実した内容で行ける、というものでした。

私のクラスの大半はアメリカ目的で入った子が多く、私自身その学校に入学しようと思った動機はアメリカに充実したプランで行けるというのが大きかったです。

まず、昨年11、12月。11月頃に初感染者が初めて出たそうですが、そもそもニュースにもなっていなかったような……あまりこの時のことは覚えてないです。

1月。まだ大丈夫だろう、と楽観視していました。そもそもコロナに対して分かることは本当に少なかったし、インフルエンザのようなものですぐに正常な状態になると思ってました。話題に上がることもまあ多くはなかった。

2月前半。アメリカで差別をされないように、と友達同士で笑い話にしていました。

2月後半。緊急で保護者説明会が開かれました。多くの親が現地の治安等ではなくコロナウイルスに感染した後のことやそれによる差別を心配しており、マスクを着けていたアジア人女性への暴行事件があったことから、現地でマスクをどうするか、などを先生に質問していました。

3月。出発3日前、クラスのグループLINEにて修学旅行中止が知らされる。みんな呆然としており、私自身残念に思いながら、ああ…やっぱりか、という気持ちもありました。

今回は故意による事故でも何でもなく、恨むべきは新型コロナウイルス。それに、万一の対策としては海外には行かない方がいい。そう頭でわかっていても、やっぱりモヤモヤするものがありました。

(特に私をイラつかせたのは業者の対応でした。中止を伝えるのは先生からのLINEの数行のみで、一人一人正式なメールも送らない。もし先生がクラスのグループLINEに入っていなかったらどうするつもりなのだろう、と疑問に思いました。

それから説明の不足。中止を知らされた連休の明けの学校でプリントを配布する時間はあったのに、説明にも来ず、文書1枚なかったです。)

個人で行けばいいじゃない、とも言われましたが、私は「クラスのみんな」と「高校生」の思い出として行くことに意味があるのだと思います。

だからこの結果はとても残念だし、大人になっても(悪い思い出として)忘れられないでさやざう。卒業式という大事なイベントが中止になってしまった先輩方には同情しかない。

修学旅行が中止となってしまった今、ただ一刻も早く終息して欲しいと思うばかりです。