見出し画像

【ゆったりしたお金持ち-72】恩返しすることを常に考えている

 ゆったりしたお金持ちは、受けた恩をしっかり記憶していて、どうやって返していくかということを常に考えています。

 品物をプレゼントされて、お礼に品物でお返しする場合もそうですが、ビジネスでチャンスをもらったこと、ピンチの際に救ってもらったこと、貴重な情報を教えてもらったこと、楽しませてもらったことなど、あらゆる方面に対しての恩を返すことを考えています。

 恩返しという意味では、与えてくれた人に直接返す場合もあれば、後輩や年下の人へつなげていく恩送りの場合もあります。

 また、寄付をしたりボランティア活動をしたりすることで社会へ貢献することなども含まれます。

 恩を受けた、環境に恵まれた、有難いことだ、といった感謝の気持ちがなければ、そもそも恩返しという発想にはつながりません。そのため、日頃から嬉しいこと、喜ばしいことに対しての感度も敏感なのだと思います。

 また、その反対に見返りを求めるということをしません。あんなにしてあげたのに、こんなに尽力しているのに、といった恩着せがましい感覚が無いのです。

 自分がやりたくてやったことに対して誰かが喜んでくれるなら、それはまた嬉しいことだといった気持ちが強いのでしょうね。まさに奉仕の心とも言えますが、自分も誰かの奉仕の心の恩恵を受けているのだから、どちらか一方的になるということはないと分かっています。

 恩返しをするためには、時間や労力、ときにはお金が必要になることもあります。つまり、恩返しができるということは、それだけゆとりがあるということにもなります。そのことについても、しっかりと感謝する気持ちを持っているので奢ることなくいられるのかもしれませんね。

 恩返しのつもりが、逆に勇気づけられた、力をもらえたなどと言う人もいます。思いやりの心がつながっていくと、嬉しいことが2倍3倍になるのかもしれません。気持ちが明るくなることで、やる気がみなぎってきたり、前向きに思考したり行動したりすることができるようになり、また良い運気が巡ってくるのかもしれません。


 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?