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ノート

「古今和歌集」私撰秀歌 巻第一 春歌上 歌8

「文屋(ふんやの)やすひで

春の日のひかりにあたる我なれどかしらの雪となるぞわびしき」

●漢字付加:

春の日の
光に当たる
我なれど

頭(かしら)の雪と
なるぞ侘びしき

●歌意:

 春の日の光(東宮のご恩顧)にあたっている私ですが、頭に雪が降りかかり、髪も白くなっているのが、侘しいことです。

●感想:

 しっとりとした、老いの侘びしさを感じる歌。それと共に、東宮への、心の素直な暖か

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ハッ!ハッ!ンナッ!ンッパン!ンナ!
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「古今和歌集」私撰秀歌 巻第一 春歌上 歌38

「とものり

君ならで誰(たれ)にか見せむ梅の花色をもかをもしる人ぞしる」

●漢字付加:
君ならで
誰(たれ)にか見せむ
梅の花

色をも香をも
知る人ぞ知る

●歌意:
 あなた以外に誰に見せましょうか。この梅の花の、素晴らしい色や香りは、分かる人にしか分からないのですから。

●感想:
 流れるような調べが美しい。

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目次と序:
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