スタジオ スタートアップ ワークショップ 36

僕が Houdini で作った絵の作り方を教えてほしい、という人が現れた。

簡単なアニメーションだ。

聴くと、Houdini はおろか、3DCG ソフトウエアを使ったことはなく、モデリングのしかたも、プログラムのしかたも、さらには高校数学もわからない、と言う。

ちょっと困ってしまって、いったんお断りしたのだが、どうしても、というので、諦めていただけるまで、おつきあいさせていただくことにした。

まずは、無償版の Houdini Apprentice のダウンロードとインストールからだ。

Houdini を快適に使用するためには、対応している GPU を搭載したマシンを使わなければいけない。ここが最初のハードルになる。

さて、まずは、そのハードルを越えることができるだろうか。

僕もとうとう Apprentice 、つまり弟子をとることになったか、と、ちょっと嬉しかった。

なにかをしようとして、前進しようとすると、たくさんのハードルに出くわす。

そのハードルをひとつひとつ越えてゆく。

そして、少しずつ前進してゆく。

ときには、ハードルではなく、無限に高く無限に広いかと見える絶壁だったりもする。

僕が Houdini に出会ったのは1年と少し前。

それから1年と少し。

たぶん、一般的な 3DCG ソフトウエア使いの人から見ると、進歩が早い、と見えるだろう。

だが、僕の 3DCG のキャリアは、40年以上になるのだ。

こんな優れたソフトウエアがない時代に、無限の断崖絶壁だったハードルが、いまは、よじ登ることができる坂になっている。

諦めなければ、前進することができる。

僕の場合は、何度も諦め、そして何度も、もういちど前進しようとしてきた。

そして、いま、みんなのスタジオを作ろうとしている。

さて、Houdini を教えて欲しいと言った彼も、諦めなければ、きっと、Houdini で素敵な絵を描くことができるようになるだろう。

彼は、「僕が描いたようなものを描けたらきっと楽しいと思うから」と言った。

お金を稼ぎたい、ではなく、有名になりたい、でもなく、楽しい。

ここが重要なんだ。

お金とか名声とか、この世のものではなく、魂が喜ぶことをすることが肝腎なのだ。

https://atnd.org/events/106012


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ありがとうございます!

山里ぽん太

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