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#平成をかざるプレイリスト

「平成をかざるプレイリスト」と言われても、ポピュラー音楽をほとんど聴かないぼくなので、クラシック音楽から抜粋してみたい。

クラシック音楽のクラシックの意味は「古典的」ではなく、「最上の」という意味なので、「古」ではない現代においても、クラシック音楽は、たくさんの作曲家の手によって、日々編み出されている。

そんな中から「平成をかざるプレイリスト」として3曲ピックアップする。

まずは、エストニアの作曲家「エルッキ=スヴェン・トゥール」が1994年に書いた「レクイエム」。合唱王国と言われるエストニアの作曲家らしく、独唱と合唱と、そしてオーケストラを見事に融合させている。

2つ目は、ポーランドの作曲家「クシシトフ・ペンデレツキ」が1996年に書いた「交響曲第7番 エルサレムの七つの門」。独唱と合唱とオーケストラによる大曲。第6楽章は、オーケストラをバックに役者が朗読するという構成になっている。

3つ目は、中国の作曲家「タン・ドゥン」が2000年に書いた「マタイ受難曲 永遠の水」。ウォーター・パーカッションという、水を使った独特の楽器が多数用いられていて、器楽奏者だけでなく、合唱のメンバーまでが、このウォーター・パーカッションを奏でなければならない。なので、演奏の難易度は高く、タン・ドゥン本人が指揮した演奏だけしか聴いたことがない。

現代のクラシックも聴きごたえのある名曲が次々と誕生していて、目が(耳が)離せない。


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