新年の挨拶

皆さん、「新年の挨拶」どれ位の人から投げられました?
まぁ、ちょっとした知り合いだとか、職場の方々だとか色々な人から届いたと思います。年賀状を出してくれる人も居ますよね。
別に去年の時点でそんなに合ってないし話してもないのに、「今年“も”よろしくお願いします😊」なんて言ってくる人も居てなんだかな〜ってなったりしますよね。


私ですか?私はね、0です。0。年賀状はもちろん、LINE等も含めて0。
あれれ。そんな筈は。自分から送らないとは言え、成人式で何人かとLINE交換したし、元バイト先の仲良かった人とかも居たよな。
とか一瞬思うんですけどね、これがトリガーになって嫌な記憶が蘇ってくるんですよ。
バイト先の人のLINE、精神が壊れて行けなくなっていた時の朝、玄関の前で泣きながら全部ブロックしたな、と。
相手も驚いたでしょうね、普通の人だったのに急に仕事に来なくなるし連絡も取れなくなって。
去年の私は本当に、ちょっとしたきっかけでぶっ壊れちゃったんですよ。


私はバイトしながら仕事を探し、見つけた求人に応募していました。
WEB審査から書類選考をスルリと通り、「なんだ、就活楽勝じゃないか」なんて思いながら、電話面接(コロナ最盛期だった為)の日を迎えました。
別に何ら問題はありませんでした。ハキハキ喋れたし面接官さんも好感触!これは貰った〜とか考えながら想定通りの質問に答えていたんですが。

「この〇〇(前いたちょっとブラックな職場)ではどういった事をされていたのですか?」

うん、これも想定通り。「事務作業を主に〜」と台本通りの台詞を、吐ければ良かったのですが。
私は普段、その時の記憶を思い出そうとしても余り思い出せないんです。フィルターがかかっているような感じで。その時期だけ記憶が欠けているというか、人生が短くなってるような感覚でした。
その筈だったのに、その質問が来た瞬間にフラッシュバックしたんですよ。その職場での記憶が一気に。「あ、えー、あの、」言葉に詰まってしまう。面接官の方も急に雰囲気が変わったのを感じ、どうしました、と言葉を掛けてくれている。しかし滝汗が止まらない。すいません、という言葉すら出ているか分からない。高熱を出した時のように視界が狭まって行く。
たまらず電話を切った。どこの世界に電話面接を途中で切る就活生がいるのか。
この出来事がきっかけで私の精神は粉々に崩れていってしまった。


自分に自信が持てない。接客業なのに人と話すのが苦しい。しかし失敗は許されない。
たかがバイトなのにね。当時の私は本当にブラック勤めの頃が戻って来た様でした。職場の人は優しい。けど自分の記憶が許さない。勝手に自分一人で潰れていって、前述のLINE全削除ブッチ事件ですよ。結局電話面接からそんなにしないうちに辞めてしまいました。最後の方の私は接客業なんて出来ない顔してたと思います。ごめんね。


別に辞めたから、休んでるからって精神が回復する訳じゃないんですよ。
精神科にも行きました、人生初でした。でも、全然ダメでした。「カウンセラーの人、すごい優しかったな。なんであんなに優しいんだろう。優しくなれる人生だったんだろうな。ふざけるな。」とか嫉妬し始めるんですよ。ヤバいでしょ!
結局精神科も、一度行ってその後の予約をブチッて以降一切ですね。


そんな状態の自分を救ってたと言うか、繋ぎ止めていたのは間違いなくこの界隈なんですよ。
外になんてここで「遊ぼ〜」って誘われた時くらいしか出なくなってましたし。Twitterでは見栄張って偶に外出してるなんて言ってましたけどね。他人を心配させない為に嘘をつくの癖なんですよ。いい子でしょ。私もそう思います。


休んで遊んでしてた年末も終わり新年になり、かなり精神は回復したと思います(多分)。
仕事も目星をつけました。メンタルも復活した完全体の私でスタートダッシュを決める為に、また皆さんのエネルギーを分けてくれたらと思います。

私の人生まだ初日の出は出ていません。いつまで暗いままなんだ、そろそろ明るくなっても良いだろ、と。
来年の元日は、他人に自信を持って「明けましておめでとうございます」と言えるように、頑張ろうと思います。

という事で皆様、不安定な私ですが今年もどうぞお付き合いよろしくお願い致します。

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