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【Uターン移住の地域おこし協力隊が作った】青森駅周辺の雑貨店をまとめた「AOMORIものづくりMAP」のご紹介

こんにちは~。青森市で地域おこし協力隊員の磯野です。
4月からいよいよ最終年度の3年目!あっという間です……。
と来年度のお話の前に、今年度の業務の締めくくりとして業務の中で制作したイラストマップ「AOMORIものづくりMAP」のご紹介をさせてもらおうと思います。

有名どころの観光地ではないかもしれませんが、ものづくりに関連するスポットをまとめていて、観光目的で青森を訪れる方や市民の方でも楽しめるマップだと思うので、ぜひ最後までお読みください~!


■「AOMORIものづくりMAP」とは?

青森駅から徒歩圏内の雑貨や工芸品に関連する店をまとめたA6サイズの冊子。A4横位置のイラストマップがメインのほか、ミニコラムとして4人の店長さんにお店作りの秘訣を教えてもらいました。

(上)表紙
(下)店長コラム

イラストは青森在住のイラストレーター「トヨカワイラスト研究室」のトヨカワチエさん。青森県内のさまざまな事業でイラストやデザインを手掛けているので、目にしたことがある方も多いのでは。丸みを帯びたかわいらしいデフォルメイラストやポップな色合いのデザインなど、見ると思わず手に取ってしまう大好きなテイストです。Love。

かわいいキャラクターが歩いてるんです!
まんずめんこいじゃ~(めちゃかわいいの意)

マップにはなるべく多くのお店を載せたくて、駅から歩くと30分ほどかかる所もあるのですが……! お散歩感覚でのんびり楽しんでもらえるとうれしいです。


■なぜイラストマップを作ったか

私のメインミッションは「移住促進・クリエイター人材の誘致」。ここでのクリエイター人材とは、ネットでの販売をメインとするハンドメイド作家を差しており、青森市では2021年からハンドメイド作品のECサイトを運営する「Creema」と一緒に、ハンドメイド作家を対象としたワーケーション体験をツアー形式で行っています。

過去2年間は、↓のようなツアーを3回開催。

そもそも、なぜ”クリエイター人材”を設定しているかというと、津軽の夏を彩る「青森ねぶた祭」、シンプルな幾何学模様が特徴の「こぎん刺し」、手作りのあたたかみを感じる色鮮やかな「津軽びいどろ」といった伝統工芸や文化が根付く青森。

1年を通してクラフトやハンドメイドのイベントが盛んで、全国から出店者が集まる人気のクラフトイベントもあります。

青森営林局として使われていた県産ヒバ材をふんだんに使った青森市森林博物館で
行われた「あおもり古書市」
クリエイターワーケーション体験での出店プログラム。
市内の道の駅で毎月行われている

その環境を生かし、かつ都心より安価に住居や作業スペースを借りられること、創造力を刺激する豊かな自然があることなど、「ハンドメイド作家さんに良い条件ではないか!」ということで、誘致を目指して活動しています。

前置きが長くなりました。

そのワーケーション業務中に、青森県内の伝統工芸士やハンドメイド作家、雑貨店の店長などと携わる機会があり、駅周辺だけでも色々なお店があることを改めて実感。興味を持って体験にきてくれるクリエイターさんたちに、青森のものづくり環境の良さを伝えたいな~と思い、ものづくり関連=雑貨店・伝統工芸品に絞ったマップを制作しよう、と考えたのが企画のきっかけです。


■掲載店舗ご紹介

当初は雑貨店のみを考えていましたが、ものづくり関係=工芸品…ということで、工芸品を扱うお店も含め、20店舗に協力いただき、掲載しています。

マップ内だけでは魅力を伝えきれていないので、全店舗のご紹介をさせてください。リンクも貼るので、気になるお店はチェックしてくださいね。


①三ノ月舎(みのつきしゃ)
青森県内の雑貨や工芸品、オリジナル雑貨(棒パン、青森にある架空のお店シリーズなど)が充実。青森駅の駅ビルに入っているのでアクセスしやすいお店です。

②punya(プンニャ)
エスニックの雑貨や服を扱っており、食に関するイベントやリーディング系のイベントも行っています~! 私は2月に、この先3~5年ほど未来をみていただきました。意外過ぎる未来が楽しみです。。!


③pöllö(ポッロ)
水色の壁が目印、委託販売のハンドメイド雑貨店。店長さん自身も北欧の装飾品「ヒンメリ」作家なのです。店長とのおしゃべり目的&すてきな雑貨探しにお邪魔しています~。


④PROGRESS(プログレス)
オーダーメイドの革製品店。青森駅からまっすぐ伸びる「新町商店街」にあるので、商店街を散歩しながらお店に向かうのがおすすめ。不定期でワークショップも開催中ですよ~。


⑤カドリーユ
1993年オープンのアンティーク小物、キッチン雑貨、ベビー雑貨、洋服など、幅広く揃える人気店。カフェも併設していて、フードはおいしい&ボリューム◎で大満足です。


⑥HOME WORKS THEREE店
青森県弘前市の雑貨店が青森市にやってきました! 毎日使いたくなる雑貨がいろいろ揃ってます。赤い看板を目指しましょう~!


⑦雑貨屋さぼり~な
贈り物にぴったりなアイテムばかりの「プレゼント専門店」。お菓子、器、小物など、自分用に欲しいもの多しです。。プレゼント包装の「選べるシール」もかわいいですよ~!


⑧ホロヅキ
元映画館のチケット売り場を改装したハンドメイド雑貨店。隠れ家感がたまらない……! 不定休なので、来店時はSNSをチェックしてからどうぞ。


⑨Drover's Cottage(ドローバーズコテージ)
オーダーメイドでレザー製品を制作。来店時は事前にご連絡を!
素敵な動画がアップされているので、SNSをチェックしてお店の雰囲気を感じてください。


⑩雪の道
青森駅から徒歩3分にある工芸品店。年始には龍の小物が並んでいたり、3月にはお雛様があったり。季節を感じられる素敵なお店です。SNSやHPはやってらっしゃらないので、お店の前を通った時に覗いてみてください~。


★⑪大坂漆芸(おおさかしつげい)
津軽塗、こぎん刺し、南部鉄器など、日常使いできる北東北の工芸品店。時代に合わせた商品を、職人さんと相談しながらセレクトされています。素朴な表情が魅力の「下川原焼土人形」も充実の品揃え!


⑫さきおりCHICKA(ちっか)
青森県南部地方に伝わる「南部裂織」の伝統工芸士。古い布だけでなく、糸や自身で草木染した布を使うなど独自のアレンジが人気。カラフルな色合わせが目を引きます。(個人的にキーリングを狙ってます)


⑬青森県地場セレクト
お土産を選ぶなら外せないイチオシ店。県内で生産されるオリジナリティあふれる商品ばかりなので、いつ行っても本当に楽しい。。名物スタッフのじば美さんに会えたらラッキー!


⑭A-FACTORY(エーファクトリー)
青森駅近くの土産や食が楽しめる人気スポット。地図記号の「工場」の形みたいな外観です。青森のしゃれた土産、全部揃う。ソフトクリーム(+ジェラート)激戦区。どのソフトを食べるかいつも悩みます。


⑮KISUKE/WORK&STUDY KISUKE(キスケ)
青森駅ビルに入る、セレクトショップ。1階はお菓子やお茶や器など、4階は文具が充実。駅に行くたびに立ち寄りたくなるお店です。


⑯BLUE LINK PROJECT(ブルーリンクプロジェクト)
藍の葉のパウダーを使ったお菓子やお茶、藍染めした古い浴衣を使った南部裂織など、「藍ある暮らし」をコンセプトにした商品を展開中。藍の葉は休耕田を活用し、丁寧に手摘みで収穫しています~。


⑰Mono to Coto(モノトコト)
アパレル、植物、生活雑貨、お酒など、商品が持つストーリーを含めて、店長さんがセレクト。明るい日差しが差し込む店内は、都会的な良い匂いがします。。(良い匂いが欲しくて買いに行きました)


⑱NICO STOCK Furniture(ニコストックファニチャー)
青森の建設会社が営む、家具・雑貨・グリーンなどを取り扱うインテリアショップ。もとは冷蔵倉庫だったという場所で、入り口は少し奥まったところにあります。家具に悩んだら駆け込みましょう~!


⑲虹色工房1chi(にじいろこうぼういち)
草花を使い、青森の色を手染めで表現した”こぎん糸”が人気。工房内は色とりどりの糸やドライフラワーで埋め尽くされ、「絵本の中……!?」な世界観♡


★⑳ナンデモヤ
創業は明治。現在では100年超の老舗手芸用品店として営業中です。もとは10銭でナンデモ買えるお店だったとか。こぎん刺しのオリジナル図案やねぶた柄生地など、青森らしいものも広く取扱っています!


だだだっと20店を紹介しました。店長さんは皆、気さくな方ばかりなので、気になる商品や相談などがあれば、ぜひお話ししてみてください。
マップも各店舗で数量限定で配布中です。
ミニコラムでは、★マークの店長さんにお話を伺っています)

■配布場所

2024年3月現在、下記で配布中です。
配布場所が増えた場合、追記していきます。

<AOMORIものづくりMAP 配布場所>
・掲載店舗
・青森市役所 本庁舎サードプレイス フリーペーパーラック(守衛室付近)
・青森市役所 駅前庁舎観光課(予定)
・青森市観光交流情報センター(青森駅前)
・あおもり観光情報センター(新青森駅2階)


■終わりに

青森を訪れた方の参考になったり、ハンドメイド好き・雑貨好きの方向けに制作したので、ぜひ多くの方に手に取っていただき、訪れてほしいなと思っています。

わたし自身、「店名は知っていたけど行ったことが無い」や「リサーチ中に知った」など、近くに住みながら知らないお店が多かったので、青森好きとして積極的に街を歩き、体験していかねばと実感しました。

来年度もまた、地域の魅力を伝える冊子を作るべく構想していますので、その際はお知らせさせてください。

最後の最後に……青森のハッピーニュースを届ける「青森経済新聞」にも掲載していただきました!(感謝です)


最後までお読みいただき、ありがとうございました~。へばまた~!


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