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2歳児の予防接種記録入手

こちらの州では、子どもがスクールに通い始めて30日以内に予防接種記録(Immunization Form)を提出する必要がある。それを想定して、私は英文の予防接種記録を日本から持ってきていた。保育園に預けるなら持っていったほうが良いというアドバイスをもらったので区の保健所で入手していた(母子手帳のコピーを取って2日くらいで無料対応してくれた)。しかし話を聞いてみると、州規定のフォームである必要があり、わざわざ小児科か保健所で作って提出しないといけないそう。面倒。軽くネットで調べてみると、おそらくほぼ接種済みだから何本も新たに接種することはなさそう。

とりあえず、紹介された病院に電話してみる。「日本から来て、子どもをデイケアに入れたら予防接種記録を出すように言われて」というとすんなり通じたが、直近で診察予約が取れるのは1ヶ月半後という。なぜそんなにかかるか知らないけどそれではNG。

次は保健所に電話してみる。保健所といっても一つではなくて、市内にたくさんあるので、まずはメインっぽいところに電話する。担当部署に転送しますと転送される。また同じ説明をする。また転送される。次は電話番号を伝えられて、ここにかけてと。そして言われた電話番号に電話して説明すると、あなたは間違ったところにかけていると。じゃあどこに電話すればいいんですか?と聞いてみたが、無情にも教えてもらえないまま電話は切れた。その電話番号をググってみると、それはリハビリテーションであった。なぜこうなるの?周りに愚痴ると、Welcome to the US! Our customer services are not great :)とのこと。

色々な準備でつかれていた私は泣きそうになった。もうこれは私の手に負えない、と友達に事情を説明し「どこに行けばいいのか探し出して」。それで何とか行くべき場所をゲットした!アメリカ人の彼女ですら何回も電話して説明して大変だったらしい。ありがたい。住所とオープンの時間、予約は取っていないと教えてもらって、オープンの9時にその保健所へ。予防接種記録のことを説明するとすんなり通じる。転送に次ぐ転送で保健所へのイメージが悪かったけど、みんなフレンドリーで優しい!英文予防接種の記録を渡すと、念入りにそれをチェックして、これは何?とか聞かれたりした。Google翻訳で調べて見せたり。

30分近く経って、A型肝炎を追加接種すると言われた。1本で済んで良かった!身長体重をはかって、今まで予防接種後に容態が変わったことはないか、アレルギーはないかなどの確認をされる。必死で聞き取って答える。医療系の単語は全然知らないので、結構ハードルが高い。太ももにブスッと刺されて子どもは大泣きだったけど、頭が痛いTo doが無事済んで私は本当にハッピー。保健所は空いていたけど、全部で1時間かかった。保険なしなのでいくらかかるのかヒヤヒヤしたけど、20ドルくらい。Immunization recordも無事にもらえて、即座にデイケアに提出。心が晴れた。