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『SHOGUN 将軍』観るためだけにディズニープラスに加入しちまった

面白い。
けど残念。

『SHOGUN 将軍』を視聴して真っ先に浮かんだ感想だ。

ハリウッドが描く壮大な日本の歴史スペクタクル。原作はジェームズ・クラヴェルの小説。主演は真田広之さんとコスモ・ジャーヴィスさん。このドラマを観たいがためだけに、ディズニープラスに入会してしまった。

今までのようにアジア人がカタコトの日本語で話すこともなければ、日本と中国をごちゃ混ぜにして描くこともない。戦国の日本をしっかり描いていて、日本人が観ても納得する出来栄え。ドラマとしても次を観たくなる。もう感服。

大河ドラマで藤原実資をロバート秋山が演じ、清少納言をファーストサマーウイカが演じておままごとしてる間に、ハリウッドが大金を投じてレベルの高い日本の歴史ドラマを描いている。

観ちゃいないけど😂

嬉しくもあり悲しくもあった。
なぜ『SHOGUN 将軍』が日本で作れなかったのか。なぜハリウッドがこんなに面白い日本の歴史ドラマを制作しちゃうのか。

桁違いの制作費で作られる映像にも圧倒されるけど、何より心を鷲掴みにされたのは歴史へのこだわり。

ドラマは関ヶ原の合戦前を描いている。冒頭のシーンで真田さん演じる吉井虎永(徳川家康をモチーフ)が、大阪城に招聘されたときの石堂(石田三成をモチーフ)のセリフ。

「おおざかへようまいられた(大坂へよう参られた)」

「おおさか」ではなく「おおざか」、、、何度、確認してもハッキリそう言ってた。

「大坂」の表記が現在と同じ「大阪」となり(土に反るの縁起悪い!的な)、「おおざか→おおさか」と濁りがなくなったのは、江戸後期から明治の廃藩置県の頃。

1600年の話なら「おおざか」と発音するのが正しい。鬼平犯科帳でもそうだった。このたった一言のセリフで、歴史好きにはディテールまで拘っていることが理解できる。

まぁ僕もそこまでマニアではないけど、帯の巻き方から薙刀の扱い方、籠の隊列の順番などまで細かく気を配ってるのは分かった。そしてそこに予算をふんだんにかけてる。プロデューサーでもある真田さんが尽力しただろうことは容易に想像がつく。

んで「おおざか」のセリフを喋った石堂和成を演じるのは、平岳大(ひらたけひろ)さん。俳優の平幹二朗さんの長男。

この方、所属は生島企画室。

⬆️平岳大さんと楽しげに写真を撮る、吟くんが言うところのグレートリセットおじさんこと生島ヒロシさん。

生島企画室には國光夫妻も所属していたが、クビになって「愛がない事務所」とか暴言を吐いてた。因みに、マヤさんは正式に所属していたが、吟くんはただの業務提携で正式な所属ではなかった。

吟くんはたくさん人がいる事務所で、「何でこんな何もない男と結婚したの!?」と生島さんに言われたことを根に持っているのだろう。事あるごとに生島さんをディスってる。

生島さんをディスる投稿


生島企画室の俳優が地道に力をつけ、ディズニー傘下のFX制作の歴史ドラマに出演してハリウッドで高評価を得ている。どこが愛のない事務所なのか。生島さんがセクハラオヤジだからって何なのか。

マヤさんは俳優に転身したかったのだろう。もし思いつきや口だけでなく、地道に頑張ってたらこういう道もあった。全く同じとはいかないまでも、ハリウッドで花拓く道まで用意できる事務所だった。

まぁ、『SHOGUN 将軍』は國光夫妻には難しすぎるから、せいぜい子供向けのアニメで有り余る時間を潰していればいい。今のままだと何のイベントもなく、2人で死ぬまでアニメ観る生活が続くのだが、生き地獄だと感じるのは僕だけか。

『SHOGUN 将軍』を観るためだけに加入したディズニープラスだったけど、『LOST』の全シリーズ配信してるのを発見してしまった。自分が寝ずに全シリーズをイッキ見して、「サブスク囚人」となってしまわないか今から心配している。

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