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さて、猿之助さんの茶番が終わりました

両親に向精神薬を飲ませて自殺を手助けしたとして、自殺ほう助罪に問われた歌舞伎俳優の市川猿之助(本名・喜熨斗<きのし>孝彦)被告に対し、東京地裁は17日、懲役3年、執行猶予5年(求刑・懲役3年)の有罪判決を言い渡した。

毎日新聞

ようやく判決が出たわけだけど、僕は検察が控訴しないことも、懲役3年執行猶予5年の判決になることも事前に分かっていた。初公判の記事でこういうこと書いてる。

↓の記事より抜粋


なぜ刑期を当てることができたのか?
それは検察の求刑が3年ということは、執行猶予付きの有罪判決で手打ちする、という司法と検察のコンセンサスがあるから。然るに控訴の必要もない。

2人殺して懲役3年執行猶予5年とは、随分と量刑が軽いのではないか?

もちろん軽い。
ただし、自殺ほう助罪(=自殺教唆罪)の刑事罰は「6ヶ月以上7年以下の懲役」と定められてる(刑法202条)。すでに多大な社会的罰を受けてるとか、情状酌量を鑑みれば判決は妥当に思える。

だから検察は殺人罪での起訴を早々に諦め、自殺ほう助で起訴した。もっと粘っても良かったはず。ところが、怪しいところだらけの事件の捜査を早々に引き上げ、さっさと幕引きしたような印象さえあった。

なんだったら事件発生時から決まったレールに沿って動いていたかのようで、第一報で駆けつけた捜査一課は、ほどなくして現場に姿を見せることはなくなった。マスコミの報道も極めて猿之助さんに同情的だった。つまり猿之助さんに同情的な世論を作り、殺人罪での起訴を免れるように計らった。

当然、忖度があったに決まってる。
検察と裁判所は誰に忖度したのか?歌舞伎の繁栄を願っている、かなり力を持った業界からの圧力があったと推測できる。

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