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ぷーさん流のFacebook広告の垢バン対策マニュアル

こんにちは。
FB広告運用アカウントのぷーです。

noteを書く書くといって早、1年以上経過した気がします(笑)
普通に広告の管理画面を見ていたら、あっという間だった2021年。

本当は2020年に実現するぞ!っとずっと目標だった単月利益8桁なのですが、それを2021年9月に無事に達成することができました。

それもこれも、今までは、一人アドアフィリエイター(記事・CT・運用も全部ひとりでやる)だったのですが、スタッフを雇いまして、今は女性5人のチームで広告運用に取り組むようになったおかげです。

今まで一人でやってた広告運用ですが、会社のスタッフができたことで、社内でマニュアル作成も進めていまして。弊社の中で共有しているFacebook広告のアカウントBAN対策について、noteにまとめていきたいと思います。


※あくまで私個人の経験と実績による体験に基づいたマニュアルです。公式でもなんでもないので、参考にとらえてください。


FB広告アカウント停止の種類と対策

基本の考え方

FB広告の運用は、基本的は、Facebookの広告ポリシーを順守してリスクは最小限に運用していきます。しかしながら、Facebookのアカウント停止は、理不尽な停止も多いのでどうしても避けられません。停止してしまった場合は、「異議申し立て」をしてアカウントの再開を審査に出します。ポリシーに違反していない場合は大抵の場合は復活しますので、あきらめないでください。

アカウント停止の種類

Facebook広告のアカウント停止に関してはいくつか種類があります。

  1. 広告の却下
    広告の画像・動画や、見出し本文、記事URLに問題がある場合に審査が通過しない。複数違反があると広告アカウントの停止につながる。

  2. Facebookページの停止
    広告出稿しているFBのページに何かしら問題がある。(関与する広告が全停止する)

  3. 広告アカウントの停止
    広告アカウントに違反がある場合に停止され、広告出稿が停止される。 1つ広告アカウントが停止されると、同じビジマネ内で新規に広告アカウントが増やせなくなる。

  4. ビジネスマネージャの停止
    ビジネスマネージャが停止すると、紐づく全ての広告アカウントが停止する

  5. 個人アカウントの広告利用のアクセス制限
    個人のアカウントでFB広告に関係する広告出稿・変更などの操作ができなくなる。

  6. Facebook個人アカウントの利用停止
    個人利用しているFacebookのアカウントがログインできなくなり使用停止になる


ちなみに、下に行くほど影響度合いが大きいです。

また、広告アカウントが停止してしまうと同じビジマネ内でアカウントを増やすことができなくなりますので、ビジマネの広告アカウントの上限数があがったら、なるべくすぐに広告アカウントを増やしておく方が今後も利用ができます。
但し、広告アカウントも利用せずに半年以上放置すると、自動的に休眠アカウントになりアカウントが勝手に閉鎖されます。広告アカウントを作成したら、少額でもいいので、FBページのいいね獲得等、アカウント配信のための準備をしておくことをお勧めします。


アカウント停止になってしまったら…「異議申し立て」をする

アカウントが停止になってしまった場合、ポリシーに違反していないと思われる場合は再審査の「異議申し立て」をすることができます。

ここで大切なのは、ポリシーを守って、ビジネスとして広告運用をしている旨を明確に伝えることです。その為異議申し立てに関しては、ビジネス文章でしっかりと申し立てを行いましょう。

異議申し立てを出す前に、記事URLについてもクリーンな内容であるかを確認して、異議申し立ての文章を作成して審査をあげます。

異議申し立ての文章に含める内容(参考例)

  • これまで問題なく広告は配信されていた

  • ユーザーからの評価も高いと認識している

  • ポリシー違反が仮にあったとすればすぐに修正する準備は整っている

  • いきなりの停止は機械的なミスではないか

  • 違反箇所があればすぐ修正します

  • お忙しいところ恐縮ですがよろしくお願いいたします


上記の内容を文章にして異議申し立てをあげていました。
※2021年最新では、あまり再審査の際にサポート受信箱にメッセージを入れることの方が少なくなったので、参考程度に読んでおいてください。


アカウントが回復しなかった場合は…

アカウントが異議申し立てをしても復活せず、同じ案件を今後も運用していく場合には、以下の対応をしましょう。

違反内容を確認し、修正をする

ポリシー違反の内容を確認し、広告CT&テキストもしくは記事URLを変更しましょう。

停止されたアカウントを紐づかないように以下を変更する

新しい広告アカウントでは以下をアカウント停止されたものとは別を用意する。

絶対に変更した方がよいもの

  • 記事のURL(パーマリンク:同じURLを入稿すると即時BAN)

  • Facebookページ

  • 広告の画像・動画のファイル名

  • 広告の画像・動画(必ず少し変更させる)

  • 広告の本文・見出し

できれば変更した方がよいもの

  • 記事ドメイン

  • クレジットカード等の支払い方法(よほど目をつけられていなければ利用は可能。でも変更できるならした方が安全な運用ができる。)


アカウント停止のリスク軽減・予防策

アカウント停止のリスクを避けるために、必ず以下のことを注意して運用をしましょう。

Facebook広告のポリシーと禁止事項を熟読する

広告ポリシー

*ここは絶対に必読!!


よく審査落ちする事例

* 「ビフォアアフター」の写真画像はNG

* 露出多い画像(肌色が多いもの)はNG

* 個人的特質を断定する表現

例:○○なあなたへ、のような表現は引っ掛かりやすい。○○な私が、、の表現はOKです。その為、主語は「I」にする。主語を「You」にする文章はポリシー違反になりやすいので注意。

*誇張されたNG表現

  • ダイエットサプリを飲むと、1週間で10キロやせる

  • クリームを塗れば2週間でシミが消えた!

  • 使って1か月後には、○○KG体重が減った。シワがなくなった。

などの期間を指定し、さらに効果を断定する表現はNGです。
基本的には薬事法を順守することを心がけてください。記事の中でもNGです。

 

*リダイレクトURLを使うと迂回システム違反

FB管理画面に入れるリンク先URLについては、リダイレクトリンクを入れると迂回システムに違反して即BANになります。(ASPのアフィリエイトリンクの多くの場合がリダイレクトリンクを採用していることが多いです。絶対に直接アフィリエイトリンクをリンク先URLに入れないようにしてください。但し、最近はアドエビスさんなどアフィリリンクがリダイレクトじゃなくて直リンクになっているケースもあるので、その場合は入れても大丈夫です。)

(2021/12/21追記)
何件かご質問を頂きましたので、追記致します。
リダイレクトURLを入れて即BANになるのは、FB管理画面の「リンク先」「ウェブサイトURL」の場合です。(画像の部分です。)

こちらにリダイレクトコードをいれると「迂回システム」としてシステムで自動検知される仕組みになっているので、即BANします。(というか、私が初心者の頃、全然知らなくて、直LPで回してみようと思ったら即BANしましたw)

多くの場合ですが、広告CT→記事LP→広告LPの流れで運用されることが多いと思います。その場合の記事LPの中のアフィリエイトリンクは、リダイレクトリンクを利用しても、問題ありません。


*絵文字や文字化けするような記号を複数入れると迂回システム違反

絵文字は、1つ、2つでしたら本文および見出しに利用しても問題ないのですが、絵文字の数が多いと「迂回システム」のエラーにひっかかることがあります。その為、利用は最小限にするようにして、基本は見出し、本文にそれぞれ1つまで。にするようにしておきましょう。(通過したり、引っかかったりします…。FBの基準は結構あいまいなのです…。)

(12/21追記:FB中の人の話の余談)
よく利用する絵文字として、「ハート💖」があると思います。ハートに関しては、LIKEとLOVEのどちらにも受け取る人がいるため、「性的な表現」に引っ掛かる可能性があるそうです…。

さらに、「🍑もも」の絵文字もですが、こちらに関しても27%の人が、「性的な意味合いに感じることがある」として、こちらも「性的な表現」でひっかかることがそうです。(え~!!!っていう感じですけど。苦笑)

絵文字が全てNGと言っているわけではなく、例えば、「ビックリマーク‼」例えばこの絵文字だったら、ほぼ100%の人が強調していると認識するので、性的な~でひっかかることはないそうです。


*(追記:12/21)記事内・広告内のポップアップ(離脱ポップ含む)は迂回システムのポリシー違反

あと、少し前にもツイートしたお話しですが、ポップアップの仕組みもFB広告的には、明確にポリシー違反と書いてあるので、実はNGです。
ただ現実的には、まだシステムで検知されないことが多いので、ポップアップで停止するってことは少ないようです。

(そもそもだけど、アフィリで広告運用するのに、離脱ポップは成果対象外にされてることとか、いつのまにか勝手に設置されて成果対象外とか。そういうことも、比較的よくあるので、ちゃんと確認した方がよきかと思います。
離脱されても、リタゲで追いかけるって巻き取るってできるので、そこで対象外にされちゃうとイタいかなと思ってます。)


Facebook広告のオンライン・トレーニングを受講・完了する

Facebookオンライントレーニング

*すべて無料で受講できます。受講を完了すると、完了されたステータスになっていきます。
こちらはよくポリシー違反の際に、受講がすすめられるので基本的には受講完了のステータスにしておく方がよいです。個人ユーザーアカウントもFBは裏側で信頼性を評価していますので、手っ取り早く評価をあげることにつながります。


個人のユーザーアカウントは毎日投稿やアクティビティを行う

このあたりは、よく発信されている方が多いと思いますが、個人ユーザーの信頼度(強さ)も広告運用に大きくかかわっています。

なので、うちの会社では、個人アカウントの本人確認は必須にしています。
さらにはできるだけ毎日投稿したり、いいねしたり、FBを普通に楽しんで使うように!と伝えています。あとはピクセルが入ったサイトを回遊するのもプラスですね。


実は、信頼性が低い(とFBが認識した)ユーザーがビジマネに紐づいていると、広告アカウント自体に問題がなくても何度も広告アカウントが停止&再開を繰り替えす。ということがありました。
実際は、広告の利用制限がかかってしまった低品質のユーザーがビジマネに紐づいていた為、セキュリティの安全のために停止していたということがわかり、広告利用停止されたユーザーを削除したらアカウントが安定した。という実例もあります。

個人ユーザーアカウントの育成や、信頼性の低くなったユーザーアカウントはビジマネから外すなどの処置も必須としています。


1広告アカウント=1Facebookページ=1商材(ドメイン)を徹底

また、2021年後半で最近増えた、ポリシー違反がこちらです。

実は、FB広告では、1つの広告アカウントで複数の案件の広告を出稿することをセキュリティ上、禁止しています。前からポリシーはあったようなのですが、2021年からこのポリシーに対する取り締まりが強化されています。

実際に私が管理するアカウントにもマーケティングサポートからこのような警告が来たことがあるのですが、広告ポリシー「重要な情報」第5項に記載があります。


現在進行形で広告配信されてないアカウントなのに、なぜか「迂回システム」で広告アカウントが停止のお知らせが来た?なんてことはありませんか?大体はこの可能性が高いです。

つまり、

ポリシー違反になる例1)
広告アカウントA(シワ化粧品ジャンル)
 案件①
 案件②

このような形で、同じジャンルだからといって、1つの広告アカウント内で複数社の商材の広告を出すとポリシー違反になって広告アカウントが停止します。

ちなみに案件①と案件②が例えば、同じ会社の別商材である時は、案件①と案件②のドメインが同じならポリシー違反にならず、同じ会社の商材でもドメインが別の場合は別の会社の商材と認識されるため、ポリシー違反に引っ掛かる可能性が高くなります。
FBには1つの会社を認識するのがドメイン単位で認識しているということです。(FB中の人情報より)


さらに、FBページの考え方も同様になります。
FBは「FBページ」のことを、FB上での「WEB上の企業の公式HP」であると考えていると私は認識しています。

そのため、

ポリシー違反になる例2)
広告アカウントA
 FBのページ(1)で案件①
 FBのページ(1)で案件②

を出稿してもポリシー違反となります。

これは、同時に出稿するケースならわかりやすいのですが、例えば、アフィリエイトでよくやるように、FBページ(1)で運用していた案件①がうまくいかなかったので、FBページ(1)で案件②を運用する。

こういった場合もポリシー違反になる可能性があります。

どうしても同じFBページ・同じ広告アカウントで運用したい場合は、「FBページ(1)で出稿した過去のデータを全て削除して、一定期間をあけることで、実際のところは引っ掛からないですけどね~。」とFBサポートの方に言われたことがあるので、期間を開けることでリスクヘッジすることもできるかもしれません。。。が、ポリシー的には違反に引っ掛かる可能性がゼロにはならないため、私はやらないようにしています…。

まぁ、FBページが企業の公式HPであると考えたときに、1つの公式HP(=FBページ)で、2社の会社の商品やサービスを紹介するって、なんか変ですよね?
そのなんか変!ってFB広告が思うと、アカウントが停止してしまうわけなんですね。。。(えーって感じですが)


ちなみに、1つのFBページを広告アカウントを複数またいで出稿すること自体は、問題がないそうなんですが…。
私自身は管理がしづらくなるのと、広告アカウントをまたいで紐づきができてしまうと、連鎖BANの可能性が高くなるので、そのような運用方法はしていません。

シンプルに、

1広告アカウント=1Facebookページ=1商材(ドメイン)


を基本ルールに運用をするようにしています。


使わなくなった広告アカウントは「閉鎖」する

上記のように1広告アカウント=1FBページ=1商材を徹底していても、使わなくなった広告アカウントがいきなり、停止する。なんてことはありませんか?

過去の運用のログやデータが残っていても、ある時いきなり、広告アカウントが停止するなんてこともよくあります。

なので最近は、もう使わなくなった「広告アカウント」は「閉鎖」をするようにしています。「閉鎖」した広告アカウントは、アカウント停止にはならないので、停止リスクを少しでも下げられるからです。
そして、広告アカウントのリサイクルはしない(笑)ようにしています。

  1. 1広告アカウント=1FBページ=1商材

  2. もし、案件終了になったら、広告アカウントは「閉鎖」する

  3. 広告アカウントはもう永久に同じ案件以外では使わない


なので、一度案件Aで使った広告アカウント&FBページは、その案件A以外では使わないということです。めちゃくちゃビジマネ&広告アカウントの数必要じゃん!って思われると思うのですが、めちゃちゃ広告アカウント使ってます!!っていうのがうちの運用スタイルです。(ビジマネはいくらでも増やせる方法があるので、別のnoteにまとめてます。)


(補足)広告アカウントの閉鎖とは?

この「広告アカウントの閉鎖」自体は、ビジマネ設定の広告アカウントの管理からボタン1つで閉鎖することができます。
また、データを消したくない場合なども、そのままにしておいても、「閉鎖」状態にしておけば、アカウントが停止するリスクはなくなります。

また、「閉鎖」といっても永久に広告アカウントが使えなくなるのではなく、一時的に使えなくなるだけなので、こちらもまたボタン1つで「再開」して、再度利用することもできます。

※支払い情報だけ紐づけが外れますので、再開したあとは、支払い情報の再設定は必要になります。



以上!

私がやってるアカウントBAN対策と考え方についてまとめさせていただきました。
最新情報をまとめたつもりですが、FBアカウント対策やポリシーに対するFB側の対応なども日々変化していきます。私の経験とこれまでのFB中の人のサポート、FB公式の広告代理店として弊社が集めた情報などをまとめているものなので、参考程度にしてください。


2021年もまもなく終わりますね。
FB広告でめちゃ実績もでたけど、やっぱり日々のFB広告のメンヘラちゃんに振り回されてる1年でしたが、それもまたやっぱり楽しかったです!!
アドアフィリエイトって、一人でも爆益出せるから、楽しいですよね。

私自身は広告運用が好きなので、来年も広告運用に関する皆様といろいろと交流できれば嬉しいです。


note書く書くといって、全然書けなかったので、noteの感想とか感想とか感想とか(笑) ツイッターとかでもらえるととても嬉しいです。
役に立てたかな~って思えたら、また書くかも…!?


あと、こちらのご要望も多かったので、「ビジマネを無限につくる裏ワザ」についてもnoteをまとめました。

もしビジマネ足りない!増やしたい!上限数に引っ掛かって増やせない!って方は役に立つと思います。別に劇的にFB広告が有利になるものではないので、必要ない方はスルーしてください。

※部数限定ときまぐれ販売中です。


ではでは、FB改め、Meta広告になりましたが、頑張っていきましょー!


ぷーより。



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