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新卒6ヶ月でなぜ仕事をやめたのか

実際のところ自分でもよく分かってない。

アートが好きで、デザイナーになりたくて、浪人までして勉強して、デザイナーになった。家族にも応援してもらった。夢が叶ったはずだった。
肝心の仕事内容も、苦労や困難な状況を乗り換えて、良い仕事を仕上げるのが本当に楽しかった。上司には自分が何をやりたいことを常に聞いてもらってたし、ワクワクするような業務もたくさんあった。かけないけど、自慢したい仕事も沢山ある。その道で権威の賞も一緒に取ったこともある、毎日充足感があった。仕事自体に不服はなかった。

では勤務体制に問題があったのか?
否、朝は10時からと、遅めだったし、リモートと対面での勤務体系どちらも可能だった。真剣に作業に打ち込みたい時は自室で仕事をこなし、先輩に相談したいことがあれば昼からでも出勤できた。就業時刻も、残業時間も平均的な方だったと思う。デザイナーという職業柄、どんな権威な方でも時間に追われることは当たり前で、妙齢になっても時間に追われてない人って逆にやばくて、家族がある以外で暇な人は人気がないか、第一線でやって行く事を引退したかどっちか。やりたい人が多いから給料も少ない業界。現実はそんなものなので、新米デザイナーは時間を買い叩かれてお金も貰えない事が多い。そんな中で、私の会社は本当にホワイトだったと言える。 

満足な勤務形態、仕事内容、それに加えて給料もよかった。オールホワイト。(実家暮らしの自分には身に余るほどで、お金の使い方がよく分からなくて薬には大金突っんじゃうのはまた別のノートで。)

改めて自分に問う。なぜ6か月しか仕事が続けられなくて今ニートなのか。

まあ、たぶん、ふつうに、精神が不安定だったんだろう。
大学の卒業間近、毎日涙が止まらず寝ようにも寝られなくて、不安定なまま卒業旅行に行って飛行機の中でも号泣したり、旅行先で友達が寝てる隣で声を殺して泣いて、3日間寝れずに旅行したりしてた。心身ともに限界で様子がおかしかった。

様子がおかしいまま、元々のインターン先に拾って貰い、強行突破で仕事し始めたみたんだけど、責任の重さとか、活動時間に耐えられなくなった、シンプルに私という人間は怠惰なので。
こんな人間でも見捨てずに家に置いてくれている両親には感謝することしかない。今ニートで居ることで一番嫌なのは親に恩返しができないこと。社会復帰、したいとは、思ってるんだけど、体が動かない。リモートワークで太陽も浴びず、自律神経がおかしくなって、手汗とか頭痛とか動悸が酷くてPCの前に座っていられなかった。睡眠薬を飲んで無理矢理記憶が曖昧なまま何をしてるのかわからなくなりながら仕事をしていた。あの日々を思ったら今はずいぶんと幸せで楽な日々を送っている。

あと、同期に「お前が会社に迷惑かけててお荷物になってるの気付いてないのか?」と言われたこと忘れられない。そんな怒られてもなお、仕事に向かえず家で布団に包まる日々を過ごしていた。やめて正解だったと思う。最後の方”また”首を吊りかけていた。


頭ぐちゃぐちゃになってきたのでおーわり、復職の目処は立っておりません。敬具。

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