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自分の人生は自分で拓く

私たちは、今の状況に満足できないとき、不遇を嘆いてみたり、環境のせいにしたり、時代のせいにしたり、はたまた周囲の人のせいにしたりします。

しかし、自分の人生は、他の誰でもない自分の歩む道

その先に道があるかないかではない

自分が歩んだ後に道ができるのである

生き方は人の数だけある。正解なんて誰も分からない。
だからこそ、自分がやろうと思ったことをやろう。
自分だけが歩める人生を歩んでいこう。

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秦の始皇帝に仕え、その天下統一を補佐した李斯は元々、田舎の小役人であった。

そして
「自分はこのまま、こんなつまらない人生を過ごしても良いのか」
と悩んでいたある日、便所の片隅で人に怯えながら汚物を食べ生きる痩せネズミを見かけ、嘆息した。

「俺もこのネズミのような、つまらない存在だ」と。

またある日、穀倉の中でもネズミを見かけるのだが、そのネズミはあり余る穀物を食べて肥え太り、人間の姿にも全く怯えることがなかったそうだ。

その姿を見た時に、彼は悟った。
「人生もネズミの生き方も、生きる場所次第ではないか」と。

そして彼は一念発起し勉学に励み、始皇帝に見い出され、歴史に名を残す大人物になっていくことになる。

もし彼が、“生きる場所”を変える努力をしなければきっと、田舎の小役人のまま、悲嘆の中で一生を終えていただろう。

「石の上にも三年」
「置かれた場所で咲きなさい」
といった価値観が尊いことは、論を俟たない。
どんなことでも、自分の力が及ぶ限り努力し、必死になって喰らいついていくべきだろう。

しかしその上でどうにもならなければ、李斯のように生き方や環境を変えてしまうことも、決して迷うべきではない。

人生をやり直し、新たなチャレンジに踏み出すことは決して逃げることではないのだから。

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自分が活かされる場所

その場所は自分で選び、自分で飛び込まなくてはいけない。

環境を変えることも、大切な選択

その場にとどまり花を咲かせることも、大切な選択

すべては自分が選択していくのです。

わたしはどうしたいのか

自分のこころに素直に生きることが大切なのかもしれません。

今日もnoteを読んでいただき、ありがとうございます。

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