CXデザイナー、UXデザイナー、UIデザイナーの具体的な違い(責任範囲、制作物など)

海外のキャリアサイトで「What’s the Difference Between a CX, UX and UI Designer?」という気になる記事があったので、要約。実際にはこんなに綺麗に役割分担されているわけではなく、兼業するケースがほとんどかとは思うが、視点の整理としては参考になる。

CXデザイナー

・責任範囲:全ての顧客接点(デジタル以外も含め)、潜在顧客からロイヤル顧客になるまでのステップ、エンドユーザ以外の関係者も含めた体験設計
・制作物:体験全般のカスタマージャーニーマップ作成
・協業相手:UXデザイナー

UXデザイナー

・責任範囲:Webサイトやアプリ等のデジタル接点における体験全般
・制作物:ペルソナ、シナリオ、ワイヤーフレーム、ストーリーボード
・協業相手:UIデザイナー

UIデザイナー

・責任範囲:Webサイトやアプリ等のデジタル接点におけるビジュアルレイアウト(ユーザビリティ担保)
・制作物:ワイヤーフレーム、プロトタイプ、ガイドライン、ユーザフロー、ビジュアルデザイン
・協業相手:エンジニア


日本では「CXデザイナー」という役職を聞いたことはないが、CXO(Chief Experience Officer)と近い印象。UXデザインがデジタル体験に閉じた印象があるのに対し、CXデザインがデジタル体験以外を含めた全般を担うという整理はキャリアとしてもわかりやすい。


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