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⑨キュートでファニーなお得作品 〜Funny Girl観劇記〜

2022/4/14〜4/20にかけて訪れたニューヨーク。ブロードウェイで観劇した“Funny Girl”に関する記事です。

お得なプロダクション

キャストが豪華なこの作品。
主役のファニー・プライスは、映画『ブック・スマート』のビーニー・フェルドスタイン。
脇を固めるのが、ミュージカル界では有名すぎるMr. ファントム、Mr.ジャン・バルジャンであるラミン・カリムルーに、
ドラマ『グリー』のスー先生役のジェーン・リンチ。
お芝居で引っ張れる主役に、歌のエキスパート、コメディのエキスパート、さらにJared Grimesによって素晴らしいタップダンスの踊りの要素が加わり、最強の布陣で挑んだリバイバル作品と言えるでしょう。

全体的に、コメディ・歌・ダンス・ショーネオンのバランスが良い作品で、あまりミュージカルに馴染みのない人に紹介しやすい作品と思いました!

チャーミングでキュートなファニー

劇を通して、ビーニーは明るく可愛く面白く魅力的にプロダクションを引っ張ります。とても素晴らしい女優さんだと思いました!
歌も良いのですが、チャーミングで綺麗な声なので、ファニー役には、もう少し圧とパンチのある歌い方を期待してしまいました…

わたしは、ラミン・カリムルーの生歌唱を聴くのが初めてだったので、「この声の伸びはすごいぞ!!」とレベル違いの歌唱力に圧倒されました!!
しかも、「え、今踊ったよね?!」となって、キャラクター的にも、彼の今までのレパートリーにない挑戦的な役だったのではないでしょうか。


キャストたちが、お互いを補い合いながら、今みでのキャリア以上の挑戦をする、とてもポジティブなプロダクションであるように感じました。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!!

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