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ケニアに行って世界が広がった

ケニア行きは偶然に

夏休み1週間ケニアへ。
遡ること半年前、母が病気になって入院していた先の病室で、パワフルでチャーミングな方と知り合いました。その方が今回ケニアに行くきっかけになった人。

話をきくと、彼女(日本人女性)は、もうかれこれ20年以上ケニアに住んでいると。はじめは仕事でアフリカに行っていて、途中で会社辞めてケニアに移住。

それだけでとても魅力のある人だなぁって興味津々。お見舞いに行くたびにケニアのサファリの写真を見せてもらったり、話を聞いたり。
すごくいいところだから、早くおいでよ!笑 って言われ、え、行きたい、行きますっ!!!!って事で夏休みの計画がはじまりました。

いざケニアへ!

行こうと決まってから、まず地球の歩き方を購入。ケニアで1冊になってなくて東アフリカ版でした。でもこれ、結局全く使わなかったw
現地最終日に、その人から、地球の歩き方とかには危ないという注意喚起が載ってるけど、実際危なくないでしょ?現地にこないとわかんないよねー。って。

とはいえ、ケニアに行くときの持ち物とか注意事項とかわからないからいろいろ検索するものの、日本語サイトにはあまり情報がない。
現地の気候や持ち物も細かく質問してなんとか準備していざ出発!

安い航空券で中国広州経由だったから乗り継ぎの多いこと!航空券だけ自分たちで手配して、現地のコーディネートは全部お任せ。

現地の治安が悪いらしいけど、道中の移動はどうすれば?とか細かい心配してると、全部ドライバー手配してあるからなんも心配しないで!とりあえず現地くればなんとかなるから!と言われ、こっちからするとそんな楽観的で大丈夫なんかな?と心配にすらなる回答をもらい、ビビりながらもナイロビに無事到着。

振り返ってみると言われた通り、なんとかなる、というか、まぁ本当に素晴らしいツアーでした!

ケニアに行かなかったらわからなかった

土地や文化の素晴らしさ、動物の多さ、食べ物のおいしさとか、旅行をとても満喫!
でも、この旅はいつもの旅行とちょっと違う気づきを得た旅になりました。

最終日、サファリからナイロビにもどり、その人の家に泊まらせてもらって、夜な夜なみんなで話を聞く。

なんでケニアに来たんですか?
ケニアで苦労したことはなんですか?
会社辞めた理由は?

日本企業に働いてると、会社に行ってそれなりに給料をもらって生活をする。それが染み込んだスタイルからすると、ケニアに移住するっていうのが選択肢にまず入らないから、きっと何百回も質問されて来たであろう、ありきたりのことを聞いてみた。

「好きなことをやればいい」

その人なりのストーリーを一通り聞いたのだけど、要は自分が好きなことを楽しむというシンプルな回答。
会社辞めたあとどうしよう、じゃなくて、今やりたいからまずやってみる!はじめたら縁がどんどん繋がって気づいたらなんとかなるもんだよ。と。

日本で箕輪編集室の存在を知ってから、幾度となく聞いた「好きなことをやる」という本質的な答えを、遠く離れたケニアで聞くことになると思ってなかった。

考えてみたら当たり前のことなんだけど、その言葉がずしんと深く刺さった。

仕事の話以外にも、スケールの違いを感じることがたくさん。
親戚の結婚にあたって、イギリスでの挙式に親族の3家族くらいが一堂に会し、そこから1ヶ月からヨーロッパ周遊するとか。その挙式はお城を貸し切ってやったとか。そんな発想したことないし、できるとも思ってないんですけど、、という驚きの連続。

ケニアに住めばできるというわけではないけど、自分が30年生きてきた世界とか、知ってる世界がなんて狭いんだろうっていう衝撃。と同時に、これからの楽しみがめちゃくちゃあるだなって思った。

1ヶ月みんなで休んで旅行に行くという選択肢なんて出てこないじゃん。てか、できないって思い込んでるじゃん。

またケニア行きたいなー、1ヶ月周遊とかいいなぁー、また会って話をたくさん聞きたいなー。

この出会いも縁。
可能性という扉を開けてしまったよ!

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