Try it. と Give it a try. の違いを複数のAIを使って“深堀り”してみた結果分かったこと。
今回取り上げた表現は Try it. と Give it a try. です。両方とも「やってみて」や「食べてみて」などといった意味がありますが、私たちにわかりやすいのは Try it. の方だと思います。
調べるのに使ったAI は次の5つです。
① ChatGPT
② Copilot
③ Perplexity
④ Gemini (旧Bard )
⑤ Claude
Try it.;
Give it a try. ;
Try it. も Give it a try. もやってみるように提案することでは同じであるが、Try it. は直接的でストレートな提案であるのに対し、Give it a try. は相手が何かするのにためらいがある場合にそれを(強引ではなく)後押しする提案だと受け取れます。
さらに Copilot では次のようなGive it a try の説明がありました。
comfort zonevとは「ストレスを感じない心理的な安全領域」のことで、そこから抜け出す(step out of...) ように相手を導くのが、Give it a try. です。なかなか面白くて頭に残る説明だと思いませんか?
次は Give it a try. の例文です。
You haven’t had sushi before, right? Give it a try. (Copilot) (寿司食べたことないんだろ。食べてみたらどう?)
寿司を食べるという新しい経験を後押ししているので Give it a try. が使われています。
もし Try it. と言ったら、Try it. は直接的でストレートな提案なので、言い方によっては、かなり意味が強くなってしまうかもしれません。
このようにみてくると、状況にもよりますが、Give it a try. の方が使う機会が実際は多いのではないでしょうか。
また、give it a try の it を名詞に変えて言うこともできます。
今回は Try it. と Give it a try. について取り上げました。
I hope you liked my article. Hope to see you soon!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?