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エレカシ沼に落ちたのは~3年の軌跡

Twitterで専用アカウント作るのはどうも好きじゃない。だから好きなものごっちゃになってる。ってかそんなに使ってなかったよTwitter。それがあるときからほぼほぼ🐘エレカシ&宮本関連しかつぶやかなくなってしまった。底なしの沼。なんでこうなったんだ??自分の忘備録のために、まとめておきたくなりました。

<私の好きなものたち>

スケオタ:好きなスケーターは浅田真央別格押し&髙橋大輔。今もシーズン中はTVや現地観戦する位には好き。現役選手は宇野昌磨&坂本花織。

好きなミュージシャン:中島みゆき(デビュー時から今もずっと)。尾崎豊(一時どはまりした地元のミュージシャン)。沢田研二(90’sのジュリーが好物)。

バンド:Bump of Chicken(アルバムRayまで)。エレファントカシマシ(特にEMI期大好き)。宮本浩次(ミュージシャンとしてだけでなく人として好き)。エルレガーデン/Takeshi Hosomi。ハンブレッダーズ。

好きってのとはちょっと違うけどバンド兄貴の影響でやたら耳に馴染んでる洋楽:The Beatles/Deep Purple/Rainbow/Led Zeppelin

特定のドラマが好き:好きなドラマ作家は山田太一。木皿泉。坂元裕二。森下佳子。藤本有紀。米ドラマThis is usシリーズ。演出家:塚原あゆ子。吉田照幸

好きな俳優:小栗旬。高橋一生。玉木宏。

<エレカシ沼の淵>

2018年紅白。獣行く細道 by 椎名林檎&宮本浩次。「林檎の側にいる挙動不審おじさん誰?宮本浩次?え?エレカシなの?」に始まり「天才林檎の世界観超えてくるなんかすごい歌侍見た」→YouTubeにGo→「今宵が代表曲なの?私的にはそれほどでも・・ふーん96年あーこの辺り赤子育てて何も知らん」→ダウンタウンにいじられる面白バラエティ次々・・「何だこの人めちゃくちゃ面白いじゃんww」→はじめての僕デス「えーーーーー!!あの坊やですか?まじ?あの歌当時からめちゃくちゃ好きで大人になっても口ずさんでるぜ」→The Covers 100回 赤いスイトピー「何なのいったい!?天才じゃん!表現力も歌唱力も半端ないじゃん!」→俺たちの希望のうた悲しみの果て「これは・・刺・さ・る」

<沼にずぶずぶ>

これはエレカシを聴かねば!→ベストアルバムThe Fighting Man「風に吹かれて~友達がいるのさ~リッスン~えーどれもいいじゃん!メロだけじゃなくて歌詞がいいな」「ファイティングマン~Rainbow~EasyGo めちゃくちゃカッコイイじゃん!ロックだ!ロックバンドだ!(日本のロックバンドはエレカシですあたりまえです)」→自選作品集「EMI胎動期最高!スゲー好き!孤高にして普遍的。最新にして懐かしい」

<底なし沼の果て>

もっとエレカシを!アルバム全曲勉強オレ!「とにかく全曲iPhoneに入れろ!iPhone 8じゃギガ足らん!パンパンじゃ!」→ライブCDも聴かんと!「赤箱BOX6枚組なんじゃこりゃすげー」→映像集めろ!「EPIC映像作品集うーむEPIC期はハードル高そう」→25 years of the fighting men's chronicle「暴君ミヤジ最高じゃん!ただならぬ気配漂わせて前に進め」→30th ANNIVERSARY Live Blu-ray Box「えーいめんどうだ!6枚組Box一気に揃えよう」→以後さいアリ初回限定、WakeUPデラックス等々・・・沼は続くよどこまでも。

<歴史が知りたい!エレカシ古本買いあさり>

30年ものバンドの歴史。全部知りたい。Rocking`on Japan, Musica, 音楽と人の過去表紙バージョンをメルカリで買いあさる。→明日に向かって走れ・宮本語録・風に吹かれてエレファントカシマシの軌跡・俺たちの明日上下巻・エレファントカシマシ THE FIGHTING MAN 大型本完読により歴史探訪一区切り。

<ライブに行きたい!PAO会員への道>

エレカシのライブに行きたい!何故だ!何故沼落ちと同時にソロ活なんだ!バンドはどうした!バンド見せてくれ!→2019 Covers Fes当選!初生ミヤジ。兄貴と参戦したら昭和歌謡ルーツ冬の花で洋楽オンリーの兄貴がまさかの号泣ww。生ミヤジの歌唱が音源の何倍も素晴らしい事を知る。→ますますライブに行きたくなり独歩ツアー申込めど申し込めど当たらず→2020年3月ついにPAO会員になる→コロナで全独歩ツアー中止→20年秋まさかの野音当選🥰4人のバンド演奏と原点EPIC Songsの素晴らしさを思い知る。→PAO入会あたりで🐘ツィッタランドの住人に。ソロ活だろうが何だろうが全部応援するぜ!2021年6月縦横無尽バースデー当選🥰/2022年新春🐘武道館/2022全国縦横無尽山梨/縦横無尽完結編代々木→2023年ロマンスの夜有明/35周年yes.I.do有明2days,名古屋1日目大阪楽日/ArabakiRockFest23/宮本浩次My room 6.12/RIJF23

<エレカシに惹かれる理由>

この3年あまりで、エレカシ&宮本以外の音楽をほとんど聴きたいと思わなくなった。なぜだろう?なぜこんなにも彼らの音楽に心つかまれるのだろう?歌係ミヤジの歌にはどうしようもなく強大な引力がある。4人の佇まいは尋常じゃないほどカッコいいし、4人が揃うと巨大な一匹の🐘象と化したグルーブが生まれ、その渾然一体感では比類なきエレファントカシマシの音が鳴る。歌係以外はほとんどしゃべらないけれど、真摯に音楽に向き合う姿勢は歌係に負けてない。というより、歌係の音楽に対峙する時の並々ならぬ執念をみたら、そうせざるを得ないのだろう。

でも自分にとってのエレカシはそれだけじゃない。エレカシの曲を聴くと、なぜか懐かしい郷愁にかられる。乾いた荒川の土手と昭和の団地の風景が浮かんでくる。

記事のタイトルに使った写真はエレカシのジャケ写にも映っている、旧岩淵水門。この水門の荒川を向こう岸に渡って東に少し行けば、私の卒業した中学校がある。向こう岸に渡って西に行けば、日本全国縦横無尽の始点となった川口。区境や県境は越えるけれど、赤羽も川口も、似たような風景が広がる、私にとってなつかしい地元感のある街なのだ。

そしてメンバー3人が生まれ育った北区赤羽台団地。私が生まれ育ったのは隣区足立区の、ほぼ時を同じくして建てられた公団住宅。正式には住宅都市整備公団、今は民営化されてURであーる。このころに建てられた公団住宅のつくりは非常に似通っていて、昭和の高度経済成長を象徴する独特の雰囲気がある(コンクリートに夢がある?)。団地の中にはグラウンドや集会所や商店街、銀行や出張所が揃っていて、団地の人間は皆同じ小学校や中学校に通う。まさに「みなさんさようなら」(主題歌はもちろんエレカシの名曲Sweet Memory)の世界そのものなのである。そして四季を通して団地の運動会だの団地の夏祭りだのがあり、ラジオ体操から映画上映会まで、今となっては暑苦しい行事に満ちていた。何が言いたいかというと、そのような閉鎖された狭い世界の中で、あの3人は少なくとも12才からブレイクを果たし団地を出るまで、ずっと一緒に過ごしていたはずであるということだ。

団地内の商店街やスーパーが遊び場。光化学スモッグでかすむ川沿いの工場。高度経済成長とそこら中で鳴り響く工事の音・・。そう、子供の頃ミヤジたちが見てきた東京の風景は、自分が見てきた東京の風景。東京の北端の、けっして煌びやかじゃない日常的な風景。

人生に意味なんかない。ただただ生きていく。支配者たる時が息の根を止めるまで。そういっていつも私の背中を押してくれる、エレファントカシマシと宮本浩次が好き。



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