長野県岡谷市には、鶴峯公園という公園があるのですが、初夏の頃になるとつつじの名所になります。

何万本もの色取り取りのつつじが咲き誇り、それは見事です。

ここがつつじの名所になったきっかけは、昭和10年のこと。製糸業で大成功した片倉組がこの土地を寄付します（寄付する前は片倉組が運営していた学校だったもよう）。
村ではここに300株のつつじを植えようということで、埼玉県からつつじを購入して運んできたのですが、何の間違いか貨車3台分のつつじが送られてきたからさあ大変。返すわけにもいかないので、全てを何日もかけて植えたことで、ここがつつじの名所になったわけです。
ホームページによると約3万株が植えられているとのこと。予定の100倍のつつじを岡谷の人達がみんなで植えている姿を思うと、何だか微笑ましいと思いつつも、さぞかし大変だったろうとも思います。（というか、代金はどうしたんだろう…）

つつじを見ながら公園を上まで登ると、銅像があります。
片倉兼太郎の像です。私はこの銅像を見た時に、銅像コレクションしようと思い立ちました。

ありがとう…片倉兼太郎翁…

【余談】岡谷市は鰻が名物なので、岡谷に来たら鰻を召し上がってみてください。

http://www.kanko-okaya.jp/enjoy/heritage/鶴峯公園/