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好きを見つけに行こう

決断することは、勇気が必要だ。たとえば、就職することはもちろんだが、高価なものを買う、旅に行くどれも勇気がいる。
そんな中でも、旅に行きたいけれど…と迷っているのであれば、その時間はもったいない。自分の好きなことをする旅、好きを見つける旅に行ってほしい。

旅へ行きにくい期間が急にできた

20年1月からウイルスがはやり始めた。20年2月には、本格的にはやり始め、当時、関東旅行が決まっていたが、泣く泣くあきらめるといった状況になった。旅が好きだったこともあって、流行り病一つで、周りの世界は一瞬にして変わるのか、行けない状況になることが理解できなかった。悲しいよりも、やる気がなくなった。
あきらめた関東旅行は推し活のライブも含まれていた。旅に行けなくなったって、仕事のやる気がなくなったって、日々は過ぎていくので、家で一人、ライブで歌われたであろう音楽を聴いていた。そんな時に、推し活では有名な「推しは推せるときにおせ」、私の好きな俳優のファン感謝祭オリジナル曲、親孝行!!!から「したい時には親はなし」という言葉が脳裏に浮かんだ。同じようなことが起きても、やりたい時にやる後悔したくないと強く思う出来事だった。

自分の目で見ることと、何かを通してみることは何もかもが違う

子供のころ友人と行くちょこっとした旅には、近所の公園も含まれていなかっただろうか。当時は何も考えていなかったかが、どれも新しい出来事で楽しくプチ旅だった。大人になったからといって、旅の本質は変わらず、と思う。
ウイルスが流行り、旅についても変わったことがある。自分の目で見るではなく、カメラなど何かの媒体を通して体験・見学できることが多くなったことだ。家にいながら旅先を同じ時間軸で体験することが可能になった。
でも、自分がその地に踏み入れることでしかわからないことがある。におい、空気や現地のざわめきは映像では得られないもの。それらを体感することに旅の本当の楽しさがあると思う。
例えば登別にある地獄谷の硫黄特有のにおい、ローマにあるパンテオン神殿の大きさや柱の太さの体感は、現地に自分が行くことで実感し手に入れることができる。


さぁ、扉をたたこう

あそこに行ってみたいな、疲れたからリフレッシュしたいな、何かに悩んでいる、それらは、目に見えない「何か」を欲しているときだと思う。そんな時は、旅へ行く最良のタイミング。
3年ほどおうち時間が増えて、遠くにいくのはな…と足が重たいのであれば、近場の観光地を回って、それこそ散歩でもいいので旅に出てみる。もちろん、若いからこそできるフットワーク軽く、海外へ行ってみるのもいい。
友人と、もしくは一人でも、いろいろ出てくる旅に出る前の不安は、だいたい杞憂に終わることがほとんどで、何とかなるし大丈夫。旅の前の悩みは解決しないことも多いが、ヒントが見つかるかもしれない。
足かせがなければ、やりたいこと、見たいこと、体験したいことはきっと多くあるとはずだ。今できることから、少しずつでも実施することで、新しいやりたいことや好きなことが見つかるかもしれない。
私はコロナ禍のおうち時間で、死ぬまでにしたい100のことを書き出した。ほとんどが旅に関連することで、出来上がりをみて笑ってしまった。
一歩踏み出して新しい世界の扉をあけて、たくさんの好きであふれる、くいのない人生を送りたいし、送ってほしいなと思う。



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