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【2021/10/9 シティリーグ4in石川 準優勝】スイクンV[全文無料]


0.はじめに

こんにちはポケカ歴約3か月のぽぷ(@popu_slo)と申します。

2021/10/9に石川にて行われたシティリーグにて、シティ初参加にして準優勝という成績を残せましたので、調子に乗って記事などを書こうと思った次第です。


調子乗って一度は「有料記事とかにしちゃおっかな~」とか考えてたのですが、優勝した方が全文無料で記事を書かれており、「準優勝で有料記事とかなに調子乗ってたんだ・・・」 と反省したので、全文無料です。

ポケカについては初投稿、そもそも投稿自体が久々ですので、長文駄文になりますがお付き合いください。

(11/13追記)
遅筆すぎてというか、生来のめんどくさがりが出てしまい、本文は1ヶ月前には完成していたのに体裁整えたりなんだりが全然進まず、公開がこんなタイミングになりました。
遅巧は拙速に如かずですよね…(この記事が巧なのかというのは置いておきます)


ということで、全文無料でもったいつける必要がないので、記事の構成としては

1.(ポケカを始めた経緯及び)採用デッキと理由
2.デッキリストと採用カードの解説
3. 対戦中に意識すること
4.各対面での戦い方
5.実際のシティでの内容等

といった感じになります。

なお、私はポケカの大会に出始めてまだ3か月ほどのぺーぺーもいいとこですので、私が「うおぉ!そんな考えがあるのかぁ!」と思って書いていることがガチプレイヤーの方からすると「いや、そんなの常識では?」ということがあるかと思います。 

それを踏まえて暖かい目で読んでいただけたらと思います。

なのでどちらかというと私のように最近大会に出始めた方とかに読んでいただけたらいいな、という記事になっていると思います。


ちなみに握ったデッキはスイクンV(ケケンカニVタッチ)です。


1.(ポケカを始めた経緯及び)採用デッキと理由

正直この項目はほぼ自分語りになるので、「デッキリストとか早く見たいわ~」という方は、次の項目へ飛ぶことをお勧めします。


といったところで、私がポケカを始めるきっかけ?みたいなものを書いていきます。

というのも、最近ポケカを始めましたと言うとほぼほぼ「なんでこの一番手に入らない時期 にはじめたの!?」と言われるからです。


私が実際にポケカを買い始めたのはイーブイヒーローズから、大会に出始めたのは蒼空魔天以降です。
厳密にいえば、ゲンガーインテレオンのハイクラスデッキを改造したものが最初でした。

これまで学生時代には遊戯王、デュエマ、ヴァンガード、ヴァイス(かじった程度)といろいろ触っていましたが、社会人になってからしばらくTCGに触れることなく過ごしていたところ、2020年12月にある新規TCGで復帰しました。


ゲートルーラー」ってやつです。 


今までで一番といっていいくらい熱心に取り組んでいたのですが、まぁいろいろと問題含みのTCGで、新弾発売延期等の事情もあり熱が冷めてしまい、何か他のTCGをやりたいなーと思っていたところでした。
(半年ぶりの新弾である待望の第3弾が10月29日発売しました!たぶん自分は買わないぞ!笑) 


そんな折、ポケカ面白いってよく聞くけど、今のポケカってそんな面白いの?というところからスタートしました。 
ポケカももう20年以上前に遊んだ記憶はあるのですが、友達の家でわいわいやってた程度でしたし。


ちなみに某王国の動画はちょくちょく見てるので、テテフGXやばすぎ!エレキパワーインチキじゃん!シロナ強すぎ他TCGなら禁止カードでは!?くらいの知識はありました。


で、何を長々と語っているかというと、いろいろと他のTCGをしていた中でのポケカの印象は「優秀なサーチ&ドローでいかに早く、いかに適した理想盤面を作るか」みたいなものだったわけです。


基本的にこれも間違ってはいないというか、ポケカをプレイした今では、それをどれだけ洗練できるのか、どんなびっくりギミックを盛り込むのかっていうのが醍醐味なんだと思っていますが、エアプ視点では基本的にカウンターや妨害がなく、悪く言えば自分の番にソリティアし合うって印象で、妨害とかメタビート系のデッキを好んで使う自分に合うのかなぁと思っていました。



そんなこんなで最初に握ったのはコントロール寄りの雪道インテレオンでした。(栗原類さんが京都CLで使ってたのに近いやつです)


これがかなり好みに合ったのですが、初心者がうらこうさくを使うのは時間もかかってしまううえに最適解を出すのも難しく、ジムバトル等でもなかなか勝ち越せませんでした。


そんなときに、他TCGでつながりのある人から「スイクン強いから大会では自分のベンチの数は気をつけてね」という助言を聞き 「今のインテレオンのパーツ流用できるし、そんなに強いなら作ってみよう!」というのがスイクンを握ったきっかけです。


作ってみるとこれが面白くて、最初のころは思うように勝てませんでしたが、だんだんポケカに慣れていろんなことに意識を向けられるようになってからは勝ち越せることも多くなりました。

うらこうさくでコンスタントに自分のやりたいことをしつつ、相手にはスイクンを意識させベンチの動きを間接的に制限し、ボムやタフネスマントなどで虚をつく、さらにそこから相手の動きを見てどれが最善なのかを数ある選択肢から選べる、という動きがかなり自分に合ってました。


ということで、シティ前にミュウやゲンガーなどもいろいろ試しましたが、結局使い慣れたデッキを握ろうということで、今回はスイクンを握りました。



2.採用デッキと理由

さて、上で1,500字くらいの無駄話をしましたが、結論としてデッキはスイクンVを握りました。
理由は大きく下の二つです。

①一線級の強さがある(大前提)

個人的にはどのデッキにも勝ち筋を作れるデッキになっていると思います。(突如大量発生したクワガタは除く) 言い換えると不利対面が少ないです。
個人的感覚でハッキリ不利といえるのは三神くらいです。あとはパッチラゴンあたりでしょうか。

それも先手を取ってこちらからワザを使えたり、相手が2ターン目オルターや2ターン目
ダイインパクトを打てなければ有利寄りだと思っています。
そして京都CLで思ったより三神が少なかったというのも大きな理由になりました。(個人的にはCレギュ落ち前で最後に三神使おう!という人が多いと思っていました)


またクワガノンも京都から準備する時間は少なく、数は多くないだろうと思っていました。



②コントロール寄りの動きができる(=事故が少ないかつ、相手の事故につけ込める)

具体的には、うらこうさくでの自分の動きの安定性を確保しつつ、スイクンのワザ「ブリザードロンド」により相手にベンチ展開のリスクを押し付け、動きを制限できる。

ボムややまびこホーン、タフネスマントなどで相手の行動に裏目を作るいやらしい動きが できる。
さらにその相手の選択に対してうらこうさくから後出しじゃんけん的に最善手を打てる


特に事故を少なくできるというのは1本勝負で優勝まで7~8回戦あるシティリーグではかなり大きな要素だと思います。



3.デッキリストと採用カードの解説

デッキリストはこんな感じです。

デッキコード[Nng9ng-jqt9BT-6gLgQ]

はくばを入れるかは最後まで悩みましたが、枠の圧迫とそれによるコントロール力の減少を考慮して不採用としました。
(本当は練習する時間がなかった)

では、解説していきます。


◯ポケモン

・スイクンV 3枚
デッキのメインアタッカー。
エネ手張り+メロンorキバナの1ターンで動けるのが強い。
思った以上に火力が出る。(素点の2 0を忘れがちですがこれが結構でかい)
キャプエネにも対応している。
特性で困ったときの選択肢を作れる可能性がある。
等々強いところしかないです。

特性自体は「あれば強い」というものなので、雪道下でもデッキパワーが落ちることがない点も○
サイド落ちケアでもともと4枚採用していましたが、次のカニ採用のために3枚採用に。
3枚でも十分だと思います。


・ケケンカニV 1枚

サブアタッカー兼今回のびっくり枠
このカードの採用がほかのスイクンやはくばと違う個性を出せている点だと思います。

実はもともとこいつメインでデッキ作れないかと試行錯誤してましたが3エネ要求という点がメインアタッカーにするには重く、メインは諦めてサブアタッカーにしたところ大当たりでした。
重いは重いですが、このデッキでは手張り+メロンキバナ+手張りと安定して2ターンで準備ができるので、スイクンVをマントやボムで生かすターンが1回でもできれば十分戦えます。

またスイクンの欠点として、どう頑張っても220点(お互いのベンチ最大数10×20+素点20)しか出せずVMAXを倒すには2ターンかかるという問題があります。

ケケンカニは

クイックシューター×2でダメカン4個乗せれば、4×60+素点90の330点(+ダメカン分)でVMAXを一撃
同様にダメカン2個で210点(+ダメカン分)でVを倒すことができます。


これはスイクンデッキにとっては革命的で、シティ当日でもカニがいたから勝てた試合が2試合ありました。
カニに対する相手の意識が薄いというところもありますが、スイクンの足りないところを補う強力な相棒だと思っています。


・インテレオンライン 計12枚
どんどんよぶメッソン、うらこうさくジメレオンは文句なしのフル投入
どんどんよぶを後1で打つ場面は多いです。(それが理想ムーブの場合も多い)


インテレオンについては、うらこうさくとクイックシューターを2:2採用としています
これは1枚採用にしてサイド落ちした場合のデッキ出力の低下が大きいこと、複数枚ほしい場合もそれなりにあること(特にクイックシューター)もあり、2枚ずつのフル投入としました

結果的にこの判断は間違っていなかったと思います。
もしどうしても枠を捻出するとしたら、うらこうさくを1枚減らすでしょうか。


また、うらこうさくインテレオンのワザは2エネ120点+ベンチ20点と優秀なので、 打つ判断もあり得ることは意識しておきます。
(ただしメロンでエネつけられないので注意。 筆者は何回もこのミスをやらかしてます笑)



・デデンネGX 1枚
緊急避難枠。
最初のたねがこの子だと負けを覚悟します。
うらこうさくクイックボールから手札交換につなげられる貴重な存在。
使う場面は大きく以下2つと思っています。

①初ターンにほぼ展開ができない場面
②勝ち切るためor負けを回避するためのパーツが足りないとき

これ以外の場面で単なる手札交換として使うことはほぼありません。
体感①の場合がほとんどです。

うらこうさくで必要なカードを持ってこれること+捨てたくないカードが多いことが理由です。


クロバットVとどちらにするかの議論はありますが、個人的にはこれらを使う場面は上記のような苦しい場面なので、交換枚数の多いデデンネのほうがいいと判断しました。
ほかにも、しゅんそくやメロン等で手札はそれなりにあるがほしいパーツがない場合も多いため、その場合にクロバットだと何もできないということもありデデンネに軍配が上がりました。



◯グッズ(サーチ編)

・クイックボール 4枚
たねポケモン主軸であること、またメロンキバナの準備として水エネルギーをトラッシュに送るという重要な役割があるためフル投入。 
基本はスイクン、カニを呼びますが、序盤はメッソン呼ぶ選択肢も大いにありです。
展開が苦しい時はデデンネGXから手札交換にもなります。


・レベルボール 2枚
対象はメッソン、ジメレオン。
対象数も多くないため少なめの採用。
できればジメレオンはしんかのおこうではなくこれでサーチしたいです。

・しんかのおこう 2枚
対象はジメレオン、インテレオン。
同じく対象が少ないため2枚。
こちらはインテレオンサーチに使いたい。

・ポケモン通信 2枚
手札のポケモンを好きなポケモンにできる最強カード
序盤に手札にあるインテレオンをメッソンやスイクンに、または終盤相手のサイド枚数的にバトル場に出ない手札のVポケモンをジメレオンインテレオン等のサポートカードにするのが基本。

クイボで水エネ落としつつ、通信で持ってきたカードをジメレオンインテレオンにする動きもあるため本当に重宝します。
Cで落ちるのが残念でならない一枚。

・たっぷりバケツ 2枚
うらこうさくがエネルギーになる神カード。
2枚サーチして1枚手張り、1枚はクイボのコストにしてメロンを使うという動きができるのが強い。
サイド落ちやエネがない場面を減らしたいこと、ただし3枚以上は腐る場面が多いため2枚でいいと思います。





◯グッズ(ポケモンのどうぐ)

・タフネスマント 2枚
メインタッカーのスイクンを1ターン生き延びさせることができる良カード。
ただ、相手の構築をみてこのカードが有効に働くかどうかは確認してつけます。

例として、レックウザVMAXの場合80×3+20=260出るため、マントをつけてもつけなくても変わらないので要注意。

また、できればこちらの1体目2体目はボムをつけたいため、手札にあるからといって脳死でつけることのないようにしたいです。


・ジャイアントボム 2枚

このデッキのびっくり枠その2
対戦中に一度はこれで1ターン相手の動きを止めるorVMAXに100点与えて次ターンに倒すなどしてサイドレースを優位にしたいです。

バトル場につけるとベンチのポケモンが狙われる可能性があるため、スイクンの火力を出すためといってもVやGXを考え無しにベンチ出すことはしないよう意識します。

なんでボムすぐレギュ落ちしてしまうん…


・ふうせん 2枚
メインアタッカーのVには上記の2枚をつけるため、ほぼ付けません。
デデンネやインテレオンラインがボスで引きずり出された時のことを考慮して採用。
1枚でもいいかもしれない。でもサイド落ちが怖いです…




◯グッズ(その他編)

・リセットスタンプ 2枚
雪道とのコンボが最強すぎる。
うらこうさくでその2枚をそろえられるので割と現実的な確率でロックできます。
相手サイド3~4の時に1回、1~2の時に1回と2枚使う試合も多いので2枚採用。


・回収ネット 1枚
優秀すぎる
1枚。
うらこうさく、クイックシューターの使いまわしやボスで出されたインテレオンラインを回収して実質いれかえのように使うこともある。

サイド落ちやトラッシュに行くことを考えて2枚入れたいが、1試合に2枚使う場面はそうそうないのでギリギリの1枚採用。

・やまびこホーン 1枚
スイクンの火力調整の1枚。
毎試合使うというカードではないが、相手のベンチ調整による計算を狂わせたり、デデンネやクロバットを呼ぶ→ボスで前に出して倒すということもあり、勝負を決める1枚になり得るので採用。


・ツールスクラッパー 1枚
上述の通り、Vの足りないHPや火力をどうぐで補っているためミュウ等で採用されるツールジャマーや火力計算を狂わされるタフネス、お守りを壊す手段として採用。
逆に相手の体力調整を狂わせて、タフネス破壊(→クイックシューター)でバトルポケモンきぜつ→出てきたポケモンにワザというターンができればかなり余裕のある試合ができる。

ごく稀に初ターンにスイクンに付けたふうせんを割ってジャイアントボムを付け直す動きもある。
が、基本アド損なのでそうならないようスイクンやケケンカニに安易にどうぐは付けないようにします。


・あなぬけのひも 1枚
最後の最後直前に採用した一枚。
採用してよかった。
ミュウ対面意識で裏のミュウやゲノセクトを前に出すために採用。
もともとボス3枚あったところの1枚をあなぬけにした形です。
これがかなりいい味を出してくれて、想定通り倒されないと思って出てきたゲノセクトをホーン絡めてスイクンで倒したりしてくれました。

意外と多かったのはお相手がきつい場面でデデンネのGXワザでマヒさせ遅延を狙ってくる場面をこれで回避するというものでした。
入れ替え手段がふうせんしかなく、逃げられない盤面をうらこうさくからこれで解消できるのはめちゃくちゃ大きかったです。

個人的には絶対入れたい一枚です。


◯サポート

メロン 3枚
このデッキの動きの核。
このカードのために水エネルギーを早めにトラッシュ に送りたいです。 
3ドローも何気にありがたい。

キバナ 1枚
メロンと似たエネ加速枠。
うらこうさくのおかげで狙って使える場面がかなり多いです。
持ってくるのはサーチしづらいキャプチャーエネルギーやインテレオンが多いです。

ボスの指令 2枚
上でも言いましたが、もともと3枚でした。
スイクンのワザの性質上、ベンチのVポケモンを倒したい場合が多く、手札交換で1枚トラッシュしてもいいよう余裕を見て3枚入れていました。

ですが、使っているうちにメロンキバナを使うターンが多く、ボスを3枚使う試合はほぼないため、1枚をメロンキバナと同一ターンに共存できるあなぬけのひもにしてあります。

博士の研究 1枚
もともと2枚でしたが、トラッシュに送りたくないカードが多すぎるため1枚に。
後攻1ターン目で展開するために使うことがほとんどです。基本緊急避難的にしか使わないカードなので、水エネに次ぐクイボのコスト筆頭候補です。


マリィ 1枚
博士の1枚がここに来た形です。
トラッシュ送りにしない手札交換として貴重で、相手の想定を狂わす役目もあります。
このカードも後攻1ターン目に使うことが多いです。



◯スタジアム

頂への雪道 2枚
現環境最強メタカード。
これがきつい相手は必ずスタジアム対策を積んでいるので複数採用。
本当はもっと入れたいくらいだが、刺さらないデッキには全く刺さらないため2枚で。

リセスタとのコンボが凶悪すぎる。

終盤にうねりに対して2ターンで雪道2枚つかってリセスタロックする場面もあるため、序盤「とりあえず雪道」は一考の余地ありと思っています。



◯エネルギー

水エネルギー 6枚
バケツでサーチできることもありこの枚数に。1枚は早くトラッシュに送りたい。
メロンキバナでトラッシュから供給するため、この枚数でもエネがなく積む場面は少ないです。(サイドに2枚行ったときはやばかったですが)

キャプエネと合わせて9枚は序盤事故らないギリギリを攻めてます。

キャプチャーエネルギー 3枚
手札消費1枚でエネと盤面調整ができる良カード。
これに対応しているからスイクンが強いまである。

序盤にひけるとメッソンやアタッカーのスイクンを呼べ、中盤もスイクンの火力底上げなどに役に立ってくれる。1試合に1回使えればOK、2回使えれば嬉しいという感じなのでフル投入は見送り3枚採用。


デッキリストは以上です。 
枚数は使いながら増えたり減ったりしましたし、これが絶対正解!というわけでもありません。
でも自分でもかなり気に入っている構築になりました。



◯おまけ(ぎりぎりで採用しなかったカード)


・ミュウ(ベンチバリア)
れんげきウーラオス対策で入れていましたが、ミュウ増→連ウー減ということで採用を見送りました。
とおもったらやべークワガタさんが出てきて震えてました。

ただ、京都CLから時間がなかったので、練習時間も少なく握ってくる人も少ないだろうなと思い切って不採用としました。
ただ、各地でクワガタが大暴れしているので今は採用はアリだと思います。


ちなみに…
リストを見てお分かりかと思いますが、このデッキの寿命はあと2ヶ月ほどです。

なぜならメイン火力のジャイアントボムくんがCレギュだからです!

残念でなりませんね…

そうなったらこのデッキは大人しくはくばスイクンにしようかなと思います…


4. 対戦中に意識すること(ポケカやり始めた方向け)

自分がポケカをやってきた中で一番大事だと思ったことは、最初から勝ちプランを明確にイメージするということです。
具体的には「どうやって6枚のサイドを取るか」ということを相手のデッキが分かった時点から考えるということです。

ガチプレイヤーの方からすると「そんなのあたりまえじゃん」と思いますが、大会に出始めてもなかなか勝てなかった自分はこれに気付いてから勝率がぐんと上がりました。
というかこの意識がないとなかなか試合に勝てないです

V・GXを3体倒す2-2-2プランなのか
VMAX・TAG22体倒す3-3プランなのか
VMAX・V・非エクを倒す3-2-1プランなのか

始めたばかりの方はこれだけでも試合の最初から意識して進められるようになれば、勝率も上がると思いますし、対戦がすごく楽しくなると思います。


そして逆に言えば、相手の考えるプランを崩せば勝てるということでもあります。

このデッキはVMAX不採用のため、正面から殴っていくパワーはVMAXに比べると若干低いです。
なのでこのデッキでは自分がしたいことを全力でするというよりも、相手に裏目を踏ませる、(うらこうさく等で最適なカードを持ってきて)相手の選択を裏目にするということを強く意識してプレイしています。

自分、そういういやらしく動くデッキが好きなんです。
性格悪いですね笑


5.各対面での戦い方

基本的にどの対面でも大まかな動きは同じです。
理想盤面は

バトル場
スイクン(エネ2枚) ボムorマント持ち

ベンチ
インテレオン、ジメレオン、メッソン、スイクンorケケンカニ(エネ1枚以上)、自由枠(4体目のインテラインやデデンネ等)ふうせん持ち

という感じです。
これを3、4ターン目くらいに作れればかなり堅いゲームができる(もしくはできている)ので、初ターンはスイクンエネ貼り、メッソン×2くらいは展開したいです。


厳しい場合は手札にジメレオン1枚くらいであれば、デデンネ等を使って展開します。

手札にジメレオン×2や、ボス、メロンなど対戦中に欲しいカードの枚数が多い時はサイド落ちした枚数と相談して、初ターンの展開を狙うのか、多少初動が遅くなっても安定を取るのかを決めています。

では、各対面で意識する動きを書いていきます。


◯ミュウVMAX

ゲノセクトとミュウを並べてくるのでスイクンの火力は出やすいです。
ゲノセクトV×2とミュウVでの2-2-2かボムを絡めてVMAX、オドリドリ、Vを倒す3-1-2プランになります。

ただ、オドリドリ込みでゲノセクトやミュウVがギリギリ倒せるかという場合が多いので、相手がベンチを絞る場合はやまびこホーンやクイックシューターで意表をついていきます。
シューターの場合、フュージョンエネの追加効果に注意(追加効果強すぎる…)

テクノバスターでスイクンジャストキルなのでタフネスマントを活用していきますが、210点乗せられた後にツールジャマーで倒されるのがキツいので、雪道リセスタのロックと併用できるよう心がけます。


◯はくばスイクン

はくばにボムを当てるように立ち回ればあまり苦労はしないと思います。
3-2-1のプランが多いです。

相手もベンチ展開してくると思うのですが、はくば不採用とバレるとベンチを絞ってくる可能性もあるので、序盤にスイクン複数並べたりはしないようにします。

1番キツいのははくばVMAX×2で押してくる展開ですので、はくばVを取れる場面では優先して倒していきます。

また、ダイランスはマント込みでギリ耐えますが、クイックシューターで倒されてそのまま後続にワザを打たれるとキツくなるので、マントよりボム寄りで戦います。


そして、最近流行ってきたクロススイッチャー採用型にはかなり苦戦すると思います。

先手先手で動かないと、ボム持ちアタッカーを流されたりしてかなりキツい試合になるので、ベンチにVを置かないことを意識した立ち回りが必要になると思います。


◯三神系統

後1オルターはほぼ負けです。祈りましょう笑
ただ、後2や先2オルターであればアルティメットレイを撃たれる前に三神を倒して有利に試合を運べるので、頑張って後1でブリザードロンドを打ちます。
サイドは三神倒してからデデンネ等を狙っての3-2-2が基本になることが多いです。

また、ザシアンにタフネスマントをつけてブリザードロンドを耐えてきた場合、ツールスクラッパー(+クイックシューター)から相手の計算を崩せるので、ザシアンに2回ワザを打たないように立ち回ります。


◯こくば

基本的に3-3プランになると思います。
TAGGXをブリザードロンド+αで倒し、こくばVMAXはケケンカニまたはボムからのブリザードロンドで倒します。

こくばVを最初に一体倒せるようなら、2-2-2のプランもありますがなかなか難しいと思います。


◯レックウザ

上でも書きましたが、マントを使うタイミングに気をつけます。
先にワザを打った方がガン有利なので、後攻の場合はなんとか1ターン目にブリザードロンドを打てるよう頑張ります。
サイドは炎軸、雷軸どちらも3-2-1または3-3になることが多いです。

3-3の場合は、ボム絡めて一体、クイックシューターからのケケンカニで一体ということが多いので、ケケンカニに一枚エネを貼るタイミングを見つける試合になります。


◯れんげきテンタクル

かなりキツいです。
ボム+シューターでカラマネロを落として後続をワザで倒しサイドを2枚取るターンと終盤に雪道リセスタで止まるターンがあればなんとか追いつけるか、という感じです。

クイックシューターを早く展開していきたいため、ジメレオン一体進化できたらレベルボールやおこうで2〜3体はジメレオンにしておきたいです。

なんにせよ、先にサイドを取った方が圧倒的有利な対面になります。


◯クワガノン(エレキブラスター)

正直この対面は切ってます笑
(田舎なので絶対数が少なく、そこまで対面機会が多くないです)

なんとか1回はクイックシューターでベンチをとる展開を作りたいです。
また、うらこうさくインテレオンとクイックシューターでバトル場とベンチにプレッシャーを与えるプランができれば少しは抗えるかもしれません。

クワガノンについては最近増えてきているはずなのでベンチバリア採用を考えています。
他にもカチカチロックもありますが、最近は対策としてきとうしの採用も見られるようになったため、採用するならベンチバリアかなと思っています。



6.実際のシティでの内容等

予選1回戦
炎軸レックウザ○
先攻6-4
お相手に後1フレアスターターでレックウザに3エネ付けられるやばいスタートでしたが、ジャイアントボムを絡めてレックウザVMAXを倒し、その後出てきたビクティニVMAXをクイックシューターインテレオンからのケケンカニで倒し勝利。

序盤は相手理想の動きでしたが、ボム絡めてレックウザを処理できたのが大きかったで
す。


予選2回戦
れんげきテンタクル○
後攻6-4
こちらの動き出しがかなり遅く、相手もそれに合わせて焦らず準備してきて厳しい展開でした。
ボム+クイックシューターでバトル場のカラマネロを倒し、スイクンの攻撃で2枚サイドをとれたターンが大きかったです。

終始劣勢で進んでいましたが、お相手が最後カラマネロかエネルギーどちらか引ければもう片方をれんげきサーチして勝ちという場面でデッキを回すも引けずに1ターンもらい、返しでオドリドリGXを倒して勝利。
最後は運に助けられた試合でした。


予選3回戦
ミュウ×
後攻5-6
ボム込みでミュウVMAXを倒し、五分五分の試合展開でしたが、相手サイド残り2枚でなぜかバトル場のスイクンにボム、ベンチのケケンカニにタフネスマントをつけるプレミ
そのままスイクンにクロスフュージョンテクノバスターを打たれ負け。

もしマントをつけていればタブレット2枚要求の場面だったので、ワンチャンあったかもしれません。
(ただタブレットはお相手の山に4枚あったためいずれにせよきつかった)


予選4回戦
雷軸レックウザ○
後攻6-5
1回戦同様ボム込みでレックウザを倒しテンポをとる展開。
終盤雪道リセスタが刺さったことと相手のトラッシュに雷エネルギーが1枚足りず勝利。

最後はデデンネのGXワザでマヒをもらっていたので、あなぬけのひもがなければ負けていました。ありがとうあなぬけのひも

(予選3-1 オポ差の6位で決勝進出)


決勝トナメ一回戦
ミュウ ◯
先攻6-4
3回戦の方と同じ方でした。
やまびこホーンのおかげで相手の想定外からスイクンがオドリドリ軽減込みゲノセクトワンパン火力を出し、こちらの想定通り後ろのゲノセクト2体を殴りきる。

それ以上はゲノセクトが出てこず、スイクンワンパンで倒す手段がなく殴りきってこちらの勝ち。



準決勝
はくばスイクン ◯
後攻 6-3
相手がマリガン2回でリソースが多いスタート。
潤沢な手札から後攻どんどんよぶスタートで、毎ターンやりたい動きができた。

前ターン削ってた相手バトル場のスイクンをクイックシューターで倒す
出てきたはくばVMAXをスイクン+ボムからの次ターンクイックシューターで倒す

ボスでインテレオン呼んでスイクンが殴ってゲームセット
というはくば相手の完璧な試合展開でした。



決勝
はくばスイクン ×
後攻 2-5(投了)
まさかのこちらがマリガン5回という波乱スタート…(それまでのマリガン回数最多記録でした笑)

お相手が豊富な手札にものを言わせての初ターンクイボ×2などの大盤振る舞いで盤面も整い、サイドも先に取られる厳しい展開。

はくばVMAXをカニで取るプランを考えていたところに、タフネスマント付きカニにクイックシューターでダメカン乗せられはくばワンパン圏内に入れられてギブアップ。

序盤(というかマリガン)から完全に相手ペースで進み、キツい試合でした。
終わった後に細い勝ちの可能性に気付いたのも悔しかったです。

勝ち筋について詳しくはこちら↓



7.おわりに

はじめての大型大会でこんな成績を残せてすごく嬉しかったです!

まさか、シティ準優勝がチャンピオンシップポイント初獲得になるとは…
今後はトレリにも参加して上限分までは頑張りたいと思います!

ちなみに最近は25thカイオーガにハマっています、おすすめのリストがあったら教えてください!
水たねポケモンにクセのあるワザが多くて、自分の好みなんですよね…

くいだめモスノウ採用→チルタリスさるぢえモスノウ採用→ウルガモスVタッチ
みたいにいろいろ試しています。
もし結果残せればそれについても記事書こうかなと思ったり…


そして、はじめてのシティリーグでしたが、運営の皆さん、対戦相手の皆さん、参加者の皆さんのおかげで、緊張はしましたが楽しく参加することができました!
予選で当たった方に「自分の分まで頑張ってください!」と言われたのはとても嬉しかったです!

ほんとうにありがとうございました!


というわけで、まさかの1ヶ月以上時間が空いた遅いにも程があるうえに、とても長文になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!


石川、北陸のポケカプレイヤーの方、仲良くしてください!
Twitterアカウントはこちらです!

ポケカやらその他趣味やら最近は新規TCGのビルディバイドのこと呟いてます!


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