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アフリカで写真を撮る楽しさに目覚めた その2

もう20年以上前の話なので、思い出すのもなかなか大変なのですが(笑)、アフリカ編の第二話になります。自分の防備録としても、足りないアタマを振り絞って記憶を蘇らせていきたいと思います。

アフリカ渡航前に、確か芝浦に破傷風や黄熱病の予防接種を受けに行ったのですがその帰り、都内がザワついていました。地下鉄の入り口には救急車とパトカー。若い人はわからないかも知れませんが、オウム真理教による無差別テロ事件、いわゆる「地下鉄サリン事件」当日だったのです。クルマやバイクでの移動が多かったので、巻き込まれずに済みました。

実はアフリカに行っている途中、そして帰国してからも大きな事件は起きたのです。その話はまたそのときのタイミングで。

無事にアフリカに行くことになったのですが、さすがにアフリカは遠かった(笑)。現場のスタッフに加え、我々、さらには雑誌の密着取材もあったため、かなりの人数が移動することになります。渡航費節約のため使用した航空会社はパキスタンエア。

これまたよく覚えていないのですが、アジアで2〜3カ国トランジットしたあと、パキスタンのカラチで6時間くらいトランジット。空港から出られず朝まで缶詰。ここで飛行機を乗り換え、UAEのドバイでふたたび短いトランジット。ここでは超豪華な免税店に驚かされたました。そしてようやくケニアッタ国際空港に到着。ボーディングブリッジなどなく、自分の足で移動。階段を降りたら銃を持った軍人が警備していて、これは大変な国に来てしまったんだなぁと思ったのでした。ここまで30時間くらいかかったはず。長い道のりでした。( ̄△ ̄)<3 ハァ

あぁ、移動だけでこんなに書いてしまいました。移動の話だから写真もないし(笑)。そもそもいまみたいに気軽に撮れるスマホなんてないし、と言うか携帯電話自体がなかったし、カメラもフィルムだったからね。

ということで今回はここまでにしておきましょう。次回、いよいよケニアに入国です。

続く

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