みづきくん

一人だけずっと忘れられない男の子がいます。もう男の子ではないかもしれないしもしかしたらしんでるかもしれないし結婚してどこかにいるかも。

みづきくんは、私が19歳の時に上京したてのときに出会いました。私は歌舞伎町でキャバクラをやりたてほやほやでした。みづきくんはホストだったりバンドマンだったりよくわかりませんでした。

みづきくんは4歳くらい私より年上で、19の私からしたら23歳は当時大人でした。

ぽりちゃんは心が綺麗だから純粋だから夜の仕事してほしくないって言ってくれました。当時は本当に純粋だったから、そう言われるのも私はお似合いでした。

みづきくんは、たまに記憶がありませんでした、でも沢山お話しした気がするんですよね、でも彼は妄想ばかり話してた時もありました。何が本当だったのか今もわからない。

今思えば彼はソウウツかボーダーでしょうね

みづきくんの本当は、覚えている事は、シャンパンの飲み過ぎでゲロ吐いてる音、腕切ったって泣きながら話してるとこ、ガラスのテーブル割ってまた烏のテーブルを買うわけのわからなさ。途中お互いに恋人ができて、お互いの恋人の話をしてたけど、私の当時の彼氏を大反対されて、なんなんだと思って、私も当時若かったので、怒ってブロックしちゃって、そしたらみづきくんのLINEも消えちゃったし所属のレーベルも消えたしもうわからないけど

あと練炭で死ぬ準備して車の中から電話掛けてきたり、入院してたり、マジでわけわかんなかった

でもエルフェンリート好きだったから

エルフェンリート見るたびにみづきくん生きてる?て思う

エルフェンリート一緒に見よって言ってあっちはボックス買って私は漫画買ったけど一緒に見てないし

マジで付き合ってたわけでもなくお互い客だったわけでもなくて、ただゲロ吐く音ばっか聞かされていた

謎が多い人が1番思い出されるアレみたいな

ガラスのテーブル手で割って血塗れって話が一番面白くて、たまに思い出してわらう

その数年後におんなじような事してるんだもん。


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