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『聞き書きボランティア』フォローアップの1日。読むことで気づく(築く)こと。

おはようございます\^o^/。
本日は『聞き書きボランティア』のフォローアップの1日を書きます。


同じ人を書いても違うものが出来る

約1カ月ぶりの集まりとなりました。
前回、課題で出された『聞き書き』の修正をし、製本をして2冊提出です。
他の人の『聞き書き』を読みあい、感想を話します。

同じ方の『聞き書き』をしているのに、人によって違いが出るのは、面白いですね。どこを一番伝えたいのか、どこが一番印象的だったのか、題名や枚数、文字の大きさ全て違います。

そして、性格もでます。

きっちりと見本通り製本する人、カラフルに楽しむ人、話をした方へ気遣いをする人など、さらに製本していない人もちらほらいて、話がしたいから来た。など。

日本人は個性がないとずっと言われてきた気がしますが、ぜんぜんそんな事ありません。個性がない人なんて存在するのでしょうか?

同じ題材で作ると、違いが明確にでて、頭の中はこんなに違うのだなと思いました。

前世で一緒?個性的な人が多い集まり

『聞き書き』自体面白いのですが、偶然出会った人の中で、なぜか奇跡的に仲が良く…というか昔から知り合いだったように、何でも自然と話が出来る人と巡り合いました。

縁とは不思議です。この『聞き書きボランティア』の講座を受けようと思った。というかこの講座を見つけた時点でレアな人の様な気がするので、似ているのかもしれません。

皆、なんだか元気な気がします。

3人(女子そのもの)組です。女子の集まりが昔から嫌いなのに、皆、男性ぽいというか、色々好き勝手している集まりになりました。
来月、もう一回フォローアップがあるのですが、その後集まりはありません。どうなるでしょうか。

誰も段どって会おうとしないのも、面白いです。

夏には全国の『聞き書きボランティア』の人が集まる会を調整中だそうで、楽しみです。一か所でも個性的な人が集まったのに、全国だとどんな人がくるのでしょう。

会長は柳田邦夫さんです。

なんとも豪華ですね。開催楽しみ。参加します!

『聞き書き』で故人を思い出す

最初の『聞き書き』は叔母。と思っていました。ですが、認知症の叔母には話を聞けず、叶いそうにありません。お一人、話しても良いと言ってくださる人がいたので、挑戦したいと思います。

母のことを『聞き書き』で残しておきたかったです。いろんな疑問が解けたかもしれないので。少し距離のある方は『聞き書き』をどなたかにお願いして、残すと後でいろんな気づきがあるかもしれません。

今回、課題の作品を改めて読んでみて、話している時の光景や声が蘇ってきました。

私の母は2年前に亡くなりました。留守番電話に今も声が残っているのですが、聞けません。あまりに生々しい気がして辛くなりそうなので、まだ、無理です。

『聞き書き』は文章で残すので、その点でも刺激が少なく故人を思い出すには良いのではないかと思います。

まとめ

『聞き書き』を知っている方はあまり多くないです。私自身今回偶然見かけた講座案内で知り、受講することで理解をしました。

その人の話し言葉やクセをそのまま残す。

これが、その人の存在を蘇らせる。

写真や動画、声。今はどんな形でも残すことができます。劣化もしずらく場所も取らない。たくさん残すのであれば、その方法は良いと思います。

『聞き書き』は時代とは逆行しているかもしれませんが、刺激が少なくストレスがかからない。(思い出すことへの苦痛が和らぐ)想像力が働く。(実際とは違う姿かもしれないが)など読むことの良い点も多くあります。

佐賀新聞社長の中尾 清一郎さんも、今泉 みねさんが書かれた『名ごりの夢: 蘭医桂川家に生れて』を絶賛していました。

話し手の人がいないのと、一般に認知されていないので、なかなか活動をしていくのは難しいのですが、コミュニケーションの手段としても良いので、『話を聞く』ことはお互いにとって良い関係を築けると思います。

すこしづつ、発信をしながら『聞き書き』を進めていきたいと思います。

年齢も性別も何も関係なく、ただ、『その人の話し方』そのままで書くので、興味のある方はコメントに書いて頂くと嬉しいです(❁´◡`❁)。

それでは、本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

どなたかのお役に立てます様に。

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