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英語学習を続けるコツは「やる気」ではない。

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厚切りさん?ジェイソンさん?の名前のおかげでもあるのでしょうけれど、
みなさん「石の上にも三年」という言葉がしっくりくるのだと思います。

しっくりくるとは、自分にも必要である、と感じているということ。

何かしらの学習を始めたり、再開したりしたいときに、
まさに「石の上にも三年」の精神が大切になってくることは、
心の奥底でわかっているんですよね。

でも、続かない。

そして、次のように嘆くわけです。

なんて自分のやる気は弱いんだ。

さらには、次のように言い訳するわけです。

今日はやる気がないからやめよう。

しかも、学校の先生などが言うかもしれません。

やる気がないから続かないんだ。

はたしてこれは本当なんでしょうか?

ぼくは2006年から約10年間、英語の勉強を欠かした日はありません。
でも、やる気がない日はよくありました。
そんなぼくから言えることはたったひとつ。

やる気に頼らないで、やる仕組みを作ろう。

やる気がある日だろうが、ない日だろうが、関係ありません。
ぼくのやる気も年中続くわけではありません。

ですが、勉強自体は続いているのです。

そこで、今回は、やる仕組みの作り方のご紹介です。
と言っても、めちゃくちゃシンプルです。
仕組み作りに必要な要素は3つ。

「時間」「場所」「教材」です。
これからぼくがする3つの質問に答えていけば、
やる仕組みができあがっていきますよ!


1.いつ学習時間を確保できますか?

日々、仕事や食事、睡眠など、英語以外に費やすべき時間がありますよね。
人生を英語学習だけに費やすなんてことができればいいのですが、無理な話。

ですから、自分の生活の優先順位をハッキリさせて、
どのタイミングで学習をするかを決めておきましょう。

もっともNGなのは「いつか時間ができたらやろう」という決めかた。
ぼくにもそんな時期がありましたが、「いつか」はやってきませんでした。
だいたい、漫画を読んでしまったり、ネットを見てしまったり…。

このタイミングを決めるときのポイントは、5分単位から時間を取ること。
学習と聞くと、1時間くらいを想像するかもしれませんが、
そんなルールはありませんから、細切れの時間を有効活用したいですね!

自分が英語と向き合える時間を見つけておきましょう。
その時間が固定されていけば、自ずとその時間に体が動くようになります!


2.どこで学習をすることができますか?

時間を固定するのとセットで、場所も固定することが大切です。
その場所に来たら、学習するスイッチが入るようにするんです。
やる気があろうがなかろうが、関係なくなりますよね!

会社のデスクやバス、電車、カフェなどいろいろありますよね。
毎日通る道の中で「どこでできるかな」とイメージしてみましょう!

机と椅子がないといけない、という固定観念は捨ててください
別に立ちながらであっても、学習することはできますよね。
会社に入る前に、会社の前で……は怪しいのでやめておきましょうか。

ぼくは最寄りの駅を出たら、その駅前でやることがあります。
真似をしてほしいものではありませんが、とにかく場所を探しましょう!


3.何を使って学習しますか?

英語をやると決めたのであれば、何らかの目標ができたはずです。
その目標達成の味方になってくれる教材を探しましょう。
世の中には多くの英語学習教材があります。
無料のものも有料のものもありますし、本もウェブもアプリもあります。

自分が毎日のように使うものを選ぶわけですから、
適当に選んでしまってはもったいないです。
学習を続けたいのであれば、自分だけのお気に入りを見つけましょう!

自分のお気に入りにならないと、毎日手が伸びるようにはならないんです。
買ったけれどイマイチな服がたんすの中に眠っていませんか?
イマイチな例えでしたが、そのような感じです。
お気に入りのものには、手が伸びる回数が自然と増えますよ。

教材は内容で選ぶのが当たり前のところですが、
表紙や中のレイアウトで選んだっていいんです。

いいレビューがついているから……

それはそれです。
実際に手に取ってみたり、中身を見てみたりして、
自分がいいと思えば使ったらいいと思います。

ぼくにもありました。
評価はいいけれど、いざ買ったらテンションが上がらない本。
アイコンがダサくてホーム画面に置いておきたくないアプリ。


ここは自分の好みを全開で出すほうがいいですね!
その教材と一緒に、人生の貴重な時間を使うわけですから。


以上、「時間」「場所」「教材」についてのお話でした。

自分のお気に入りを片手に、
自分の決めた場所に、
自分の決めた時間に行けば、
自然と頭と体が動き出すはずです。

そんな自分を想像するとワクワクしてきませんか?

その気持ちを抱きながら、ぼくからの3つの質問に対して、
改めて答えを出してみてほしいと思います。

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渡邉 淳/porpor(英語学習コンシェルジュ)

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