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夏、ビートルズ。

夏といえば…そう、ビートルズですね。

皆さんも知りたいであろう、私とビートルズの出会いを語っていきたいと思います。

私がビートルズと出会ったのは、今思えば、両親が妹に贈ったプレゼントだったかもしれない。

赤くて、小さい、子供用のおもちゃの電子キーボード――――

妹はまだまだちびっ子だったので、主に私が使っていた。とはいってもカエルの歌を人差し指で弾くことに特化していた私は、早々に演奏することを諦め、キーボードに内蔵されていた曲をただ再生するだけだった。

その曲のうちのひとつが、ビートルズの大名曲、『Let it be(私はレリビーと呼んでいる)』だった。


時は流れ、私はぴちぴちの大学生ボーイになった。

大学でできた友人、Oの家に私はよく遊びに行っていた。Oは奇妙な人間で、漫画ワンピースの新刊は買うが、封も明けず棚に飾っているような性分だった。

妙に小綺麗なOの部屋で、私は発見した。赤い背景に、黄色い『1』の文字が躍るそのCDアルバムを。

そう、ビートルズのアルバム、『1(ワン)』である。

文化的なことに憧れを持っていた私は、ビートルズくらい嗜んでおかねば、という使命感にかられ、そのCDを2秒でOから奪い取った。

早速CDを聴いた私は、衝撃を受けた。き、聴いたことあるよっ!!

なんとそのアルバム、ビートルズの美味しいとこどりをしたかのような内容(ラインナップ)だった。ビートルズはただでさえそこら辺で流されることが多いスーパーバンド、無意識レベルで脳裏に刷り込まれている曲が多数だったのだ。

きっとみなさんも聴いてみれば、どこかで耳にしたことがある曲が大多数だろう。

その中でも特に私の原体験、幼少期の記憶を呼び覚ましたのはやはりレリビーだった。「これ、あれやん…」となるには十分な衝撃だった。

今ではすっかりレリビーとは言えば、私の好きなビートルズの曲ランキングTOP10にギリギリ入らないことで有名である。

いつか皆さんに発表したいな私のビートルズの好きな曲ランキングTOP10。

何が言いたいかといえば、つまり、夏といえばビートルズ、ビートルズといえば夏なのであった――――

終わり。

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