就活メディアでのSEO対策記事

【BtoB企業の志望動機の書き方のコツは?】

この記事では、就活でBtoB事業を行なっている企業を応募する際の志望理由を書く為に重要なポイントを説明しています。
前半では、BtoB企業とBtoC企業の違いといった基本的な事項を説明し、後半で志望理由を書くための実践的なアドバイスをします。
事業内容を深く理解すること、その会社で実際にどのようにして活躍できるのかアピールすること、等、志望理由を書くにあたり考えるべき重要な事柄を徹底的に解説しますよ。
ですので、この記事を読むことで、BtoB企業に限らず、志望理由を書くコツ、志望理由の重要性を理解することができるでしょう。


皆さん、就職活動お疲れ様です。

就職活動を頑張る中で、BtoB企業に目をつけた学生の方も少なくないでしょう。そこで、BtoB企業に興味を抱いた学生の方は、「BtoB企業の志望理由の書き方」に戸惑いますよね。
それはごく当たり前の事です。なぜならば、学生の皆さんは、BtoB企業のサービスに触れたことがありません。よって、なかなか志望動機が思い浮かばないのです。

そんな皆様もご安心ください。この記事では、「BtoB企業の志望動機の書き方」について徹底解説していきます。
記事を読み終える頃には、BtoB企業の志望動機をスラスラと執筆できるようになっているはずです。

BtoB企業とは?BtoC企業との違い

BtoBとは、「Business to Business」の略です。つまり、企業間取引を指します。例えば、車の部品メーカーは、自動車メーカーに商品を提供しますよね。ですから、BtoB企業といえるのです。

一方で、BtoBは「Business to Consumer」の略です。つまり、企業と消費者の取引を指します。例えば、自動車メーカーは、私達消費者に、車を売りますよね。ですからBtoC企業といえるのです。

BtoB企業と、BtoC企業の違い、ご理解いただけましたでしょうか?

BtoB企業のメリット

実は、BtoB企業へのエントリーは、就活生にとって多くのメリットがあるのです。その中でも、大きなメリット3つを説明します。

① 大規模な取引に関われる

BtoB企業ですので、取引相手は企業です。そうなると、一般消費者を対象としたビジネスと比較すると、単価の高い商品が取引されます。
そのため、一つ一つの仕事への責任感は増しますが、その分やりがいも大きくなります。

② BtoC企業に比べて、収益が安定している

BtoB企業は、比較的収益が安定しています。
なぜならば、企業間で取引が成立すると、その取引は長期間継続されることが多いからです。
よって、新商品が出るたびに消費者に販売促進を行うBtoC企業に比べて、収益が安定しているといえるのです。

③ 就活倍率が低い優良企業がある

就職活動を行うにあたり、学生さんは自分がその企業のサービスの直接触れたことがあったり、耳にする機会がある企業に興味を持ちます。
日々の生活の中にある企業に親近感を覚えるため、そうなることは当たり前のことといえるでしょう。

だからこそ、BtoBの企業はあまり学生さんにとって馴染みがないため、目を付ける学生さんが少ないのです。

ですので、BtoB企業にこそ、収益が安定しており、仕事内容も大規模で、ホワイト企業でありながら、そこまで倍率が高くない穴場の優良企業が多いのです。

BtoB企業の志望理由 書き方のポイント


企業が、学生さん方に志望理由を書かせる目的は何だと思いますか?
ただ、貴方の熱意を図りたいだけではありません。貴方という人材が、この先どのようにして企業に貢献してくれるのかを知りたいのです。
このことを念頭に置いて、BtoB企業の志望理由の書き方のポイントを整理してくださいね。

・企業の事業内容のリサーチは必須
当たり前のことですが、入念な企業研究は大切です。

先ほど述べたように、志望理由は、貴方がこの先どのようにして企業に貢献できるかをアピールするものです。
よって、志望理由を書く為に重要なことは、まずは相手を知ることです。
特に、「企業の強み/弱み」「特に現在力を入れている事業」「これからの成長戦略」を重点的に整理してください。
これらを把握することで、その企業で現在、未来において必要とされる能力や、企業が抱えている課題が見えてきます。

BtoB企業であるため、事業内容を想像することは難しいかもしれませんが、HPやパンフレットなどを駆使してできる限りの情報収集を行いましょう。

・活躍する姿を具体的にイメージできるように

続いて、BtoB企業の志望理由を書くにあたり大切なことは、「貴方がどのようにして企業に貢献できるか」を具体的にアピールすることです。

前の項目で、企業研究として、「企業の強み/弱み」「特に現在力を入れている事業」「これからの成長戦略」を知ることが大切だとお伝えしましたよね。

これらを知った上で見えてきた「その企業で必要とされる能力(現在だけでなく未来においても)」と、「自分のやりたいこと・専門分野・得意分野等」を結びつけます。

これにより、自分が、どのようにしてこの企業で活躍するのかを、リアルに想像してもらうことができます。

・その会社でないとダメな理由を明確に
とはいえ、志望理由を読んだ人事がよく思うことがあります。「なぜ、うちの会社なの?」という疑問です。
確実に通過する志望理由作成のためには、他の同業他社ではなく、御社でないといけない理由が必要なのです。
BtoB企業で、その会社でないといけない理由を見つけることは難しいように感じますが、実はとっても簡単です。
同業他社を入念に調べ、比較することで、貴方の能力が最も生かせる企業が見えてくるでしょう。
それこそが、その会社でないとダメな理由になり得るのですよ。

志望理由の具体例


志望理由の具体例①(総合商社)

自らのアイデアを生かした自分にしかできないビジネスを通して、一人でも多くの人の人生を豊かにしたい。これは、文化祭実行委員会の活動を通して
自分のアイデアを実現し、人々に影響を及ぼした時にやりがいを感じたことに、ボランティアサークルでの活動の影響により、他者に貢献することで大きな喜びを得るからだ。
貴社だからこそ実現できる理由は、「経営能力の高い人材が育つ会社」を目指しているため、他社に比べより質の高い経営人材へ成長できるからだ。さらに、貴社の信頼、人脈、経験を利用し、実現したいビジネスが一番実行できると考える。

ここがポイント!
「貴社だからこそ実現できる理由は、「経営能力の高い人材が育つ会社」を目指しているため、他社に比べより質の高い経営人材へ成長できるからだ。」
この一文により、他の同業他社でなく、その会社でないとならない理由が明確になっています。これこそが、人事の心をぐっと掴む志望理由に必要な一文です。

志望理由②(コンサル)

自身の強みである、「周囲を巻き込む力」が御社でこそ生かせると考え志望する。
クライアントの課題を解決するコンサルタントには、高度な論理的思考力が要求されることはもちろん、プランを提案するだけではなく実際に内部の人を動かしプランを実行するという「周りを巻き込んで前に進める」力が要求されると推察する。
学生時代に、文化祭実行委員長としてチームで文化祭を作り上げた過程で、異なる価値観を持つ仲間とも信頼関係を築き、心を動かし協力を得る力を培った。以上のような経験をもつ私であるからこそ、「他者と信頼関係を築くことを通して、巻き込む力」を生かして貴社に貢献できる人材であると考えている。

ここがポイント!
「自身の強みである、「周囲を巻き込む力」が御社でこそ生かせると考え志望する。」
冒頭で、自分がどのようにして企業に貢献できるかを述べています。これにより、この先の文章も、貴方が活躍している様子をリアルに想像しながら読むことができますよね。

まとめ


BtoB企業の志望理由を書くにあたり、重要な事柄をしっかり考え抜くことで、志望理由を明確にしておきましょう。
エントリーシートの先にある面接でも、志望理由は重要な軸となります。よって、曖昧な志望理由では、エントリーシートが例え通過しても、その後の面接で苦しむことになってしまいます。
ですので、しっかりと志望理由を明確にして就職活動に挑んでくださいね。皆様の就職活動が成功することを、心よりお祈りしております!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?