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MONO JAPANの中條永味子さん

2018-04-02

今回は「MONO JAPAN」で日本の「もの」をオランダに紹介している中條永味子さんにお話を伺いました。中條さんはJapan Cultural Exchange (JCE)を2015年に設立、日本そしてオランダの文化の発信を行っています。

今年で3回目になる「MONO JAPAN」に伺わせていただきましたが、増々盛況のようですね。日本にいてもあまり目にしない美しいものや、すぐれた品物がたくさん展示販売されていて楽しめました。オランダ人の来場者もすごく多かったですね。「MONO JAPAN」を始められたきっかけを教えてください。

2014年に九州を旅行する機会がありました。そのときに、たくさんの素晴らしいものづくりをしている人たちに出会いました。そのとき、つくり手が高齢化していく中、これらのモノを継承し、かつ海外に紹介できないかという気持ちが湧いたのです。2015年に日蘭文化交流を目的としたJCEを設立し、温めていたこの紹介が実現に向かって進むことになりました。

JCEを設立し、すぐにMONO JAPANを始めたのですか?

その前にこのプロジェクトを前に進めるきっかけとなった多くの出会いがありました。それは運命的とも言っていいかもしれません。準備期間中にインテリアの見本市であるメゾン・エ・オブジェやアンビエンテに出向いていたのですが、そのアンビエンテにて日本のインテリア界でトップの座にいらっしゃる「Time & Style」(注:2017年にアムステルダムにも店舗開店)の吉田社長そしてMUJUNの小林新也氏にお会いする機会に恵まれました。彼らが私の背中を押してくれたのです。

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オランダで起業したかたがたを定期的にインタビューしてご紹介しています。自薦他薦を問わずご興味のあるかたは、info@portfolio.n…

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