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教育を抜本的に変える〜麹町中学校の取り組み

こんにちは、大江仁です。

今日は一風変わった教育について、お話していきたいと思います。

2019年の記事ではありますが、
教育評論家の尾木直樹さんの記事です。

この尾木氏の記事は、
麹町中学校という公立中学校を内側から改革した
工藤勇一前校長の著書を取り上げて、その改革内容を紹介しています。

麹町中学校というのは、名門の公立中学校です。
(公立中学校に名門とかあるんだ・・・とは思いましたが・・ww)

名門と呼ばれる理由には、都内屈指の東大進学率を誇る公立高校である日比谷高校への進学率がこの麹町中学は高いということがあるようです。

そしていつしかこの麹町中学校→日比谷高校→東京大学というコースがエリートコースと呼ばれたそうです。

OBに著名人が多いのも特徴で、
故加藤紘一元官房長官、岸田文雄前政調会長、俳優の角野卓造さんや女優の貫地谷しほりさんなどがこの麹町中学校のご出身だそうです。

そこに冒頭の工藤校長が着任したのは2014年のこと。
工藤校長はクラス担任制の廃止や中間・期末テストの廃止、それに代わって単元テストの導入などを実施しました。さらに学生の象徴、宿題も無くしました。

基本的に工藤校長の方針をみていくと
「押し付ける」ということを排除しています。

数学の学習もタブレット教材の「Qubena」を使って、
自分の苦手項目を理解して、そこの問題を徹底的に解いて克服する。
そしてステージをあげるわけです。

大事にしていることは「生徒にとって将来的によくなること」なのです。
それぞれに最適な教育を実施して、クリアしていくことによって、
主体的に取り組む姿勢もつきます。

一斉に履修させるという、やること自体を「目的化」した教育からの脱却なのです。

これは教育に限らず、仕事でもそうだと思うのです。

結局、一流の仕事をする人はもちろん、社会人としての基礎基本を根底におきながらも、自分の頭で考えて、自分で目標設定して、現状を把握して、そのゴールに向かって、プロセスを組み立てます。

本当に一流のビジネスパーソンになっていくためにも
主体的に取り組む教育によって、学生時代から自分で考える力を養うことができれば、大人になってからより大きな成果を出しやすくなるのではないかなと思いました✨

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