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【WSデッキ紹介】8門三玖

割引あり

はじめに

こんにちは、ぽるとです。
約3年間ヴァイスシュヴァルツから離れており今年から復帰しました。
復帰後、ずっと調整していたデッキを使ってCSで入賞できたので気分が良いうちに自分の思考をアウトプットしようと思い記事を書くことにしました(4位でしたが、復帰後2ヶ月程度で入賞できたことは素直に嬉しいです)。
デッキを一緒に調整してくれたふにゃたには感謝🙏&入賞おめでとう🎉


1.2024年前期のヴァイスシュヴァルツ環境とデッキ選択について


世はまさに大ドリーム時代!!
自分の山札を捲るたびに一喜一憂しそのままレベル4へ(敗北)

折紙互換のドリーム達

と言うのは冗談です。「これ最強!!」と主張できるスペックを持ち合わせたカードが少なく、弱いカードが多い印象です。そのため、弱いカード同士を組み合わせデッキ全体の噛み合わせを良くしCX比率の高い山を作りダメーレースで優位に立てるデッキが強いと復帰直後は感じておりました(当たり前のことを言ってすみません🙏)。ただ、その弱いテキスト群の中唯一テキストが強く頭1つ抜けている枝扉プロセカというデッキがございます。

ここではプロセカの強みの1つである青柳について触れたいと思います。
皆さんは青柳のCXコンボで何ダメージくらい受けてますか?
実際5〜7点+リフレッシュペナルティを飛ばしているイメージがありますが、これはチノココ3面を超える強さのため破格の詰め性能です。

3面できれば最強だが10コスト必要なため非現実的

しかも受け側の山札のCX比率が高ければ高いほど青柳のCXコンボが強力になるため「山札を強くするゲーム」であるヴァイスシュヴァルツを否定しているように感じます。

上記の打点数から、自分が2-5以上になってしまったら青柳を耐えることはほぼ不可能です。助太刀無効の本体打点×3+CXコンボを数回キャンセルすることで耐えることができますが青柳には追加で3点バーンイベントがあります。意味が分かりません。

少なくとも
・青柳の本体打点を全て止める可能性があるCX比率の高い山札を作る
・助太刀以外の防御札がある
・序盤から打点を受けず(または回復をすることで)クロック数を抑えレベル2前半から青柳を受ける
このどれか1つをデッキコンセプト上無理なく満たすことができるデッキしか今期の土俵に立てないと感じてます。

状況によってはCX比率の高い山を強くすることもできず、自分が2-4くらいの時でもクロック増加札を使用しプロセカ側を2-5くらいからレベル4に上げなければいけないケースも発生するかと思います。このケースはプロセカ対面以外でもあり得る話です。

とここまでの内容をまとめますが、
①プロセカが頭一つ抜けた性能をしているがそれ以外のデッキはカードパワーが低いため、プロセカ以外にはCX比率の高い山を作りダメージレースで優位に立つことができれば勝ちに近づきやすい
②青柳を耐えるための土俵に立てるデッキの要素を少なくとも1つ満たしている必要がある
③相手をレベル2後半からレベル4まであげるダメージを与えることができる詰め性能がある
④意図的にクロックを増加できるカードを採用できる
となります。
復帰直後の1月にプロセカでフリーしてくれていたオッシーのおかげでこの点に気づけました。感謝です🙇‍♂️

ここまできて今期使用すべきデッキが思い浮かぶのではないのでしょうか?
そう、プロセカですプロセカなんです。
ですがここで1つ大問題が発生します。私スーパー萌え豚のため、カードに男が写っているタイトルを使いたくないんです😭
復帰した時点でデッキがないと頭を悩ませておりました。
そんな時これらのカードが公開されました。

三の女

大人気アニメ五等分の花嫁の追加カードです。
皆さんは五つ子のうち誰が好きですか?
















もちろん四葉ですね?

元気いっぱいで可愛い

この話を話題に出すと戦争が始まる可能性があるため本題に戻りたいと思います。
公開されたカードの内、三玖のカードデザインが今期のデッキの要素を満たせるのではないかと思い調整を始めることにいたしました。

2.デッキリストと三玖のコンセプト

実際にCSで使用したリスト

デッキコンセプトについて触れる前にここまで複数回出てきたワードである「CX比率の高い山札」について触れたいと思います。
言葉通り山札の中にあるCX枚数が多くダメージをキャンセルしやすい山札を指します。
※似たような意味合いで「強い山札」と言うこともありますが、こちらは山札内のCX枚数が多いことに加え山札内にあるカード自体も強いカード(序盤でのみ使用するカードがなく、どのカードをドローしても強い状態)で構成されている際に使用するワードと考えております。ヴァイスシュヴァル自体は強い山札を作ることを目指すゲームだとは思っておりますが。

CX比率の高い山札を作る方法の1つである
・リフレッシュ時に控え室以外の総枚数を多くする
について焦点を当てたいと思います。

このゲームは山札以外にどのタイトルも干渉できる領域として、
①手札
②クロック置場(レベル置場)
③ストック置場
④舞台
⑤控え室
が存在します。
簡単になりますが、リフレッシュ時に①〜④のカード枚数が多ければ多いほど⑤の枚数が少なくなりCX比率の高い山札を作ることができます。1週目のレベル1の際にクロック置場にカードがある状態でリフレッシュする1リフが重要とされている理由もここにあります。基本的に①〜④の領域を何かしらの方法で増やしていくことを目指します。
ですが、ヴァイスシュヴァルツにはこれらの領域以外にも特殊な領域があります。

マーカー置場思い出置場です。

これらの領域に干渉できるデッキは限られており、領域にカードがあればあるだけリフレッシュ時の控え室の枚数が少なくなります。

そう、三玖はリフレッシュ前にマーカー置場にカードを一時的に増やしCX比率の高い山札を作るインチキデッキです。

インチキカード

コンセプトが決まれば早速調整!
と調整しておりましたが早い段階で壁にぶち当たりました。

このデッキ、キャラのテキストで1リフできる要素が何ひとつないです。
とこの課題ができた瞬間に調整を中断しました(追加のカード2種しか見えてなかったしね)。
いくらマーカー置場にカードを増やすことができるとはいえ、1リフできずクロック置場のカードが全て山札に戻ってしまったら流石にCX比率の高い山札と言い張ることはできません。

と三玖を捨て新たな女であるヒフミを調整していた時に運命の出会いがありました。

出会いはカドショの特価コーナー

いや、カードリスト全部見ろよというツッコミはしないでください。
このカード、コストと回収対象をネーム指定することで山札を5枚まで削る&トップチェック付と破格のスペックになっております。
このカードのおかげで1リフが容易となりデッキコンセプトを実現できるようになりました。

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