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「また失敗する?」という思い込み

「また失敗する?」という思い込み

これは「失敗」「うまく行かなかった」とき、その後に何をしたのか?の結果です。

例えば、「これは私に必要な経験だった」などと、自分に都合のいいように解釈をして終わらせていませんか?
確かに、会社の研修やコーチングなどで、プラス思考になる方法として「マイナスではなく、自分に必要な失敗だったとプラスに捉えよう」って習います。私もそのような研修を会社員時代に受けました。
これは、気持ちを凹ませないようにするため、その場をやり過ごす方法でしかありません。

意識では「これは私に必要な経験だった」と言い聞かせていますが、
自分の脳は失敗したときのイメージと感情をそのまま記憶しています。
つまり、無意識下では「失敗した状態」をそのまま記憶しています。

その状態を放置したままだとどうなるか?
同じ状況になったら、同じように失敗します。
脳はイメージしたことを実行に移す仕組みがあるので、いくら、意識で「出来る」と言っても、脳内では「失敗するイメージ」をしているのだから、そちらを優先します。

この状況を繰り返していくと「また、失敗する」と思い込みを強くしていきます。
最終的に「どうせ失敗する」となり、怖くなるので、チャレンジもできくなってしまいます。

失敗のイメージを成功のイメージに変えない限り同じことを繰り返します。
失敗には、「対策と改善」そして「対策により次はうまく行くイメージ」をしていくことで、「また失敗」を減らしていくことができます。

ささいな失敗から、トレーニングしていくのをお薦めします。

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