SNSは数か質か

SNSで何を成し遂げたいかは人それぞれだとは思う。「仕事のオファーをもらいたい」、「インフルエンサーになりたい」、「自分のメディアに集客したい」などなど。そのために、自分のフォロワーの数を増やそうと思う人は多いはずだ。

思い通りにフォロワーが増えずに悩んでいる人はフォロワーを増やすことよりも、一人ひとりをファンにする感覚でいた方が良いかもしれない。

僕はTwitterを本格的にやりだして3ヶ月ちょっと。1ヶ月1,000名超のペースでフォロワーさんが増えている。
もっと数を追うやり方はあるんだろうけど、できる限り一人ひとりを大切にしたいと思って取り組んでいるのでちょうど良いくらいなのかもしれないとも思っている。

「ファン作りについて具体的にどうするの？」という話は色々と言いたいことはあるが、実は今回書こうと思ったのはそこではない。むしろ、フォロワーが増えだした人が感じだすとある現象についてである。

ちなみに、フォロワーを増やすということに関してはTwitter攻略noteを読んで実践するのが現時点でダントツだと思う。著者のやまけん@yamaken_eduがファン作りの取り組みやすい事例をTwitterでわかりやすくまとめているのでコチラもフォロワーを増やす上でとても参考になると思う。

フォロワーが増えることで起こる悩み

今日、ふとnoteにまとめようと思ったのは、とあるクローズなコミュニティでこんな相談をもらったから。

名前は伏せるが、この人はコツコツTwitterを通して一人ひとりと向き合ってきてフォロワーさんが増えてきている人である。
そして、これからも一人ひとりに向き合っていきたいが、数が増える中で限界を感じている。そんなところだろう。

そして、この投げかけられた相談に対して「私も〜」「自分も〜」という共感の反応が相次いだ。何をやるにも、数を追うと質が下がり、質が下がると結果的に数が増えないという悪循環にはまりだしているのである。

これはSNSに限った話ではなく、僕が採用担当とやっていた時も感じていたことである。人数を採用したいので数を追い出すと、採用の基準が下がり、採用基準が下がると「この会社は誰でも取る」となり結果的に内定辞退が増え、人数が採れない。むしろ、質を追った方が「なかなか入れない会社」と応募が殺到する場合が多い。

Twitterのこのケースはフォロワーが増えることにより返信（リプ）などが増え、一人にかけられるコミュニケーションがどうしても希薄になっていく。希薄にしたくないが、多くの人が「忙しい」「これ以上できない」と限界を作ってしまう。

実はココが成長の大きな転換点であるということを見失ってしまってはいけない。もったいない。だが、先に言っておくが、「努力と根性で更にパワーを割く」は使える時間に限界がある限り、ほぼ間違いだ。

時間管理が人生を変える

1日24時間という事実は変えられない。なので、24時間の使い方を変えるしかない。時間管理というが、時間という実態のないものを管理することはできない。できるのは時間の中の出来事管理である。

世界中の億万長者がたどりつく「心」の授業の著者である河合克仁@kawai_eduは時間管理術についてこう言っている。

平たく言うなら「何をするか（選択）」と「どうやるか（方法）」である。

量と質のバランスは壊して良い

前置きが長くなってしまったので、僕が伝えたいのは「量を追うと質が下がるなら、量を維持しながら質が下がらない努力をする」である。つまり成長しろ！ってことだ。間違っても質を維持するために量をセーブしてはいけない。

同じ一言の挨拶でも印象に残らない挨拶もあれば、ずっと印象に残る挨拶もある。もらって忘れるプレゼントもあれば、一生涯忘れないプレゼントもある。スルーしてしまうリプもあれば、ついRTしたくなるリプもある。

つまり、かけた時間が同じでも効果は一緒じゃない。時間がないと嘆きたい時は、自分の一挙手一投足がレベルアップするタイミングなのだ。

できないというストレスこそ成長に必要な痛み

もちろん、いきなり完璧にはできないだろう。でも最善を尽くし、より高みを目指すことはできる。目指して努力し続けることはできる。努力し続ければ必ず成長する。自分のキャパオーバーになりだした時こそ、成長のチャンスなのである。キャパオーバーを感じるストレスこそ、成長にともなう必要な痛みなのである。

効果的なやり方は本屋にもネットにもSNSにも転がっている。自分をアップデートさせるのに必要なのは自分が変わる勇気と覚悟だ。

だからこそ、自分が変わることで人に喜んでもらえるという境遇は自分に痛みを乗り越えて変わる勇気と覚悟を与えてくれる。これまでの自分のやり方をより効果的なやり方に変えるチャンスであり、自分の人生をより良い方向へ導いてくれる転機なのである。

GOOD LUCK！

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P.S.夫婦で10分間のラジオ番組をやっているのでコチラもほっこりと学びと参考になると思うので、是非聴いてみて面白かったら、フォローしてくださいな。