嵐の櫻井翔くんがきっかけで26%アップ(後編)

櫻井翔くんと出会ったときの話にスキしてくれてありがとうございます。
まだ読んでないなら前編からぜひ読んでほしいです。



 そしてnoteやっているならサポートすると記事がシェアできるらしいので櫻井くんのよさを広めませんか?
詳しい方法はこちらを参考にしてください。



 あなたのできるアクションが偏見のない優しい社会をつくるとホンキで思ってます。
櫻井くんと嵐と一緒に優しい社会をつくっていきましょう。
では後編の話にはいりますね。

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 再び櫻井くんと会ったのは2015年8月だった。
9月にリオパラリンピックアジア予選が東京で開催される。
最後の合宿のときにあわせて時間をつくってくれた。
場所はとあるホテルの会議室。
体験は以前にしていたので今回はキャスターとして戦術面や大会にむけてのインタビューだった。
4年間会えてなかったがニュースZEROのスタッフを通じてつながっていた。
ZEROの放送があるときにすてきなコメントをくれるだけでなく、放送以外でも大会の結果を気にしてくれたりぼくのことも気にかけてくれていたと聞いてすごくうれしかった。

 今回はさすがに事前に櫻井くんと会うのは教えてもらっていた。
しかし、どこで会うかとかは選手にすら秘密。
「さすがジャニーズのセキュリティーだなー。」
カンシンしながら車でホテルへ。
会議室にはいるとまだスタッフがセッティング中だった。
ディレクターがあいさつにきてくれ
「櫻井さんは上の控え室にいます。まもなくおりてくると思いますので少しおまちください。」
そう言って最終チェックにもどっていった。

 ぼくは見えなくなって緊張しなくなった。
それは、テレビカメラが何台あっても、何百人の前でしゃべるときもまわりが気にならなくなったからだ。
さらに有名スポーツ選手や芸能人と会っても緊張しない。
話するときにカタガキとか関係ないと思ってるから。
自分の心をひらいて相手のことを考えて話する。
心の声を言葉にすれば相手にどう思われるかな?とかはずかしいとかいう気持ちにはならない。
だから台本どおりにはしゃべれないのだ。


 「櫻井さんはいりまーす。」
ADらしき人の声が聞こえた。

入り口から一番奥にいたうちらのとこへ皮靴のコツンコツンという音が近づいてくる。
座っていたうちらは立ち上がりあいさつをかわした。
ぼく 「櫻井さん、お久しぶりです。」
櫻井 「どうも櫻井翔です。お久しぶりです。」
たわいもないあいさつだが、ここに櫻井くんの優しさがつまっていた。
視覚障害者はあいさつだけされても誰から言われたのかわからないときがある。
特に会社や学校など大勢いるとこで言われると
「今の誰だっけ?」となる。
何度も声を聞いて特徴をつかめば一発でわかるようになるが脳をフル回転させなければならない。
 今回の場合は櫻井くんとの対談だから、あらかじめわかっているのに
「櫻井翔です。」と視覚障害者のために名のったのだ。

 細かい内容は2015年のZEROで放送されたからかつあいするが櫻井くんのインタビューはちゃんと調べて頭にはいっていることが伝わってきた。
放送で使われた背中を使って戦術理解をする方法のときにぼくが思ってたのは
「櫻井くんなで肩だからスーツにしっかりしたパットいれてるんだな。」

 合計1時間弱収録した。
カメラがまわってない休憩のときはたわいもない話をしていた。
櫻井くんの体調管理の方法とか、このあとの予定とか・・・。
確かこの収録の後は生放送の人気音楽番組に出演する予定だった。
基本櫻井くんは敬語を使う。敬語はたいてい心の距離を感じるからどうにか敬語からフレンドリーな言葉へ変えさせようと努力するぼくがいる。
ただ、櫻井くんの敬語はそう感じなかった。そこには敬語でも心の近さを感じられたからだろう。

 そして楽しい時間はあっというまに終わり櫻井くんは次の現場へいくことに。
そのとき、最高にうれしいことがあった。
詳しく書くと櫻井くんに迷惑がかかるかもしれないので言えないが神対応な櫻井くんにまた心をうばわれた!
最後に握手をして櫻井くんは去っていった。


 それから櫻井くんには会えていない。またZEROでとりあげてもらって対談するために
ブラインドサッカー日本代表復帰をめざしていた自分がいた。
しかし、いろいろあって今年3月に17年間の現役生活にピリオドをうつことにした。
そしたら櫻井くんからお疲れさまでしたというメッセージをもらえた。
それを聞いたときにポロリとこぼれるものがあった。
いやされた感覚になった。
現役を続けたかった気持ちがなかったわけではない。
代表へもどれなくてくやしくなかったわけではない。
そんな気持ちをすべてクリアにしてくれた。
櫻井くん、、心からありがとう!

 現役として対談はかなわなかったけど、パラリンピックレポーターとして一緒に現場いくとか、
ZEROでパラスポーツの分析を一緒にするとか、
いろんな企画を提案して再会を実現させてみせる。

そしてそのときに櫻井くんへ嵐へお願いしよう。
「一緒に偏見をなくすための活動しよう」って。
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タイトルの26%は日本の人口に対して嵐、V6、キスマイ、キンプリなどジャニーズでブラインドサッカーを体験したグループのファン数をあわせた率。
人口の1/4って大きな数じゃないですか?
この人数がホンキで偏見のない社会のために理解していけば実現できるはず!!
自分のメンタルをととのえていると誰かに優しくできちゃいます❤️
メンタルは誰でもトレーニングできます。
嵐とジャニーズと一緒なら思いやりあふれる社会をつくれると信じています。

 今回も長い文章を読んでくれてありがとうございました。


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