Jewelries!004発売決定によせて。(2/3)

前の記事に続いてクール編。
私の趣向がわりとロック寄りなので、キュートの面々より想像しやすいかな?と思ったら、アイドルによってはそうでもなかったよ。

松永涼

既にソロでアンダーグラフの「ツバサ」をカバー済み。

男勝りな口調とロック魂を持ちながら、所々に育ちの良さが垣間見える…育ちのいいロッカー…QUEENか!?と思ったけどちょっと他のナンバーと差があり過ぎる。「We Will Rock You」とか聴きたいけどな。

というわけで順当にガールズロックナンバーで考え直して、真っ先に土屋アンナの「rose」が思いついたけど、これはどっちかっていうと木村夏樹にカバーしてほしいので却下。
あと、世代的に相川七瀬の「LIKE A HARD RAIN」らへんもいいなと思った…ものの、結局出てきた答えは、浜田麻里の「Return To Myself」だった。

1983年に「麻里ちゃんは、ヘビーメタル。」のキャッチフレーズでデビューし、LOUDNESSの故・樋口宗孝氏がプロデュースしたヘヴィメタルアイドル。当初はゴリゴリのメタルを歌っていたものの、1989年に一転して爽やかなロックナンバーで大ヒットしたのがこの曲。

ロックを主体としつつも爽やかで、松永涼のイメージにも似合う1曲かと。

三船美優

既にソロでコードギアスの「モザイクカケラ」をカバー済み。

その憂いを帯びた姿から、いくつかテレサ・テン楽曲がよぎったけど、流石にどうかと思うので除外。Winkの「きっと熱いくちびる」「夜にはぐれて」らへんも合いそうなんだけど、Winkは2人で歌ってこそかなあと思うのでこれも除外。

最終的に杏里の「オリビアを聴きながら」に落ち着きました。

小林麻美の「雨音はショパンの調べ」と最後まで競り合い、こっちは元が洋楽カバーなんで権利関係めんどくさそうだなあってのと、あと美優さん、オリビアもショパンも聴きそうにないけど、寝る前にジャスミンティーは飲みそうじゃね?という、安易なやつ。

なお別解釈で平松愛理の「部屋とYシャツと私」も挙がったんだけど、浮気した恋人と毒入りスープで心中を考える重さは、美優さんの重さとは違うわなあと思い至り、却下。

ところで私は美優Pであります。(他に菜々・美波担当)

森久保乃々

既にソロでデジモンの「Brave Heart」をカバー済み。

前に言及した通り、CMでの「もりのくにから」がだいぶさだまさしだったので、フォークで考えてみる。フォークとメルヘンを併せ持つ楽曲となると…吉田拓郎の「伽草子」とかかな。もりくぼが拓郎…?と思うかもしれないけど、デビュー間もない頃は結構かわいい曲もあったのだ。
あとは順当に考えると、森山良子の「この広い野原いっぱい」とかも、なかなか合うのではなかろうか。

んで、結局のところさだまさしの「雨やどり」に落ち着く。

ところどころの遊び心ある歌詞回しなどは、普段のもりくぼの会話にも近しいものを感じるのです。素敵な話の展開にポエム大好きもりくぼもきっとニンマリする事でしょう。

藤原肇

CINDERELLA M@STERでは高垣楓に続く荘厳なバラードを披露した彼女だけに、どうしてもそっち系で連想しがち。Sound Horizonとか梶浦由記とか。
なのでその辺はあえて外し…たかった…んだけど、結果的に選んだのはこれでした。Kalafinaの「oblivious」

元来3人で歌う曲なのでソロではどうかとも思ったが。

砂塚あきら

新規追加組の7人の中でもっとも現代っ子で、かつアイドルにスカウトされる前からSNSやゲーム実況を用いて自身を表現していた、自分の足で歩くシンデレラを地で行く彼女には、ボカロ曲がしっくりくるんじゃないかな。
ハチ(米津玄師)の「マトリョシカ」とか。
しかしながら今の子はボカロ聴くのかね?という疑問もあり、そもそも前述の発想自体オッサンのそれなんじゃないかとも思う。

ではゲームミュージックから考えると、彼女の好きなゲームはいわゆる洋ゲーとかFPS系だと思われるので、私の言うゲームミュージックとはだいぶ違う。例外的にスプラトゥーン…とも思ったけどイカ語だからなあ。

で、何だかんだ考えていくとAdoの「うっせえわ」かな。
だいぶ直感ではあるんだけども。そういえばこれも作曲はボカロPだ。


パッション編に続く。

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