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娘がかわいすぎて生物の進化について考えを巡らせるに至った話

娘がかわいいんすよ。

もうすぐ2歳7ヶ月。機嫌で全てが決まる上にそれがコロコロ変わるので、うまく乗せて言うことを聞かせたり、それも通用しないとなったら泣きわめくのを担いで強行したりと、それ相応に大変っちゃ大変なんですが、それはそれとして、かわいいんすよ。

いやほら、誰しも自分の子供が一番かわいいとか、そう言うのは分かってるんです。ただそれを差し引いて考えたとしても、何だこの美少女、本当に自分の子なのか、って。
本当なら娘のかわいさを全世界に広めたいくらいなんですが、近年のSNSの悪用など、やっぱり不安なところはありますので、抑えてはいるのです。これでも。

さて。

そんな親バカまっしぐらな中で、ふと思い出したのが、どこかで読んだ話で。
「生物の幼生は成体に可愛がられ守られるために、愛くるしい姿をしている」
という説。

よくできたメカニズムだなあと思うのです。仮にその通りだとした場合、生物のDNAに、庇護欲をかき立てられる対象がどういったものなのかの定義があって然るべきで。
人間はもちろん哺乳類から魚類まで、幼体の共通点を辿っていくと、

  • 成体と比べてシンプルかつミニマムな構成をしている

  • 能力的に未熟であり、成体の手助けなしに生存できない(ただしこれは魚類などが当てはまらない)

といったところなのかなあと考えられます。
こう書き出してみると、はあ、なるほど、という謎の納得感があります。

そういった特徴に成体は庇護欲をかき立てられ、手助けをしつつ成長を見守り、成体となるのを見届けていくという営みが、何億年も続いていて…自分もまた、晴れてその壮大なバトンリレーの一部になっているのかと思うと、なかなかに、その、なんだ、よく分からないけど、趣があるなあと。
こういうとき、若い人は「エモい」と言うのかしら。

…とまで思ってたんだけど。

幼体が、未熟かどうかはさておき、愛されやすいビジュアルをしていると言う点において、蝶や蛾に関しては例外なんじゃないかと、ハッと気付かされました。
いや、あれはあれで、蝶や蛾にとっては愛すべき姿なのかもしれないですが。

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