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【結局どれが一番成功する?】ギバー、テイカー、マッチャーどれになれば良いのか?#2

ギバー、テイカー、マッチャー。

人間が人と関わる上で、人の性格は主に上記の3つに分かれると言われています。

前回の記事で、それぞれの特徴をお話しさせていただきました。
ご興味のある方、ギバー、テイカー、マッチャーについてよく分からないという方はぜひご覧ください。



さて、本日のテーマは、結局3つのうちどれが一番成功できるのかという内容です。

皆さんの予想はどれでしょうか。

順番に解説していきます。

1. 最も成功できないタイプ

まず、最も成功できないタイプについてです。

実はこれは、ギバーなんです。

えっ!!?

と思われた方も多いかと思います。
ギバーはまさに模範的なタイプですから一番成功して欲しいのですが、成功できないことには理由があるのです。

それは、テイカーに搾取されてしまうからです。

ギバーはなりふり構わず人に親切をします。

そしてテイカーは人の親切の恩恵を受けまくった上で一切お返しをしようとしません。

現実を見たくはありませんが、完璧な搾取モデルが完成してしまうのです。

テイカー、許せませんね。

このテイカーの存在により、ギバーの成功が阻まれてしまうのです。

残念!

2. 2番目に成功できないタイプ

さて、では次に2番目に成功できないタイプですが、
これはテイカーです。

皆さんも予想がつくと思いますが、テイカーは人から嫌われやすいです。

「あの人に親切にしても、全くお返しも何もないしやってられないなあ」と言った理由で、最初は利益をぶんどれてもそのうち周りから人が消えていきます。

そして誰からも信頼されなくなってしまうのです。

皆さんも直感的にテイカーの近くには行きたくないですよね。

人に信頼されることができなくては、成功することもあり得ません。

テイカーはギバーを搾取した後に社会的に少しずつ滅んでいくのです。

3. 1番成功するタイプ

では、一番成功するタイプは何でしょうか。

実は、

マッチャーではないのです。

これまたえっ!!!?

と思われた方も多いでしょうが、マッチャーはやってもらった分だけはお返しをするという精神なので、適度な距離感を掴めるかもしれませんが、圧倒的に信頼されるということは起きないのです。

マッチャーは何事も「ほどほど」というような感覚です。

では、一体誰が最も成功するのでしょうか。

それは実は、

ギバーなのです。

ギバーはさっき最下位だったはずと思われるかもしれません。

しかし、最も成功するギバーは単なる「与える人」ではありません。

「適切に与えること」ができる人です。

「適切に」というのはどういうことでしょうか。

これは
・自己犠牲をするな
・他者思考になれ

ということです。

1つずつ順に解説します。

まず、「自己犠牲をするな」ということですが、これは自分ことをないがしろにするなという意味です。

例えば自分の仕事が終わっていないのに、他人の仕事を手伝ってばかりいては、自分の仕事は終わらず、上司からの評価はどんどん下がっていってしまいます。

これでは人を助けても自分が犠牲になるばかりですね。


次に「他者思考になれ」についてです。

これはどういうことかというと、「相手の望みを叶えながらも、自分の望みも叶える」というやり方です。

例えば、仕事においては、
・相手に教えることで、自分の理解をより深めようとする
・相手にしっかり教えることで、部署全体の効率を向上させ、結果自分の仕事の能率や成果にも良い影響を与える

と言ったものが挙げられます。

これは決して自己犠牲の下に成り立っている親切心ではなく、あくまで「自分も他者にも利益がある」という状況で行われていることがわかります。

現代でいう「Win-Win」という関係ですね。

結論をいうと、成功しやすい順に

一位 他者思考のギバー
二位 マッチャー
三位 テイカー
四位 自己犠牲のギバー

となります。

他者思考のギバーを目指して頑張りましょう!

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