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【お金と上手に付き合える💰】保護者必見!🔥お小遣いの正しいあげ方

はいこんにちは!ポジティブ先生です🔥
本日は自称大人気シリーズお金の教育です!💰

そして今回は実践編!
お小遣いの正しいあげ方について解説します。

お金について正しく理解し、お金とうまく付き合っていくことで、大人になって大きな額のお金を手にした時も、正しく扱えるようになります。

正直、今のお小遣いのあげ方は、お金の勉強の側面から考えると、全くもって上手くいっていません。

このような状況では、日本人の金融リテラシーもこれ以上高くなることはないでしょう。

今回の記事を参考にしていただき、お子さんがお金とうまく付き合っていけるようになることを願っています。

少しでもお役に立てれば幸いです。

余談ですが以前、息子さんがいる教育熱心な知り合いにお小遣いのあげ方について聞かれたことがあり、今回の方法を教えてあげました。

息子さんはお小遣いをあげるとすぐに使い切ってしまい、月末には全く残っておらず、追加のお小遣いをねだるような人だったそうです。

しかし私が教えた方法を実践したところ、息子さんはお金についての意識が180°変わり、毎月少しずつ貯金をするようになったそうです。
そして高校を卒業して大学に入ってから、本格的にお金の勉強をするようになりました。

さらに、これは私もびっくりしたのですが、大学卒業時に株で500万円の利益をだしていたそうです笑

なかなかすごいですよね。

私がこの方法を教える前は、もらった分だけ使って、月の途中でいつもすっからかんになっていた子です。

誰だって知識さえあれば変わることできるのです。

今回の内容を勉強して、皆さんもこの息子さんのように大きな成功を手に入れることを願っています。

それでは早速みていきましょう。


1. 現状のお小遣いの渡し方

まずは、現状把握です。
以下は、お小遣いの相場です。
(すべて中央値で紹介しています。)

あげる頻度は月に一回
小学校低学年・・500円
小学校中学年・・500円
小学校高学年・・1000円
中学生・・2000円
高校生・・5000円

金融広報中央委員会「子どものくらしとお金に関する調査(第3回)2015年度」

これとは別の渡し方として、月のお小遣いは特に渡さない代わりに、子供が「〇〇でお金が必要」と言った場合に、その都度必要な分だけ渡すという方式でやられている家庭もあるようです。

正直、これらのやり方では子供がお金とうまく付き合うなんて夢のまた夢です。

なかなか金融リテラシーは身につかないでしょう。

では、どのようにお小遣いを渡していけば良いのでしょうか。
順に解説していきます。

2. お小遣いの正しい渡し方 ファーストステップ

ここでの目的は、「お金を子供に渡す」ことではなく、「お金とうまく付き合えるようにする」ことが最大の目的です。

まずは、「与えられた分だけ使う」という習慣をなくす必要があります。

与えられた分だけ使う習慣があると、大人になった後も貯金のできない人間になる可能性が高まります。

渡す額はこれまでと同じだったり、上記の一般的な家庭に合わせてもらったら良いでしょう。

ただし、渡した時に、一言聞いてください。

【「使うお金」「使わずに貯めるお金」の内訳を教えて。】

これを一言確認することで、貯金の意識を根付かせることができます。
そして、お子さんが言った内訳をメモしておいて、月末に確認してください。

もし、言った内容と違う結果になっていたら、そうなった原因を聞いてあげてください。
ついつい使ってしまって、当初の内訳から外れることはあると思います。
それ自体は悪いことではありません。
しかし、そのお金の行方をしっかりと確認する習慣が、貯金意識をより高めてくれます。

ただ渡すのではなく、
どんな内訳で使ったり貯金するのか、そして月末の結果の確認を行うという過程を大切にしてあげてください。

この習慣をつけておけば、大きなお金を手にした時も、使う分と使わない分を分けることができて、堅実に貯金することができます。

2. お小遣いの正しい渡し方 セカンドステップ

さて、ある程度貯金ができるようになってきたら、次のステップに移りましょう。

セカンドステップでは、投資の基礎を学ばせます。
現在の大手銀行では、いくら預けても利息が0.001%しかつきません。

利息というのは、お金を貸していたことに対するお礼のようなものです。
貸していたから、お礼として預けてくれた分の〇〇%を上乗せして渡すね、というものです。

この利息0.001%というのは壮大ないじめで、100万円を銀行に貸して一年待つと、お礼としてもらえるのは10円だけなのです。

これ、逆の立場だったら絶対借りまくりますよね?
10円渡したら1年間100万円借りられるって、最高すぎません?

私なら、1000円渡して、1000万円を10年間借ります。
いろんなビジネスができそうです。

ということで、銀行に全ての貯金を預けておくのはもったいなさすぎるため、株や投資信託、債券を買って、お金を少しずつ増やしていこうとするのが賢い人のやり方です。

いつの時代も、お金持ちは決まって金貸し屋です。

つまり、子供達にも小さい頃から投資についての感覚を持たせてあげる必要があるのです。

それがお金持ちへの第一歩です。

そうすることで、大手銀行に不当に搾取されることも無くなるでしょう。

残念ながら、今の日本人は、搾取されていることすら気づいていないというのが現状です。

ぜひお子さんに金融リテラシーの高い子になってもらってください。

以下に投資を学ばせるためのお小遣いの渡し方をレベル別に解説します。
どのレベルまで行うかお子さんの状況に合わせて判断していただき、実践してみてください。

2-1. 安全運用編

まずは安全運用編です。
これのイメージは、債券だったり、安全志向の投資信託をイメージしてもらうと良いでしょう。
貯金が1万円を超えたら、お子さんに貯金を運用してみないか提案してみてください。

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