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【新年度】中学1年生の勉強をうまくスタートさせるためには#2

子どもが4月から中学1年生だけど、勉強大丈夫かな。。。。

そう思われている保護者の皆さんは多いかと思います。

小学校までの内容はなんとかついていけたものの、中学校になると内容はそれなりに難しくなります。

そして、私立の中高一貫の学校は尚更です。

学校によっては中学1年生から高校の内容をバンバン進めていくので、全くついていけずに勉強が嫌になってしまう場合もあるでしょう。

せっかくの中学校デビューですから、勉強ではしっかりと良い成績を残したいものです。

そこで今回は、中学生1年生が勉強で躓かないための重要なポイントをお伝えします。

現役教員が「これは絶対やってほしい!」

という内容を厳選しましたので、ぜひ参考にしてみてください。

前回は、「学習の時間を定めて、ルーティン化する。」と言う内容でお送りしました。

気になる方はこちらからご覧ください。

本日は第二回目です。
皆さんのお役に立てれば幸いです。

2. 学習が持続できる環境を構築する

中学生の勉強をうまく進めていくことにおいて、大切なポイントしてあげられることの2つ目は、

「学習が持続できる環境を構築する」です。

正直、これもめちゃくちゃ大切です。

「環境が全て」と言っても過言ではないでしょう。

また、この環境を制することによって、

第一回の「学習の時間を定めて、ルーティン化する。」

という目標も達成しやすくなります。

中学に入学された生徒さんには、ぜひ達成してほしい内容です。


では、なぜそれほどまでに環境の構築が大切なのしょうか。

理由は、「人は環境が良くないと勉強できないから」です。

これは、日本人のほとんど全員に当てはまります。環境に左右され、行動が決定していくのです。

そして、環境といっても色々なものが挙げられます。
机周りから家の環境、塾の環境、友人関係などなど、、

本日はそこに焦点を当ててみていきましょう。


2-1 机周りの環境

まず、勉強するときの机周りの環境です。

間違っても、スマホやタブレットを近くに置いて勉強していませんよね?

もしそうであれば、悔い改めてください。

勉強は集中力が命です。

集中できれば密度の濃い良い時間を過ごせますが、集中できずにダラダラやっていると、非効率に時間だけが過ぎていきます。

そして、スマホやタブレットの存在は、集中力を大きく阻害します。

スマホやタブレットが目に入ると、脳は、
・ゲームのこと
・友達とのメールのこと
・好きなYoutubeのこと
などなど、いろんなことが脳内を駆け巡ります。

そして、気になってしまった瞬間に、今やっている勉強への集中力やモチベーションが低下してしまうのです。

まさに勉強の天敵です。

勉強時間は、スマホやタブレットは違う部屋に置いたり、親が預かっておくことが良いでしょう。

2-2 勉強をする「場所」の環境

個人的には、家での勉強はあまり推奨していません。
※家でできる子は良いです。

なぜなら、家で勉強できる子というのは非常に限られているからです。

先ほども言ったように、家にはスマホやタブレット、テレビ、おやつなどたくさん誘惑があります。

勉強だけに集中する環境として適しているかというと、決してそうではありません。

たとえ自分の部屋でやっていたとしてもそれは同じことです。

いくら自分の部屋にいたとしても、すぐにリビングに行くことは可能ですので、誘惑に勝てない子は勝てません。

では、どうすれば良いのでしょうか。

私は、思い切って

勉強は塾や学校の教室、もしくはカフェでする。

と割り切ってしまって良いと思います。

塾や教室、カフェであれば、近くに誘惑となるものは存在しません。

まさに勉強だけに集中できる環境といって良いでしょう。

そして、人間は一度集中しだすと、夢中になってやってしまうものです。

それは勉強でも同じです。

勉強だけに集中できる環境があれば、しっかりと勉強と向き合ってくれるでしょう。

集中できる勉強場所を確保することが大切です。

2-3 友人の環境

大前提として、子どもの友人を親が勝手に決めたり、強制することは決して許されることではありません。

しかし、一緒にいることで勉強に集中できるようになる子もいれば、そうでない子もいるというのが現実です。

勉強に関して、お互いに高め合うことができるような友達が何人かいると環境としてはとても良いです。

一緒に教え合いながら勉強するでも良いし、テストの点数を競って切磋琢磨することも良いです。

勉強面に関して良い刺激を与えてくれる友達ができれば、お互いに高め合って、勉強へのモチベーションもアップすること間違いなしです。

そういった環境ができているか、お子さんを気にかけてあげてください。

そして、学校には
「勉強の足を引っ張ってくる」生徒も確実に存在します。

テスト期間に遊びに誘ってきたり、「ガリ勉だなw」とかいって馬鹿にしてくる子です。

大概そういう子は、勉強は苦手です。

自分が勉強ができないので、他の子を引き摺り下ろすことで、自分の存在価値を保とうとしているのです。

もちろん、遊ぶ時は危険を伴わない限り、子どもたちの自由に遊ばせたら良いと思いますし、つるむ友人も親が決めるべきではありません。

しかし、こと勉強する際に限っては、お互いに高め合える友人、足を引っ張ってくる友人の両方がいることを忘れないでください。


皆さんのお役に立てれば幸いです。

それではまた明日!


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