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これからの時代のテーマになる「分散化」とは何か説明してみた。

本日は「分散化」について語ります。

分散化って何?
と思われたそこのあなた。

安心してください。

基本的に「分散化」という言葉は多くの人にとっては聴きなれない言葉です。

というか、知っていたら変態に近いです。

逆にいうと、この記事を読んで、分散化に詳しくなれば、周りと一歩差をつけることができると言っても良いでしょう。

それでは、早速見ていきましょう。

1. 分散化とは?

まず、分散化についてです。

分散化とは、「これまで一部の人の手に集中していた特権や権力、利権を、誰もが教授できるようになること」です。

どういうことでしょうか。

分散化の例を1つ挙げます。

皆さんの一番身近な分散化の例として、「インターネットの普及」が挙げられます。

これは何が分散化したかというと、「情報」が分散化したのです。

つまり、情報があらゆる人の手に渡るようになりました。

かつては、優良な情報というのは、一部の人にしか渡りませんでした。

この一部の人というのは、お金持ちだったり、実家が太い人、政治的影響力がある人、学問分野に強い人、などといった人たちです。

しかし、インターネットが普及して、誰でも良質な情報にアクセスできるようになりました。

これにより、「情報が分散化した」のです。

優良な情報を手にしたことで、これまで知ることができなかったありとあらゆる情報が手にできるようになりました。

それを利用して、せいこうする人もたくさん出てきました。

つまり、分散化は大勢の人にチャンスや希望を与えることができるのです。


2. 分散化のメリット

分散化のメリットは、上述したように、まずは成功のチャンスが与えられるということです。

これまでは一部のお金持ちや権力者だけに偏っていたものが、ありとあらゆる人の手に渡るようになります。

このことにより、これまでは得られなかった恩恵を得られるようになり、それを活かすことで、成功することができます。

チャンスが今までよりも平等に与えられるようになったということができるでしょう。

分散化のメリットは他にもあります。

それは、一部の権力者の暴走を抑える効果です。

あるところに権力や利権が集中していては、一部の人が大量の利益を得ることになります。

そして、大量の利益を得たものは、往々にして暴走したり権力を濫用したりします。

政治などがその典型例です。

首相や大統領がやると決めた政策は、基本的に通ります。

例えそれが明らかに国民の民意を反映していなかったとしても、決定権があるので、言ってしまえばやりたい放題です。

もしこの権力が分散化されていたら、民意に反するような政策を施行することは防ぐことができるようになるのです。

3. 既に分散化したもの、これから分散化するもの

分散化すると、
・多くの人にチャンスが与えられる。
・一部の利権者の権力の濫用を防げる。
といったメリットがあることを説明しました。

今は「分散化」の時代です。

既に、多くのものが分散化されてきています。

これまで分散化されたもの、これから分散化されるものを見ていきましょう。

まずは、先ほど説明したようにインターネットの普及により「情報の分散化」が起こりました。

これにより、情報をうまく活用した人が成功できる世の中になりました。

そして、次に仮想通貨、特にビットコインの普及により、「金融の分散化」が起こりました。

大勢の人が相互に管理することで信頼性が保たれるビットコインという通貨が生まれたことで、金融界に革命が起こりました。

これまでは、中央銀行がお金を刷る権利を持っていたので、発行量などを自由に操ることができました。

現代は日本にしてもアメリカにしても大量に紙幣を刷りまくっていて、通貨の価値が怪しくなってきています。

ビットコインは世界中の人がみんなで管理する体制をとっているため、刷りすぎて価値が怪しくなるということは、より起こりづらいと言えます。

みんなにとって、より安全な金融がつくられるということですね。

また、「発信する権利」なども分散化されています。
これまではテレビなどの制作会社や企業のHPといったように、一部の者しか発信する権利がありませんでしたが、現在では、XやFacebook、TikTok、Youtubeなどで個人が発信できる時代になりました。

そして、クリエイターがものすごく稼げる時代がやってきたと言えます。

やはり分散化が進むと、これまでには日の目を見なかった人にチャンスが与えられるようになります。

では、次に何が分散化されるものは何でしょうか。
それは、「空間」が分散化されていきます。

現在は、仮想空間の普及に差し掛かっていると言われています。
VRゴーグルを通して、現実世界とは別に仮想空間で遊んだり、生活したりできるようになるのです。

そして、この仮想空間は、Unityなどといった3DCGの世界を制作できるソフトを使えば、誰でも自分好みの世界(空間)を作ることができます。

これまでは、誰が制作者なのかは分かりませんが、世界は1つしかありませんでした。

しかし、これからは世界すらも個人によって作られる時代が来るのです。

なんだか楽しみな未来ですね。

分散化の進んだ世界で豊かに生活できるように、一緒に頑張りましょう。

それではまた明日!

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