♯2 仕事選びってどう選べば良いの?〜現役教員がアドバイス〜
仕事ってどう選べば良いんだろう?
これは誰もが働く前は一度は悩んだことがあるトピックでしょう。
人生の一大イベントである「就職」。
できることなら、後悔なく選びたいですよね。
前回の第一回では、「成長できるかどうか」を大切にしろということをお伝えしました。
気になる方はご覧ください。
しかし、仕事を選ぶ上で大切な要素は他にもたくさんあります。
今日は、皆さんに大切にしてもらいたい2つ目の要素をお伝えしようかと思います。
結論から言います。
2つ目に大切にすべきことは
「待遇が自分の働きに見合っているかどうか」です。
待遇というのは、基本的には給料のことを言います。
最近は、現実主義の高校生、大学生が増えてきており、「給料はそんなに高くなくても良い。」という子供が激増しています。
面談で子供達の話を聞いていると、「給料」に一番重きを置いている子はかなり少なくなった印象を受けます。
しかし、大切なことは、「自分の働きに見合った給料がもらえているかどうか」なのです。
人は、自分の働きに見合った給料がもらえるかどうかで、満足度がものすごく大きく変わります。
具体的には、
自分の働きに見合った給料がもらえると「満足する」のではなく、
自分の働きに見合った給料がもらえないと「ものすごく不満を感じる」のです。
人間は本能的に、妥当性のないことをさせられると幸福度は著しく低下してしまうのです。
すると、常に自分のやっていることに不満を持つようになり、積極的に仕事をしようとする意欲を失ってしまいます。
そして、「適当にこなせば良いや」という思考になってしまうわけです。
そうすると、自分の成長にとっても良くないし、会社の成長も見込めません。会社の成長が見込めないと、今と同じような待遇が続いてしまうわけです。
負の循環が始まります。
それが常態化している会社は、はっきりいって避けた方が良いです。
社員を大切にしていない会社はいつかボロが出ます。
そんな会社には就職しないようにしましょう。
具体的には、
・残業させられるのに残業代がちゃんと出ない
・給料が明らかに相場より低い
がメインの危ない要素として挙げられます。
他にも、
・残業時間が長い
・昼の休憩時間が少ない
・振替のない休日出勤がある
・出勤時刻より前の出社が当たり前の雰囲気がある
・賞与が削られる
この辺りが複数該当すると、不満がどんどん溜まっていくことになります。
いくら「成長できる環境」だったとしても、これでは幸福度は高くはなりません。
では、「待遇が自分の働きに見合っているかどうか」はどうやって見分けることができるでしょうか。
それは、
・求人票をちゃんと見る。
・面接の時(もしくは内定通知をもらった時)に、自分の待遇をちゃんと聞く
・社内の人に聞く
です。
求人票には基本給以外にも、賞与が何ヶ月分か、残業代が出るかどうか、勤務時間など色々な情報が載っています。まずはこれをちゃんと見ることが基本となります。
また、面接の時や内定通知をもらった後に、自分の待遇をきちんと聞いておくことが大切です。
自分が想定していた給与が実際は違ったということもあり得ます。
しかし、入社した後では、なかなか増額してもらうことは厳しいです。
きちんと事前に知った上で入社を決めましょう。
そして、一番良いのは、やはり社員の人に聞くことです。
実際に働いている人が一番社内の事情に詳しいです。
知り合いがいれば一番良いですが、いなければインターンで仲良くなって聞いてみてください。
やはり、インターンに行くことは結構重要ですね。
それでは、本日覚えてほしいことは、
「待遇が自分の働きに見合っているかどうか」でした!
ではまたあした!
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