最近のニュースなどで、「FIRE」という言葉をよく聞くようになりました。

イメージとしては「お金持ち」のことを指しているようだけど、具体的にどのような人たちのことを言っているのかよくわかっていない人も多いと思います。

そこで今日は、「FIRE」とは何なのか、目指した方が良いのかを説明しようと思います。

「FIRE」について知らなかった人、言葉だけは知っていたけど、詳しい内容はわかっていなかったという人の参考になれば幸いです。

それでは早速見ていきましょう。

1. 今話題のFIREとは

まずは、FIREとは何なのかを押さえておきましょう。

FIREとは略語です。

何の略かというと、「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を取ったもので、「経済的自立」と「早期リタイア」を意味する言葉です。

つまり、経済的に自立した人が、会社を早期にやめて生きていくということです。

イヤイヤ働いている人からすると、夢のような話ですね。

従来も「早期リタイヤ」という言葉がありましたが、FIREと根本的に違う箇所は、「経済的自立」をしているかという観点がなかったことです。

働かなくても生きている「経済的自立」を果たした上で、会社を退職するのです。

具体的な金額はいくらでFIREするの？という声が聞こえてきそうですが、こちらについては、人によります。

なぜならば、お金を使う量というのは、人によって全然違うからです。

田舎で野菜を育てている人と、東京の都心で生活している人は、年間にかかるお金は何百万円も変わってくるでしょう。

その他にも、家を持っているか賃貸か、車を所有しているかどうか、家族の人数などによっても変わってきます。

個人個人にとって、「もう働かなくても生きていける」となった時点でFIREが実現するのです。

また、基本的にFIREの時点で持っている資産は、運用を行っています。

その理由は、銀行などに預けていても超超低金利のこの時代では、全くもって資産が増えないからです。

資産が増えない状態でFIREすると、使えば使うだけお金は減っていきます。
すごい勢いで減っていくことになります。

しかし、資産運用をして、自分の資産を年４〜７％で運用すると資産が減るスピードは激減します。それどころか、お金の使う額によっては、資産がどんどん増加していくこともあります。

資産運用については、こちらで詳しく説明しています。
参考にしてみてください。

2. FIREを目指すべき？

では、次に、FIREを目指すべきかどうかという点について、私の見解を述べさせていただきます。

結論は、目指すべきです。

なぜなら、FIREできる状態になることで、「自由に生きることができる権利」を獲得したことになるからです。

この状況、この状態こそが、人生を豊かに生きるために重要なポイントの１つなのです。

会社にしがみつかないと生きていけない！という状況ですと、常に会社の機嫌を伺い、会社のいいなりになって生きていくことになります。

上司にイヤなことを言われたりした時も、逆ギレしたり反抗的に噛みついてみると言ったこともできないでしょう。

それは、減給されたり、首になったりすることが怖いからです。

しかし、「経済的自立」が達成されていれば、そうはなりません。

自分のおかしいと思うことはしっかりとおかしいと言うことができ、場合によっては仕事を拒否することもできるようになるでしょう。

なぜなら、減給されたり首になっても、余裕で生きていけるからです。

会社が合わないなと思ったり、会社では自分の本当にやりたいと思うことができないようであれば、いつだってやめて、自分の事業を起こすことだってできます。

本当に自分がやりたいことを、自分で選んで実行することができるのです。

これってすごくワクワクしませんか？

FIREには、経済的なリスクを犯すことなく、自分の好きなことを思いっきり打ち込めるというメリットがあります。

会社にいても良いし、起業しても良いし、ダラダラと過ごすのもアリ、海外を巡ることだってできます。

あなたのしたいことを思いっきりできるようになるために、ぜひFIREを目指しましょう。

それではまた明日！