【IBって何?】受験候補に入れた方が良いの?
IBってなんだ、、、?
教育に関心がある方は、一度は聞いたことがある単語、それが「IB」でしょう。
ただ、初めてIBという単語を聞いたときに
「何それ?」
と思った人も多いのではないでしょうか。
間違っても鉛筆の芯の太さではありませんよ。
本日は、IBについての基本的な知識と、お子さんの受験の候補に入れた方が良いかについて解説していこうと思います。
皆さんのお役に立てれば幸いです。
1. IBとは
まず、IBについての簡単な知識です。
IBとは、「国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)」のことを指します。
国際バカロレアという言葉は聞いたことがある人も多いでしょう。
では、国際バカロレアとは何なのかという話ですが、
簡単にいうと、「国際教育に力を入れた学校」だと思って貰えば良いです。
もっとシンプルにいうと、
「英語教育が充実している学校」とか、
「異文化交流に力を入れている学校」というイメージを持ってもらうと良いでしょう。
ちゃんとした定義のようなものを一応下に書いておきますが、上記のイメージを持っていれば、必要な認識としては十分です。
以下、IBについてのより詳しい説明です。
以下が、IBの目的についてです。
2. IB認定校ってどんなことしてるの?
さて、ではIB認定校ではどんな教育がされているのでしょうか。
これもまず結論から簡単に見ていきましょう。
・英語を使った授業がある。
・国際交流の機会が多い。
・英語でプレゼンしたりスピーチする機会が多い。
ざっくりとしていますが、このような取り組みを行っている学校が多いです。
「英語を使った授業がある。」について
授業に注力している学校の場合は、英語の授業はオールイングリッシュだったりします。
オールイングリッシュとは、日本語を使わずに英語だけで授業を進めていく手法です。先生も生徒も日本語は使わず、英語だけを用います。
また、英語に限らず、「美術の時間は英語」や「社会の時間は週に一回は英語」と言ったように、英語以外の教科の授業で英語を用いるのです。
慣れるまでは大変かもしれませんが、英語力は身につきそうですね。
「国際交流の機会が多い。」について
これは、学校の留学プログラムが充実しているということです。
修学旅行先が海外だったり、希望すれば毎年海外に行けるような短期留学プログラムを展開している学校が多いです。
ホームステイのプログラムを用意している学校も多いですね。
学校によっては、全ての留学プログラムに参加すれば、ヨーロッパもアジアもアメリカもオセアニアも行くことができるような学校もあります。
ほぼ世界一周ですね。
学生の頃から多文化に触れることは、
間違いなく良い経験になるでしょう。
「英語でプレゼンしたりスピーチする機会が多い。」について
英語でプレゼンテーションをしたり、スピーチをする学校も多くあります。
伝えたい内容を自分で考えるものもあれば、偉人たちのスピーチを真似るレシテーションコンテストを実施している学校もあります。
レシテーションの具体的としては、キング牧師の「I have a dream」やオバマ元大統領が大統領に就任した際のスピーチ(ここで生まれた有名なフレーズがYes, we can)などが挙げられます。
昨今では、プレゼンテーション能力は非常に重宝されているため、良い経験になるということは間違いないでしょう。
いかがだったでしょうか。
IB認定校は、お子さんの進学先の1つとして十分に考えるべき候補の1つと言って良いでしょう。
明日は、IB認定校を受験候補にするかどうか決める際の重要なポイントについてお話しします。
お楽しみに!
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