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UNICITY Vol.2 東京ガーデンシアター初日


◾️はじめに

せっかくユニゾンのライブにたくさん足を運んでいるのに、見た聴いたそばから忘れてしまうのが勿体なく感じ、記録することにした。
以下終演後にかいたメモに基づいて、ライブの様子を記載する。
主観的な記憶に基づいているため、同じライブに参加した方が見たことや抱いた感想とは異なる可能性があるが、多少の主観差は大目に見ていただきたい。
また、この公演はユニゾンのFC限定ライブへ初めて参加したものである。様々、刺激が多かった。

◾️本題

ライブの情報

  • 日時:2024年2月4日(日) 16:00開場、17:00開演

  • 会場:東京ガーデンシアター

  • 出演:UNISON SQUARE GARDEN / イズミカワソラ

  • 演奏時間:約90分

※以降ツアーのネタバレを含む

出演者の様子

  • 貴雄さん

    • 斎藤さんとほぼ同じ髪型。髭なし。貴雄さんといえばちょいロング&髭のダンディな印象が強かったため、爽やかに感じた。

    • ステージの両脇に大きなモニターがあり、演奏中のお三方をでかでかと見ることができた。何度か貴雄さんのカメラ目線を頂戴した。眼福。

  • 田淵さん

    • 頭の中で思い描く田淵さんそのままの姿で出てきた。

    • 演奏中にイズミカワさんにすら鬼の形相で近寄っていく奇行が見られた。

  • 斎藤さん

    • 頭の中で思い描く斎藤さんより若干前髪長めの姿で出てきた。

  • イズミカワさん

    • イズミカワさんを生で拝見するのは初めてだった。コメントを求められると小声で話し、毎回小走りでステージへ入退場し、ピンクのムックみたいなトップスをお召しになっていた。とにかく一挙手一投足が可愛らしい方だった。

    • 東京ガーデンシアターは恵比寿にあると思っていたらしい。

セットリスト

  1. 絵の具(イズミカワさん)

  2. 春が来てぼくら(USG+イズミカワさん)

  3. harmonized finale(USG+イズミカワさん)

  4. ガリレオのショーケース(USG+イズミカワさん)

  5. 水と雨について

  6. RUNNERS HIGH reprise

  7. あまりにも写実的な

  8. 三月物語

  9. mouth to mouse (send you)

  10. シグナルabc

  11. オトナブルー(ユニゾンカバー企画①斎藤さん)

  12. それじゃあバイバイ(ユニゾンカバー企画②田淵さん)

  13. 強風オールバック(ユニゾンカバー企画③貴雄さん)

  14. スノウリバース

  15. いけないfool logic

  16. ナノサイズスカイウォーク

  17. Micro paradiso !

  18. I wanna believe, 夜を行く

  19. mix juiceの言うとおり(USG+イズミカワさん)

  20. オリオンをなぞる(USG+イズミカワさん)

何曲か感想

1.絵の具(イズミカワさん)
ユニゾンの出囃子を生演奏で体感。絵の具が流れる時はいつもユニゾンが登場する高揚感に駆られており、そこまで歌詞を意識していなかった。
今回は、イズミカワさんの生歌で、素敵な歌詞が耳に入ってきた。
「1人きりじゃ行けないトコへ行こう」

2.春が来てぼくら(USG+イズミカワさん)
斎藤さんによるハンドマイクでの歌唱。FCライブやユニゾン以外での演奏の場ではよくあることかもしれないが、ギタボの斎藤さんしか知らない者にとっては新鮮に感じた。
春が来てぼくらや次のharmonized finaleは、いつ聴いても心にぐっと響く曲だが、イズミカワさんのピアノと相まって、どのライブよりも感極まった。

4.ガリレオのショーケース(USG+イズミカワさん)
イズミカワさんボーカルでガリレオ。イズミカワさんの可愛らしい声色で「現実はそんなに悲しいものかしら」と聞いて、ちょっと肩の荷が降りる。
間奏中の田淵さんと斎藤さんの急接近は定番だが、田淵さんは今回イズミカワさんにも急接近して彼女を困惑させていた。

5.水と雨について
前奏が始まった瞬間、斜め後ろのファンの方が「ウォッ」と歓喜の声をあげていた。個人的にライブで聴くのはユニゾン15周年の舞洲以来。インディーズの曲を何の変哲もなく披露するという、ユニゾンの曲の「時代に左右されなさ」を目の当たりにした。

11.オトナブルー(ユニゾンカバー企画①斎藤さん)
斎藤さん「…カバー曲やります!!」
会場のUNICITY住民「うおーーー!!!!!!!」
コロッケ「???????????」
カバーがUNICITYライブの定番と知らず衝撃を受ける。
ユニゾンバージョンのオトナブルーは新鮮だったが、カバーというより「あれ、これユニゾンの曲だっけ?」というくらい「ユニゾンのオトナブルー」として成立していた。全力で歌い終わった後の斎藤さんのはにかみが忘れられない。

12.それじゃあバイバイ(ユニゾンカバー企画②田淵さん)
FCライブやユニゾン以外での演奏の場ではよくあることかもしれないが、田淵さんのボーカルをばっちり聞いたのは今回が初めてだった。
同じ3人なのに、別のバンドのライブに来たかのような錯覚。
この曲自体も勉強不足で存じ上げなかったため、調べた内容を何点かメモ。しかしなぜ今この選曲だったのかまではわからなかった。

  • SURFACEのデビューシングル。ドラマ「ショムニ」オープニング。

  • SURFACEは2010年に解散。2018年再始動。

  • SURFACEとユニゾンは2010年2月26日VINTAGE ROCK主催のイベントで共演。

  • SURFACE解散後2014年に椎名慶治さんのアルバム「I & key EN II」の制作に田淵さんが携わる。

13.強風オールバック(ユニゾンカバー企画③貴雄さん)
史上初(?)ドラムリコーダーボーカルの爆誕を刮目。たまに「ピッ↑」と音を外すところも含め、ドラムリコーダーボーカルをやりきった貴雄さんに脱帽だったし、愛おしかった。
MVのアニメーションの子がやっているももあげ(足踏み?)を一瞬真似した斎藤さんよかった。
これらカバーが3曲3様に衝撃的すぎたため、イズミカワさんをゲストに招いていることを一時的に忘れた。

17.Micro paradiso !
2サビ後の間奏、田淵さんに大接近され、斎藤さんが二重顎になって困惑していた。「デデデデッデッ デデデデデッデッ」のリズムでだるまさん転んだ状態になる3人が楽しい。

19.mix juiceの言うとおり(USG+イズミカワさん)
ゲストがイズミカワさんと分かった段階で「ミックスジュースは確定だ。やったー」とうきうきでチケットを購入したが、裏を掻いて演ってくれなかったらどうしようかと思った曲。結果、杞憂だった。生ピアノ最高だった。
「12時すぎても解けない そんな魔法があっても欲しくない 早く帰って眠らなくちゃ」と思える強さが欲しいとつくづく思う。

20.オリオンをなぞる(USG+イズミカワさん)
ユニゾンのピアノ曲もうないと思っていたら、盲点、オリオンがあった。曲始まりがピアノなことに改めて気付かされる。ピアノが本物なだけでこんなに曲の華やかさが変わるものか。
はじめはそれほどでもなかったが、何気なく入ってきた歌詞に勇気づけられてから大ファンになった曲。
ユニゾンはリズムで聴いていることが多く、何遍も聞いた後に突然歌詞の意味が頭に入ってきて感動させられることがある。曲がいいハッピー!が最初にあって、そのあとに歌詞がいいハッピー!が訪れるのが、ユニゾンの音楽の楽しいところ。

◾️総括

アンコールなし。最後は斎藤さんの「ユニゾン20周年が始まりました!」で本日のライブは幕切れ。そして、20周年の幕開け。
今年が楽しみで仕方がなくなった。

◾️参考文献


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