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2022年12月30日 Twitterを始めて5年が経った

今年の12月24日をもって、Twitterを始めてから5年の時を迎えた。

Twitterのアカウントを作ったのは2017年12月24日。
この日をもって、12月24日というのは自分の中で「クリスマス・イブ」ではなく「Twitterを始めた日」である。

Twitterを始めた当初はかなり不安な気持ちがあった。
今からTwitterを始めて果たして楽しむことができるのだろうかと。
2017年の時点で、すでにTwitterという媒体が出始めてから10年ほどの年月が経っていたし、世の中にも浸透していた。
だからこそ、今から始めたとしても、そこに自分が入る余地はないのではないかと。

実際、Twitterを始めてから最初の数ヶ月くらいは、楽しいと思うことよりも楽しくないと思うことの方が多かったと思う。
そもそもTwitterという媒体がどういう媒体なのか全くわかっていなかったし、まずそれを理解するところから始めないといけない。
自分のツイートにしたって、どういうことをつぶやいたらいいのか、何をつぶやきたいのかというのがそもそもよくわからない。
フォロワーさんと仲良くなりたいのに自分からリプライを飛ばすということも全くできず、モヤモヤとした気持ちでタイムラインを眺めることも多かったと思う。
また、Twitterの楽しみ方をすでに十分心得ているのであろうフォロワーさんたちのツイートを見ては、(あまりにも一方的すぎる)嫉妬心を抱いたりもしていた。

だけど、Twitterを始めてしばらく経ってからは、楽しいと思うことがだんだんと多くなってきた。
どういうつぶやきをしたいのか、どういうつぶやきが自分に合っているのかというのがなんとなくだけれどわかってきたし、自分のツイートに対してリプライやいいね、RTという形で、フォロワーさんから目に見える反応をいただけることも増えてきた。
また、タイムラインの皆さんの日常生活や好きなことや、何気ないことについてのつぶやきを見ると、それだけで楽しいと心から思うようになった。
それはいわゆるネタ的な内容のつぶやきじゃなくても、フォロワーさんが楽しそうにしているとそれだけで楽しい気持ちになっている自分がいる。
あと、自分がTwitterをやっていなかったらまず見聞きすることはないであろう知識や経験談についてのつぶやきを、フォロワーさんがしているのを見れたりする。
純粋にその内容自体もそうなのだが、そういうことがあったからこそ今のようなつぶやきのスタイルになっているのかと、フォロワーさんの人生の一端を知ることができた気にその度になり、とても興味深いなと毎回思ったりしている。
いわゆるフォロワーさんの「自分語り」が聞きたいからこそ、Twitterをやっているのだと本気で思う。

もっとも、楽しいと思うことばかりかというとやっぱりそうではない。
タイムラインの内外問わず、過激で攻撃的な内容のツイートを見ると毎回げんなりしてしまう。
ある程度付き合いの長いフォロワーさんにフォロー解除ないしブロックという形でフォローを外されているのを知ったりすると、その日はそのこと以外何も考えられなくなるぐらい落ち込んだりする。
あと、フォロワーさんのツイートを見ていて「楽しい」と思うということを先ほど言ったが、それは「つらい」と思うことと表裏一体で、例えばフォロワーさんが自分にはできないようなおもしろツイートをしているのを見ると、「なんで自分はこういうつぶやきができないんだろう」と思い悩んでしまうことだってあるし、自分が落ち込んでいる精神状態の時にフォロワーさんがとても楽しそうにしているツイートを見ると、(非常に一方的ながら)それだけで気が滅入ってしまうことだってある。

それでも、なんやかんやTwitterをやっていて楽しいと感じる瞬間の方が遥かに多いと思う。そしてそれはとても幸運なことに、現在に至るまでずっと続いている。


Twitterは「何が何でも絶対に続けていくぞ」とストイックになるようなものでは正直ないと思うし、実際そのような気持ちでTwitterをやってきたことはアカウントを作った当初から現在に至るまで一度もない。
それでも2017年12月24日から現在に至るまで継続できているというのは、自分にとって良い方向に影響していると感じている。

「何かを始めるのに遅すぎるということはない」という慣用句がある。
その言葉に対してかなりの間懐疑的であったし、実際それはすべての物事に当てはまるわけじゃないとは今でも思っている。
でもそれは完全に嘘っぱちな言葉じゃないと本心から思うようになった。
何歳になろうが、自分が始めたいことがあるならその気持ちに嘘をつかないでその時にどんどん始めていけばいいじゃないかと心の底から思えるようになった。
それは、5年前にTwitterを始めそれからずっと続けることができたからこそ得られた考え方であると思う。

そういうわけで、Twitterを始めてから5年の年月が経ち、6年目に入った。
これから先、今現在起きているTwitter周りのあらゆるゴタゴタもあり、そもそもTwitterという媒体がどうなるのか全くわからない。
もしかしたら明日にはなくなっているのかもしれない。
それでも、Twitterという媒体が残り続ける限りは、これから先もTwitterを続けていきたいと思っている。

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