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アルハイゼンとカーヴェについて【自分用】

おいおいついにあいつらの対話を目撃しちまったナ!!!!!!!!!!!!!!となったのでver3.2に更新された分まで含めてアルハイゼンとカーヴェについての情報をまとめなおしました。

※魔神任務第3章第5幕までのネタバレを含みます。
※極力中立の視点で考えているつもりですが、男二人の関係性を語るのでどうしても偏った思考が出ています 許してください。

ver3.1までの情報をまとめたアルハイゼンについて⇩から広げていく形で考えていこうと思います。これの最後にカーヴェについて少しまとめてあるので先に見るとわかりやすいかと思います。

1.各キャラについての情報(現時点)

アルハイゼン(Alhaitham)

皮肉ハイゼン氏
  • 草元素・片手剣?(ムービー等でサイフォスの月明かりを持っている)

  • 教令院の書記官

  • 知論派(ハルヴァタット学院属)…黒

  • 銀髪・短髪・毛先に明るいグラデーション・くそでかアホ毛

  • CV:梅原裕一郎

カーヴェ(Kaveh)

おこ―ヴェ氏
  • 草元素・武器種不明

  • 教令院の卒業生

  • 妙論派(クシャレワー学院属)…白

  • 金髪・長髪・毛先に暗いグラデーション・アホ毛なし

  • CV:内田雄馬

二人ともレスバを見てもわかる通りあまりにも人間性が合わないというか、見た目からすべて正反対のキャラづくりをされている。カーヴェが建築家という点もあり元素も今のところ特に相性がいいとは言えない草と岩などになるかと思いきやまさかの草同士で喧嘩する感じできたらしい。
この筋肉ムキムキアルハイゼンの持ち武器が片手剣(しかもサポート武器)であるため、彼よりだいぶ細いカーヴェが一体どんな武器を手に取るのかは楽しみなところ。

2.他キャラからの言及

アルハイゼンについて

アルハイゼンには気を付けて。悪党ってわけじゃないけど、いつも極端に理性的でさ、普通の感覚では受け入れられないところが多い。信じられないなら、彼のルームメイトを見てみてよ。いつも風スライムみたいにぷんぷんしてるから。

アルハイゼンについて…/ティナリ

彼は以前、私の手下を探るような真似をしましたの。教令院のやつらは鈍くて、誠実さに欠けていますわ。だから、私はそのリスクを回避することにしたんですの。子分よ、分かっていただけましたかしら?

アルハイゼンについて…/ドリー

俺は、賢すぎるやつとはあまり仲良くしたくない。やつらは自分がすべてをコントロールできると思って、常に危ない橋を渡ろうとするからな。でもまあ、例外もある。アルハイゼンはかなり安定している方だ。あいつは確かに大概の状況をコントロールできるし、さらにそれを好転させる能力も持ってる。

アルハイゼンについて…/セノ

何というか、今まで出会ったどの学者とも違う、不思議な学者さんですね…独自の発想と洞察力をお持ちだと思います。あの鋭さが、アアル村の平和を乱さないといいんですけど…

アルハイゼンについて…/キャンディス

彼は遥か先を行く知識体系を持っていて、常に思考を巡らせている。もしかしたら、この世で彼に隠し通せるものなんてないのかもしれないわね。智者からすれば、平凡な人々の凡庸さは生まれ持っての過ちと言うけれど…本当にそう?私は…それら凡庸さも含めて「私たち」にとって不可欠な一部なのだと思っているわ。

アルハイゼンについて…/ナヒーダ

カーヴェについて

カーヴェはスメールの有名な建築家で、あのよく目立つアルカサルザライパレスが彼の代表作なんだ。設計·施工当初に、お勧めの観葉植物について相談されたことがある。でもパレスが完成した後、彼はなぜか借金まみれになっちゃってね…今は後輩のアルハイゼンに助けられて、彼の家に居候してるよ。幸運って言うべきか、不運って言うべきか…

カーヴェについて…/ティナリ

大マハマトラが彼を連れて来て、ここで一緒に食事したことがある。食前の果物が運ばれてきた辺りで、彼はあの頑固で理不尽なルームメイトについて話し始めた。口を挟むスキもなかったよ。それであたしたちは、食事が終わるまで笑いを我慢しながら頷くことしかできなかった。はぁ、本当に大変だったよ。

カーヴェについて…/コレイ

私、いつも教令院の人たちを避けているんですの。あの方たちの言う様々な規則は、まるで商売に向いていませんから。まあ、あなたになら言っても問題ないでしょう。実は妙論派には、私と密約を結んだ頭の切れる方がいるんですの。私にはモラがあって、彼らには技術と職人の技がある。さらに私の行商に対しても多くのメリットをもたらしてくれましたわ。ふふっ、大商人であるドリーは、決して損をするような取引はしませんの。

ドリー自身について・妙論派/ドリー

彼は私と手を組んだことのある妙論派の一人ですの。教令院の一部の頑固頭と違って、自分の理想のために戦う人であり、私は彼を尊敬していますわ。だから、裏で彼にたっぷりとモラを貸して、私のアルカサルザライパレスを作ってもらいましたの。心優しいドリーの資金援助がなければ、今のカーヴェはなかったと言えますわね。

カーヴェについて…/ドリー

あの華やかなアルカサルザライパレスを建てたのは、彼だって聞いたよ。あんな作品を生み出せるなんて、作業中はきっと楽しくて夢中だったんだろうね。きっとみんなに披露したいという思いが、喜びやモチベーションに繋がってたんだと思うよ、まるで私がダンスを練習する時と同じみたいにね。

カーヴェについて…/ニィロウ

ティナリやコレイが直接そうと言ったわけじゃないが、二人の目はすべてを物語っていた。俺のジョークより、カーヴェの体験談のほうがずっと面白かったってな。俺の感想?うーん…あんなことで笑ってしまうなんて、逆に面白いとは思うが。

カーヴェについて…/セノ

スメールの知恵を実践することにおいて、すでに彼の理解は本質にとても近いところまで辿り着いている。ただ惜しいことに、彼の把握している真実は、この国の主流にはなれないわ。え?彼って、アルハイゼンと同居しているの?この世にこんな可能性があったなんて…

カーヴェについて…/ナヒーダ

≫≫知恵の神ですら理解し得ないアルハイゼンとカーヴェの同居≪≪


3.二人の関係性について

カーヴェはアルハイゼンの先輩
 (教令院では先に卒業した方が先輩なので、実年齢でどちらが上かは不明)

呼び方 
 アルハイゼン 一人称:俺  カーヴェ:君
 カーヴェ 一人称:僕  アルハイゼン:君

アルカサルザライパレスの設計・建造の後、多額の借金を抱えたカーヴェが後輩であるアルハイゼンの家に居候し、寝床の提供と資金面での援助を受けているという形。

3.0時点ですでにスメールシティのあちこちでレスバを繰り広げるアルハイゼンとカーヴェ
グランドバザール・NPC売り手シェバマ

よくよく考えなくても今までの長身ペア二人組たちも「義兄弟」「当主と家司」「神とファデュイ」というわけのわからない組み合わせだったが、スメールに来てまさかの「同居している学者二人」となってしまった。しかも仲が悪い。

魔神任務第3章第5幕でのカーヴェの立ち位置

魔神任務中、カーヴェの話が出てくるのは

  • ジュニャーナガルバの日前夜、グランドバザールでの作戦会議中にアルハイゼンが「…幸い最近うちには俺しかいないから、静かだな」と発言

  • 教令院にいるアルハイゼンを訪ねた際、カーヴェと口論を繰り広げるアルハイゼンがいる(一度離れてから戻ると追加で喧嘩する二人の様子を見ることが可能)

  • グランドバザールでの祝賀会にて、アルハイゼンが「…ん?鍵を一つ多く持って出かけてしまったようだ」「まあいい、構わん。」と発言

5幕にきてアルハイゼンが突然匂わせハイゼンになったなと思っていたけれど、結局本人が出てくることへ繋がっていた。掲示板と同じテンションでの口論が旅人の前で繰り広げられたが、明らかにアルハイゼンの声色に感情が乗っているように聞こえる。
お互いのことが嫌い、というよりもお互いの頭の良さの方向性が逆なあまりどんなことでも意見が分かれて反発し、この空気感ができあがっているのだろう。

旅人たちが草神奪還大作戦を行っている間、カーヴェは上からの指令で砂漠地帯で大規模な工事を行っていたとのこと。

”スメール”が”カーヴェ”を必要としていた?

個人的にはこのセリフが一番気になった。「俺の家から出ていくといい」と脅していたアルハイゼンだが、このセリフ付近では最近家にいなかったこと、どうしていなかったのかを問い詰めているように見える。「スメールがカーヴェを必要としていた」という言葉はただの皮肉かと思っていたが、見方を変えるとこうもとれる。

魔神任務中の草神救出計画において、アルハイゼンは教令院の執務室で「自分が過去に起草した”芸術禁止令”」を模倣した偽の缶詰知識をすり替えることによって陽動作戦を実行することを固めていた。
しかし、会話の中ではその”芸術禁止令”の発布のトリガーとなる”芸術家”をアルハイゼンはまだ用意できていなかったように見える。そこでディシアからニィロウを紹介され、その後グランドバザールにてニィロウを作戦の参加をもちかけた訳だが…もしニィロウを紹介されなかった、またニィロウが参加を断ったという場合にはどうするつもりだったのだろうか。
と考えると、美学・芸術に重きを置く思想を持ち、かつ自分の手元にいて信頼(は)でき、身の危険があってもまあそこまでの損失はなさそうなカーヴェをトリガーとして選ぶつもりではなかったのだろうか。
もちろんニィロウが喜んで参加を決めた時点でここの考察は意味を成さないが、アルハイゼンの含みのある言い方にこの可能性がないわけではないと考えることは無駄ではないと思いたい。

4.モチーフとなった神について

エジプト神話から

魔神任務第3章第4幕まで更新され砂漠地域のキャラが増えたが、それらはおそらくエジプト神話の神をモデルとしてデザインされていると考えられる。
3.1までの更新分からの考察で

  • セノ……セト・アヌビス

  • ディシア……バステト・セクメト

  • アルハイゼン……トト

  • クラクサナリデビ/マハ―ルッカデヴァータ(ナヒーダ)……セシャト

ではないかと考えていたが、今回カーヴェが登場したことで若干違うかも?と思ったのでまとめると

アルハイゼンのモデルと考えられるトト
知恵、書記の神であり、同じく知恵の神であるセシャトが配偶者とされていたため、キングデシェレトとの関係性と合わせてアルハイゼンの身分について重要な立ち位置だと考えてきた。

魔神任務第3章第4幕の時点では教令院所属であるプレイアブルキャラがティナリくらいで、ファルザン・レイラ・アルハイゼンなどは名前や立ち絵、魔神任務中の3Ⅾモデルからしか考察できていない。そのためエジプト神のモデルが砂漠地域のキャラのみなのか、スメールキャラのほとんどにあるのかが確認できないことを押さえておきたい。

カーヴェにもモデルとなっているエジプト神がいると仮定して考えると、候補として挙がるのはセシャトとマアトの二柱。

  • セシャトは知恵や書記の神でありながら、測量・建築にも通じており、トトと協力して仕事を行っていた。トトの配偶者であり、後に説明するマアトとトトの娘とされる場合もある。

  • マアトは法や正義をつかさどる神である。建築学との関係はほとんど見つからないが、頭に羽を挿しているという点では一致。トトの配偶者であり、前述のセシャトの母とされる場合もある。


――どちらも女神であり、トトの配偶者である。これがもし本当にモデルとして採用されていれば、モデルがトトでほぼ確実なアルハイゼンとの関係を意識してデザインされたということだろうか。

ただマアトの頭にある羽は死者の審判に使われる羽であり、おそらく聖遺物の金メッキの羽のモデルになったものであるため、カーヴェのデザインにも使われるかというと疑問が残る。

そもそものモチーフ宗教についての補足

スメールという国は音楽や景観も感じられるように、南アジアから西アジア、つまりインドやエジプトといった国の要素を散りばめている。モチーフとした宗教関連の情報もそのように、ヒンドゥー教やエジプト神話、また若陀龍王などのモチーフにもされたゾロアスター教などが織り交ぜられて作られている。
雨林側にはヒンドゥー教モチーフ、砂漠側にはエジプト神話モチーフの地名や特産品などが多いと感じるが、どちらかがこれ、といった確実な分け方はされていないので教令院所属のアルハイゼンやカーヴェのモチーフがどこの宗教の何かを特定するのは難しい。ちなみに教令院の六大学派・学院の名前はゾロアスター教の神の名前から来ている。

5.今後の二人について

ver3.2の更新分、魔神任務第3章5幕にてスメール編は一旦区切りを迎え、次のフォンテーヌ編へと繋がる。しかし、マップでの空き具合や森林書の写真を考えても、おそらくまだスメールの地域は広がると考えて良いだろう。現在解放されている砂漠の北側、かつてのヴァナラ―ナのさらに奥が解放されると考えられる。

アルハイゼンとカーヴェの出番だが、魔神任務に最初から最後まで登場したアルハイゼンは未実装であるし、カーヴェも第5幕の最後に少し顔を出した程度でほとんど情報は得られていない。今後、ver4.0を迎えるまでの間にある数回のアプデの中でまだ出番があると期待したい。また実装された後には伝説任務やデートイベントに関わってくるのではなかろうか…

個人的な予想

カーヴェが砂漠において大規模な建築をしていた…と言っていたが、そもそも防砂壁の向こうと対立しているはずの教令院が砂漠で積極的に何をしていたのかは少し気になるところである。また、あれだけ匂わせられていたアルハイゼンとキングデシェレトの関係性もまだ砂漠が残っているのであれば解決していただきたい。ここまでくると本当に頭がぶっとんいるだけの学者の可能性もだいぶあるが、存在するものすべては何かと繋がりがあるという信念を持つ人間としてはそこの関係性の有無だけでもはっきりしていただけると嬉しいですほよばーすさん。
また、ナヒーダのボイスでの二人についての言及がまだ少し理解しがたいというか、二人が何を握っているのかが明確でない雰囲気がある。モンドの長身ペアの義兄弟のように、イベント等で長期的に関係性が明かされていくのかもしれない。
特に、自分の信念に反することは正しても、他人に対する人情や貸し借りと言ったことには興味がないと断言したあのアルハイゼンが借金まみれになった先輩に対して寝床を提供し、嗜好品の酒代まで出しているという始末はやはり疑問が残る。ヒモ同然のカーヴェを見捨てられないほどの大きな借りや、それほどまでに大切で価値のあるカーヴェの天賦の才があるのだろうか…

もしアルハイゼンがキングデシェレトと関係を持っているならば、毎年年明けに実装される「神と関係性の深いキャラ(これまでの魈、八重神子)」になってもおかしくない…という考え方もできるが、この辺は定かではない。


とにかく二人の家がどこかだけでも知りたい。今回はこの辺でまとめようと思います。二人が3.4くらいまでには実装されますように。

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