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初飲み、初登り 2023.01.02

朝8時起床。TwitterのDMに山琴さんから高取山登山の誘いが来ていたのでご一緒させてもらうことにする。

近鉄から阪神に乗り入れて高速長田で降りる。長田神社の最寄り駅なのでなかなかの人。ベビーカステラの店に長蛇の列ができていた。

駅から徒歩10分ほどで長田小学校前バス停に着くので、そこで山琴さんと待ち合わせる。この日は山琴さん夫妻で来られていたので3人での登山。

「初詣」と書かれた看板の横の階段から始まり、しばらくは住宅街を突き進む。いきなりの階段なのでなかなか脚にくる。

案内に沿って真っ直ぐ歩く
ここは左。右は険しそうな未舗装の山道。
お地蔵さんにかっぱえびせんと酒。

しばらく歩き続けると最初の茶屋、清水茶屋が姿を表す。しかしこの日は休業。扉に貼られたおでんの案内も新しいので別の日は営業していそうだ。

聖地
卓球場が併設

さらにずんずん歩くと「中の茶屋」へ。ここもこの日は営業していなかったが、卓球場はどうやら開けていそうな雰囲気。高取山には卓球場(と跡地)や輪投げのポイントが点在している。そういえば新開地の駅にも卓球場があるが、卓球が盛り上がる土地なのかもしれない。
中の茶屋にはスズキナオさんのサインが。

立ち入り禁止なのがまた雰囲気を醸し出す鳥居
箱看板がまた良い

またしばらく歩き続ける。山琴さん夫妻とも話したが、高取山は絶妙に登る人のことを考えた整備をしてくれている。階段の高さから平らな道の整備までバテないように心遣いをしてくれているような感じがする。
次は「安井茶屋」だがここも今日はお休み。しかし真新しいビール瓶の入ったケースがあったりと営業の面影はある。店内にはおでんの釜もある。

安井茶屋の箱看板を見ていたらもうすぐかと思っていたらすぐだった「潮見茶屋」に到着(表記が「塩見」「汐見」もあったがお店自身が潮見を掲げているので今はそれが正しいのだろう)。
スズキナオさんの日記で知ったのだが、潮見茶屋は年内でも正月にしかオープンしないレアスポットなのだ。メニュー表ですでにテンションが上がる。
店内に入って僕は「関東煮皿盛り」「どて焼き」を注文し、山琴さん夫妻は「ホルモン焼き」「だし巻き卵」を注文。酒はとりあえずアサヒ大瓶を分け合うことに。

どて焼き&だし巻き 奥にホルモン焼き
関東煮

関東煮はじゃがいも、ちくわ、厚揚げ、大根、玉子、すじが入ったもの。醤油の塩気がたまらなく山にピッタリだ。特にじゃがいもが美味い。
さらにはどて焼き、ホルモン焼きと食べていくが噛み応えのある大ぶりなホルモンだ。これもまた美味い。だし巻きも最高だったな。

この茶屋目当てで登山をして本当に良かったと感じる場所。正月しか開いていないというのが惜しいような、特別なような。

気を取り直して山頂を目指す。それにしても高取山は猫が多い。それも人馴れしているのでニャーニャー言いながら寄ってくる子も。

そして餃子が有名な「月見茶屋」に着くが、店先に「体調不充の為休ませて!!」という張り紙が。店内のゴミ箱には山積みになった酒の空き缶が見える。それだけで忙しさが想起される。残念だが仕方がない。
月見茶屋は大正12年創業。これは1923年なのでなんと今年が100周年!!!ものすごい歴史の重みだ。これはまた今年来ないといけない。

それからしばらく登り山頂に。見渡す限りの絶景である。ここでお参りをして下山。もと来た道を戻り、下のバス停で山琴さん夫妻とお別れ。
僕は歩いて長田神社の縁日を冷やかし、そこから何を思ったのかひたすら歩き続け、湊川神社を抜け、最後は三ノ宮まで歩いてしまった。
三ノ宮ではジュンク堂で軽く買い物をして帰る。

家に帰るとさすがに脚がパンパン。スーパーで買ってきた寿司を食べる。夜はテリー・ギリアム監督作品「Dr.パルナサスの鏡」を見る。カップ酒を飲みながらみたがあまり酔わず。0時頃就寝。

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