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田中圭さんの膨大な出演作の森に分け入ってみた体験記

先日、仕事の場の流れで
「いやー、田中圭さんにハマってしまって」
「まだ夫に言えないでいるんですよねー」
と告白したところ。
その場にいた人たちに
「それは浮気だ。だから言えないんだ」
と言われまして。
「推しとリアコはちがうの!」と
蝶子さんのマネして言ってみましたが、
誰にも通じず。

しかし夫に言わないのもいろいろ不便なので
(番宣のリアタイがしにくかったり)、
こないだサラッと
「最近、ハマってる俳優さんがいるんだけど、気付いてる?」と夫に聞いてみたところ、
「あー、あの、おっさんずラブの若いほうの人でしょ?」と、
遣都さん推しだと思われてました。
(もちろん遣都さんも大好きですが!)

「田中圭さんだよ」と言ったら、
しばしの沈黙のあと
(そんなに予想外だったか…)、

「なぜあんな普通のお兄ちゃんみたいな人…」

とポツリ。
あんなに超絶ハイスペックな人類が、
“普通のお兄ちゃん”であるわけないんですけど。
そうなんですけど、ある意味、
「わかる!」(by販田部長)

フツーの人、と思われがちだよねえ。
実際、わたしも以前はそれに近い思いを抱いていた気がする。
「なんかツルッとした人だな」って。

けど今はもう圭さんの希少性に気づいて
深い沼にハマっておるので、
「人類完全体くらいのヤバさの人なのに、
それに気づかれないなんて、もうっ 
我が推し、さすが!」
というよくわかんないテンションになりまして、夫にはなんの反論もせずに会話を終えました。
まあ、私ごときがいろいろ言わんでも、
いつか夫にも伝わっちゃうでしょう、
あのすごさ。
(しかしパートナーの推しを一緒に推すに至ったマロ、どんだけふところ深くて可愛らしい人なのよ!とあらためて)

見れば見るほど深い森


さて、頭の中のほとんどを田中圭さんが占めた、沼落ち、としか言いようがない期間も、一ヶ月を過ぎようとしています。
なんか、長かったなあ…

ここらで、タナカー諸先輩たちがくれる数々のヒントを頼りに、深い森に手探りで分け入った記録をつけておこうと思います。
私と同じように動画の見過ぎで目パッサパサになりつつ森を歩いている人たち、きっとたくさんいますよね……
と希望を込めつつ。

一ヶ月で履修してきた田中圭さんの出演作はこんな感じでした。

・おっさんずラブリターンズ
・おっさんずラブ
・おっさんずラブ LOVEorDEAD
・おっさんずラブ インザスカイ(途中)
・リバーサルオーケストラ
・unknown
・びったれ
・びったれ 劇場版
・恋がヘタでも生きてます
・ヒノマルソウル
・哀愁しんでれら
・美人が婚活してみたら
・女子高生に殺されたい
・ダブルファンタジー
・図書館戦争(最初のやつ)
・Gメン
・月の満ち欠け
・俳優ホン打ち
・あな番(途中)
・アンサングシンデレラ(途中)
・死神さん
・芸人交換日記
・持続可能な恋ですか(途中)

見たなあ〜。ヒマか。

いつからか、田中圭さんの作品を見ることを自分の中で「履修」と称し始めました。
無数の出演作を前に、あれもこれも見なきゃ! と気が急いていたとき、

「田中圭、という大学に入学したと思おう」

というよくわからん発想に至ったことがきっかけです。どうかしてます。

田中圭大学では、プリズムのようにさまざまな側面を持つ圭さんを、体系的、には無理だけど、一つずつ学んでいきます。
履修すべきコース、いま確認できてるだけでも、めちゃくちゃたくさんありそうです。

1、愛されキャラのお人よし圭さんコース
2、クズ男だけどどこか憎めない圭さんコース
3、色気ダダ漏れのイケ散らかし圭さんコース
4、変態だけど美しすぎる圭さんコース
5、ピュアっピュアでかわいすぎる圭さんコース
6、憎まれ役でしかないシャレにならん悪さの圭さんコース
7、一見そっけなそうで頼れるギャップにやられる先輩肌の圭さんコース
8、職人技炸裂でもはや田中圭と認識できない圭さんコース
9、寡黙でクール、けどハートは熱い圭さんコース
10、バラエティで見られる超絶ハイスペックな素の圭さんコース
などなど……

書いててバカが極まってることに気づきました。ほんとすみません。

私が見た範囲で書いてるだけだから、もっともっとコースは存在するのでしょう。
大前提なのは、
大きくは「愛され系」に属するキャラでも、その実、1人1人の造形はまったく違う、ということ。
これこそが圭さんの真骨頂で、
だからこそ、

「多面的すぎて掌握できないから、せめて同カテゴリで括れないか」

「魅力が多層的すぎて手に負えん……
タスケテ〜…
いや、もうこれは研究対象だ。
そうだ、

わたしは田中圭大学に入学したのだ!」


という、痛々しい思考回路を辿ったのだと自分で推測します。

要するに作品の数だけ、そして番宣で出るバラエティの数だけ、違う魅力の圭さんがおりまして、新入生、途方に暮れております。

いやあ、ハモり我慢、やばすぎたなあ……
そろそろ福利厚生として、カバーアルバムなぞ出していただけないでしょうか。
曲はぜひタナカーさんたちの投票で。
曲決めるだけでめちゃくちゃ盛り上がりそうです。祭りや。

近況、晴太さんにジワる


いまは「アンサングシンデレラ」と「じぞかの」を掛け持ち視聴していますが、
いやー、掛け持ちのしがいがある2作。

前者の瀬野さんがずるいくらい素敵なのはもう言わずもがなですが、
後者の晴太さん、
ウケ芝居が絶品と称される圭さん×
結婚相談所で利用者に振り回される職員、
という設定、良さが引き出されるなあ〜笑。
お辞儀の角度が90度!っていう、
腰の低い会社員役、というのも意外に新鮮で。
晴太という名前に反して、めっちゃウジウジしてるのもまた新鮮。
けど、その裏には深い深い傷つきがあるんだろうなあ。
unknownの虎ちゃんのようにドラマティックな暗い過去ではなく、
晴太さんの傷つきは多くの人に思い当たる節がある、どこにでも転がっているもので。
どんな役もリアルにしてしまうとてつもない力がある圭さんだけれど、
そもそもすぐそこにいそうな人を演じると、
こんなにもズシン、と来るもんなのか。
これもまた、新たな発見、貴重な履修体験でした。

推しまくるうち、
自分に起こった思わぬこと


圭さんを推して推して推しまくる日々を送るうち、いつのまにか、
わたし自身が数年来抱えていたいくつかの悩みに、
「ま、いっか」という答えが出せるようになりました。
なんの解決にもなってない笑
いや、けどそもそも。
考え続けても答えが出ない悩みだったんだな。それに気づくことができた。
もう取れないと思っていたノドのつかえが取れたような。
こんなことってあるんだな。

激しくもあたたかい、
春の嵐みたいな圭さんの来襲によって、
停滞していた人生が少しずつ動き出しているのを感じています。
体のこわばりを解いてくれる、ほんとにほんとに不思議な人だなあ。

そしてその温かさは、タナカー諸先輩の方々や、私と同じように最近沼落ちした方々にも感じる気持ちです♨️
いろいろ大変なこともあるけれど、
田中圭を推せる「今」を楽しみます〜🎵

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