思えば、カジノは美しい。

僕はゲームにおいて、カジノというものが大変好きである。それは、ドラクエでもそうだし、ポケモンのスロットもそうだ。バンジョーとカズーイの大冒険でも好きだった。

僕の話になってしまうが、小学生くらいからゲームセンターが大好きだった。クレーンゲームも好きだったけど、特にメダルゲームが好きだった。ゲーム性などあまりなくとも、大量のメダルが出てくることが快感だった。

暗めの室内に、ネオン装飾が輝いている。星が綺麗なように、暗闇の中で輝くそれは美しい。そうなのだ、カジノはまず、美しい。ゲームをするしない以前に、その場所自体がエンターテイメントなのである。ラスベガスなどの大きなカジノは、見ているだけでもたのしい。というか、あんまり掛けずに楽しむのが、一番お得なカジノの楽しみかたである。

検事のパレスのカジノは、イカサマをしていた。それは、起訴されてしまえば有罪が99%の日本の裁判とよく似ていて、ほぼ、勝てない。検察が有利になるように作り上げた証拠と、イカサマはよく似ている。

カジノで一番儲かるのは、言わずもがな胴元である。ルールを決めているものが、一番強い。しかも、検察の彼女はルールをバンバン変える。自分が有利になるように。現実でも自分が有利になるように、証拠を改ざんしていったように。

正体がバレてしまった怪盗団は、これが最後のミッションになってしまうのだろうか。まだ、廃人化事件の黒幕はわからない。検事が黒幕ではない。検事の上司は黒幕を知っているみたいだ。物語は、おそらく終盤である。マックスになった知識が、友人との絆が、それを物語る。

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