タイピングの気持ちよさ

プログラマーが、キーボードをカタカタと鳴らしているシーンをドラマとかで見ると、自分もタイピングがしたくなる。小気味よくタッチタイピングをしているのを見るのは気持ちがいい。それは、ピアノやギターの早弾きに似ている。キーボードは打楽器だ。ハイテンポで、ビートを刻んでいるのだ。打楽器なら、ドラムで例えればよかったと、思う気持ちもあるけれど、やっぱり伝わりやすいのは、ピアノやギターなんだと思うのだ。

「ライター」という職業が増えたのは、圧倒的にパソコンが普及してからだと思う。それは、気軽にインターネットに文章を投稿できるという文化が根付いたからかもしれないが、もう一つの要因として、タイピングするのが気持ちいいからだと思う。だって、手書きで1000字書けって言われたらしんどいけど、パソコンだったらあっという間でしょ。早く、大量に文章を生み出せるようになった僕らは、何かを失ってしまったのだろうか。線を引きながらでないと考え出せない思考が、あるような気もする。

2万円くらいの高級キーボードを使っていたときもあったが、配線が面倒で売ってしまった。僕のiMacには4つのUSBがあるのだが、充電ケーブル、ペンタブレット、オーディオインターフェイス、優先マウスでパンパンである。プリンターを使うときには、どれか一つを外さなければならない。それはとても面倒だ。キーボードでさらに一つを使うと、さらにもう一つ外さなければならない。

しかも、そんなに文章を書く人間でもない。毎日の終わりに、noteが一つ書けたらいいな、というくらいである。これならば、純正のキーボードでも十分だ。

こんなにタイピングが好きだとタイピングしてきて申し訳ないが、僕は手書きも大好きなのである。ヌメ革のほぼ日手帳に、パイロットの万年筆で書くくらいに、書くことと文房具が大好きなのである。キーボードは「叩く」行為だが、手書きは「線を引く」という行為である。肉体を駆使している感じが、僕は好きなのである。いい字がかけると、嬉しい。限られたスペースに、文字をどう配置していこうか。イラストを入れようか。読み返してうれしいのは、圧倒的に手書きである。それは、紛れもなく「ぼく」なのである。

noteの最初に写真を入れたいが、それもなかなかにめんどくさい。撮りためていた写真を使えばいいのだろうか。僕にはあまり写真を撮る習慣がない。写真に興味があって、一眼レフも買ったが、なかなか使いこなせていない。このnoteのために、ちょっとずつ撮っていこうかなぁ。

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